エンディングノート〜ひとり娘に伝えておきたいこと

その他
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終活おひとりさま

▶︎自分自身について

名前:ぺこりーの

生年月日:1957年1月31日生まれ

住所:世田谷区

本籍地:練馬区

血液型:O型

 

趣味:家事、映画、温泉、観葉植物、料理、ファッション、音楽

特技:家電修理、いいお店に鼻が利く、植物と話せる

好きな食べ物:スパイスカレー、豚骨ラーメン、サラダ、ビール、ジン、ウィスキー、焼酎

 

▶︎ペット

ペットの名前:ゆいまる

ペットの種類:シーズー犬

かかりつけ医:あみ動物病院

年齢:10歳

好きな食べ物:馬肉、ケンタッキーフライドチキン、食パン

 

▶︎医療・介護

アレルギー:有り

持病:有り

常用薬:有り

延命治療:希望しない

臓器提供:希望する

 

▶︎葬儀・納骨

葬式の規模:家族葬

遺影:無し

納骨してほしいところ:散骨

 

▶︎相続財産

金融機関名:みずほ銀行

保険:無し

 

▶︎遺言

遺言書の有無:有り

保管場所:東京法務局

種類:自筆証書遺言

 

▶︎連絡先

FaceBookの友人全員

 

▶︎家族へのメッセージ

〜娘へ〜

このエンディングノートをお前が読んでいるということは、もうお父さんはこの世にいないんだな。

でも悲しまないでくれ。

お父さんは実に晴々とした気持ちだから。

 

一人っ子で育ち、両親とも暮らしたことがないお父さんに、お母さんは家族をたくさん増やしてくれた。

5人で暮らした日々は楽しかった。

お母さんには感謝してもしきれないよ。

そのお母さんに久しぶりにまた会えるのだから、お父さんは今わくわくしている。

お母さんだけあの日から歳をとっていないだろうから、お父さんがこんなに老けてしまってお母さんから笑われそうだ。

 

お前が生まれた日のことは今でも覚えているよ。

お父さんは友達と飲みに出かけてて、まさか1ヶ月も早く陣痛が来るとは思ってもなかったから慌てて病院に帰った。

初めて抱いたお前は本当に小さかった。

あの日から、お父さんの幸せはすべてお前からもらったものだ。

 

バレエの発表会、ミュージカルの公演、ピアノの発表会、高校ダンスバトル、大学のダンスサークルの公演、結婚、出産・・・

すべての出来事がお父さんを幸福感でいっぱいにしてくれた。

私の子供に生まれてくれて本当にありがとう!

 

あの頃の思い出のアルバムが5〜60冊あるが、ぜんぶ押入れのボックスにはいっているよ。

お前が描いた絵や工作、ノートやプリクラまで、1枚も捨てずにとってあるからいつか見てみたらいい。

お父さんがこの世でやったもっとも偉大なことは、お前という人間をこの世に誕生させたことだろう。

それ以外は何もやってない。

 

称賛を浴びたことや仕事での成功など、今人生を振り返ってみてもそんなものは今の気持ちを微塵も高揚させるものではない。

唯一、家族と過ごした日々だけがキラキラと輝いて、お父さんの人生を幸福に満ちたものにしてくれた。

 

もう残された家族はお前ひとりになってしまった。

でも、ちゃんと命はつながっていて、今のお前には新しい家族が増えているじゃないか。

その家族を大切にしなさい。

そしてお前もお父さんが味わった幸福感を、可愛い息子のゆうくんからもらうことになるのだよ。

 

それではまたいつか会おう!

ずっとずっと先のことだ。

また会える日を楽しみにしているよ。

 

娘へ。

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. 揚げパン より:

    ぺこりーのさん、こんにちは。

    エンディングノートの娘さんへのメッセージにウルウルです。「唯一、家族と過ごした日々だけがキラキラと輝いて、お父さんの人生を幸福に満ちたものにしてくれた」に、まさにまさに100%共感します。

    以前「死ぬのが怖い」とコメントしましたが、なぜ死にたくないかと考えれば、自分が何かやりたいとかではなく、息子の将来をもっと見ていたいからなのだと思います。どこの学校に行って、どんな仕事について、どんなお嫁さんもらって、どんなパパになるのだろう…なんて考えると、今すぐ死んでもいいとは絶対思えません。ま、うちは夫はいますが、家計の8割は私の収入なので、自分がいなくなればすぐさま生活や学費に困るであろう…というのも現実的な問題ですが(汗)。

    50歳の新米管理職には仕事も毎日ストレスで、逃げたくなることもありますが、今自分を支えているのはやはり「子どもを学校出すまでは、何があっても何を言われても辞めないで会社にしがみついているしかない」ということで、大抵のことはこれで我慢もできます。子どもって本当に大きな存在です。自殺してしまう若い方にも、他人には分からない辛さ苦しさがあろうとは思いますが「あなたが生まれて生きているだけで幸せをもらっている人が必ずいるんだよ」ということを伝えてあげたいですね。

    話し変わって、毎朝のサラダボウル、彩が鮮やかで見るだけでも元気をもらっていますが、ドレッシングはかけているのですか?

  2. ぺこりーの ぺこりーの より:

    揚げパンさん

    コメントありがとうございます!
    お久しぶりでしたね。

    スティーブ・ジョブズが言ったように仕事なんて自分の人生のほんの一部で、もっとも大事なことは家族との時間と健康だと。
    本当にそう思いますよ。
    管理職になると責任も重いし大変ですよね。
    私も上場会社の役員だったころ、役員会で倒れて救急車で運ばれたことがあります。
    極度のストレスで・・・

    息子さんを見届けたいのですね。
    西原理恵子という漫画家がいるんですが『いけちゃんとぼく』という絵本を書いていて映画にもなりました。
    この絵本に出てくるいけちゃんのようになれますよ。

    サラダボウルには、えごま油で作ったマスタードドレッシングをかけてます。
    でも、他の食材をいろいろトッピングするので、あまりかけなくても美味しくいただけるんです。

  3. パンミミ より:

    こんにちは~♪
    エンディングノート、私も何か読んでてジーンとしました。
    と共に、自分も書いとこうかなぁと思った。

    今日は母と一緒に車で片道1時間のところにある実家(今は空き家)の最終片付け、仏壇じまいの手続きに行ってきました。今後は墓じまいの相談もしないといけないです。実家を売却したため引渡し前にやることが山ほどあります。

    親達のことを近くで見るにつれ、自分はもっと「立つ鳥跡を濁さず」にしておきたいと強く思うようになりました。これから数年計画で準備はしておきたいと思う。

    うちもずいぶん前から私が大黒柱なので、経済的には私が先にいなくなった場合のほうが大変だと思うけど、実際の生活力は私のほうがないので、先日も「ゴキブリとか一人だと超苦手なんですけど。玄関ドアの電池交換(ややこしいの)とか家電で難しいのとか、そもそも仕事のPCなんかもトラブルあったら自分では対応できないし。料理しないから栄養失調になるから、あまり早く死なないで。」とか、わけわかんないこと言ってあきれられてました。料理とゴキ以外は便利屋さんみたいなのにお願いするしかないのかしらね。

    話は変わりますが、、、マスタードドレッシングいいですよね。私が好きなのが(確か)粒マスタード、アガベシロップ、お酢を同量ずつ混ぜたドレッシングです。アガベシロップは体にもいいらしくてちょっと甘さがほしいとき(玉子焼きとか)にも重宝しています。

    • ぺこりーの ぺこりーの より:

      パンミミさん

      コメントありがとうございます!
      うちは嫁が先に逝くとはまったく思ってなかったし、それもこんなに早く・・・
      人生はなかなか思った通りにはいかないものです。
      いつどうなるかわからないことに準備をするというのも、これも難しいですよね。
      どちらがいつあの世に行っても、なんとかなるものですよ。

      死ぬことばかりを考えては暮らせませんので、せめてゴキブリを退治できるようになっておけば大丈夫じゃないでしょうか。
      頑張ってください!

  4. 揚げパン より:

    揚げパンです。

    コメントはたまでも、毎日欠かさず訪れ、ランキングポチりとしてます!

    「いけちゃんとぼく」知りませんでした。せっかくなので見てみます。

    サラダは私もランチに良く持参します。一番下に雑穀ご飯、サラダ野菜を敷き詰め、上は有りモノ何でも。私もドレッシングはほとんど使わないです。簡単で美味しく栄養バランスも良く残り物消費にもなり、一石何鳥ものメニューですよね。

    また明日からもブログ楽しみにしています。

    • ぺこりーの ぺこりーの より:

      揚げパンさん

      コメントありがとうございます!
      いつもこっそりポチっていただき感謝です!

      『いけちゃんとぼく』はネットで検索するとストーリーがぜんぶわかってしまうので、なるべく検索しないでAmazonで買ってください。
      私は新宿の創刊のときに新宿の紀伊國屋で立ち読みして号泣してしまいました。
      電車の中で見たらダメですよ。

      お弁当いいですね〜。
      私も30年、嫁が作ってくれたお弁当を食べてたので、今でもお弁当が好きです。
      ごちゃごちゃ詰め込んだ感じが好きなので、朝もあのサラダボウルになった気がします!

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