500円玉貯金がついに満タン！〜全額使って私が買ったものとはいったい何！？

500円玉貯金いくらあった！？

 

トップの写真をご覧いただいただろうか。

あの写真は2020年12月29日のブログの記事で使った写真だ。

500円玉貯金満タンになると10万円になると書いてあるのでそれでドンキでこの貯金箱を買った。

 

そしてあれからまだ半年ほどしか経ってないのだが、掃除の際に500円玉貯金箱を持ち上げてみたら結構な重さになっていることに気づいた。

もしかするともう10万円くらい貯まったんじゃないか？

ちょっと開けてみるか！

 

いやいや。

ここで早まってがっかりするのは嫌だな。

 

と、どうでもいいいことに迷う老人。

最近、こういう人生の選択もめっきり少なくなった。

 

これがその500円玉貯金箱の最近の写真だ。

みなさんはどう思われるだろうか？

 

これは10万円貯まっている？

それともまだまだ全然貯まってない？？

 

なんとなく10万円貯まったのでは？と思った理由は、最近500円玉を貯金箱に入れるときに上がつかえてちょっと入れづらくなってきたのだ。

 

ということは・・・

 

まだ上部に空間があるようにも見えるが、実際は多少遊びの部分がないと500円玉がはいらないので余裕を持たせてあるのではと推測した。

 

人生にも貯金箱にも遊びは必要だ。

よし！

思い切って500円玉貯金箱を開けてみて500円玉の数を数えてみようではないか。

 

今日という日はごくありふれた1日のはずだった。

しかしそれが急に一大イベントの日に変わってしまった。

 

老後って楽しい！

 

きっかけは掃除だが、何気ないことからこんな楽しいことが始まる。

さて10万円貯まっているのか！！

 

 

 

 

 

じゃ〜〜ん！！！！

 

1山10枚。

なんと数えてみたら500円玉は201枚あるではないか！

しめて100,500円！！

 

と浮かれて喜ぶ老人。

意外に早かったな〜。

 

せいぜい貯めたのは1年くらいじゃないだろうか。

1年で10万円貯まるって魔法だな。

 

この貯金箱には『Dreams come true』と書いてある。

夢は叶った！

 

そしてこの10万円を私はいったい何に使うのか。

実は手元に現金を置いておくとせいぜい三茶のスナックで酒を飲んで、お姉ちゃんにチップをあげたりしてすぐに使い切ってしまうのがせきの山。

それならということで、その日の午後に新宿に出かけてある物を買うことに決めたのだ。

 

とっと使ってしまうのが最善の策だろうという考えだ。

自分のことは自分が一番よくわかっている。

 

我ながら分別のある大人になったものだ。

人は死ぬまで成長するもんだな。

 

そして買い換えると決めたのがこれ。

そうだ。

14年間も使ってきた冷蔵庫。

 

昨年、一度買い換えようと決めたのだが、好きなクラフトビールのジャケットのシールが増えるたびに手放せなくなっていたのだ。

しかもまだ十分冷えるし使おうと思えばまだ使える。

しかし今の最新型の冷蔵庫は電気代もかなり安くなっているに違いない。

 

ここでせっかく貯めた500円玉貯金を泡銭にしてしまう前に、最新の冷蔵庫に買い換えるという決断を下した。

 

そして私は重い500円玉貯金箱を持って新宿まで出かけたのだ。

 

ビックカメラ新宿西口店

 

新宿に着いた私はまず500円玉硬貨を自分の口座へ入金することにした。

まさかビックカメラでこの貯金箱を差し出すわけにはいかないだろう。

ちびっこでもあるまいし・・・

 

子供がお年玉を貯めておもちゃを買うのとはわけが違うのだ。

 

ATMでは硬貨は一度に100枚までしか入金できないから３回に分けて入金をした。

ATMもこんなに大量の硬貨を入れられるとは思ってもなかったのだろう。

思った以上に枚数の計測には時間がかかった。

 

今日、このATMの集金をする警備会社のスタッフは、やたら硬貨がはいっているのでびっくりするはず。

きっと子供が貯金箱のお金を入金しにきたと思うに違いない。

よもやこんな老人が入金したとは思いもしないだろう。

 

ふふ。

犯人は俺だよ俺！

 

警備員の困った顔を想像すると笑いが込み上げる。

入金を終えた私は目的のビックカメラ７階にある白物家電売り場へと向かった。

 

現在の冷蔵庫の容量は350ℓ。

ひとり暮らしだからこれでも十分だ。

しかしどうせ買い換えるならもっとでかいのにしてやろうと思い、450ℓあたりの冷蔵庫を探すことにした。

 

今ままで使っていた冷蔵庫はシャープ製で、両方からドアの開閉ができるというたいへん便利な冷蔵庫だった。

なぜなら引っ越しばかりしてきたから、レイアウトによっては冷蔵庫のドアは右開きだったり左開きだったりしたからだ。

両方から開閉できるというのは本当に便利だった。

 

なので次もシャープにしようかと思っていたのだが、結果から言うとパナソニックの450ℓの冷蔵庫に決めた。

パナソニックにしたのは、たまたまビックカメラとパナソニックが合同で販売強化キャンペーンをしているらしく、今なら特にお値引き可能ですとビックカメラの店員さんから推されたからだ。

 

そして買ったのはこれ。

NRE457PXL_W

 

見た目はどのメーカーもたいして変わりはない。

どれもただの冷蔵庫だ。

 

しかしこのパナソニックのPXタイプは、通常は一番下にあるコンプレッサーが一番上に搭載されているので、その分野菜室と冷凍庫がやたらと広いのだ。

冷蔵庫の幅は今までと同じ60cmなのに、こんなに庫内の広さが違うのかと驚いた。

 

これが一番大きな理由となってこの冷蔵庫に決めた次第。

売り場にいた時間はものの10分。

私はなんでも決めるのが早いが今回は音速を超える速さだった。

 

こうやって買った冷蔵庫は、私の料理作りの新しいパートナーとして部屋の一部におさまっている。

 

 

しかし500円玉貯金だけでは代金の半分にも満たなかった・・・

そりゃそうだな。

ひとり暮らしなのにこんなにでかい冷蔵庫を買ったんだから。

 

お金を使ってしまったから冷蔵庫の中に入れる食材が買えないじゃないか。

 

追記

 

長年、嫁が使ってきた道具が年月とともにどんどん新しいものに変わってゆく。

嫁が使っていた道具には思い出がたくさんある。

こうやって道具が変わっていくのはとても寂しい気持ちでもある。

 

ただとうの昔に道具の主人はこの世からいなくなってしまった。

 

道具もまた主人と一緒に消えていく運命なのだ。