無駄な時間こそが贅沢な時間だった。何もしないことが人生最大の贅沢・・・

料理
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人生には余白も必要

 

私と同年代の方なら知っていると思うが、1970年代に小川ローザさんのパンチラシーンが話題になった丸善石油のTVCM。

今ならあのCMもセクハラって言われるんだろうな。

 

その時の小川ローザさんのセリフが『Oh!モーレツ ! 』だった。

1970年代と言えば私が20代の頃。

当時は私も車を持っていたので、あのパンチラポスター見たさに車の給油はわざわざ遠くの丸善石油まで行っていた記憶がある。

 

そして『モーレツ』という言葉は大流行し、当時の日本の高度成長を支えた企業戦士たちを『モーレツ社員』と呼ぶようになった。

 

企業戦士って(笑)

 

ご当地戦隊か!

それにしても今の時代ならすでに言葉自体がハラスメントだ。

 

モーレツ社員は今の社畜とはちょっとニュアンスが違う気がする。

もうちょっと主体的でかつ一部の社員ではなく全社員を指す言葉。

 

今考えるとあのバブル期も、さすがにあれだけ日本人が働けばそりゃそうなるよなと納得もできる。

バブル期を羨む若い方も多いだろうが、あの頃のように死ぬほど働くという経験をしたいとは誰も思わないだろう。

 

そんな時代だからあの頃は、無駄な時間を費やすことこそが人生最大の悪のように言われてきた。

1分1秒でも何か生産性に繋がることをしていなければならない。

それこそが仕事であり人生を成功に導く唯一の方法だと・・・

 

会社は効率、効率と言い続け、どれだけ短い時間で最大の成果を上げられるか。

それだけで社員は評価される時代だったのだ。

 

しんどかったな〜。

そんな時代だったからこそ何もしない時間がとても贅沢な気がした。

 

無駄な時間

時間の浪費

 

こんな言葉は最低最悪の出来の悪い人間がすることのように思われていたあの頃。

しかし今考えれば、無駄な時間を持てることってどんなに素晴らしく贅沢であったことか・・・

 

そして時代は週休3日制になりつつある。

すでに実施している企業ではそっちの方が生産性が向上しているのだそうだ。

 

1970年代のバカ上司たちに聞かせてやりたいよ。

 

そして私も現役生活を終えてすでに老後生活だ。

誰も私に効率などと言う者はいない。

 

どこまでが仕事でどこからがプライベートなのか、うまく線引きでできないことをやっているので効率的には最悪だ。

もう無駄な時間ばかりでいい。

 

無駄で効率の悪いことで金を稼ぐ。

 

無駄になんでもできる時間があることが今は最高の贅沢だと思っている。

 

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老後のおひとりさまごはん

 

働いている皆さんの朝は忙しい。

しかし老後になると朝の時間もゆったりと流れている。

 

丁寧に朝ごはんを作り自分が好きなものを食べる。

これも最高の贅沢な時間だろう。

 

その昨日の朝食は納豆とベーコンエッグ

 

 

朝からサラダもたっぷり!

納豆とキムチを最近よく食べる。

そしてヤクルト1000まで飲んでるからお腹の調子もいい!

 

私の腸はきっと乳酸菌で大変なことになっている気がする。

 

 

ランチはウォーキングの途中で偶然見つけた茶そば専門店へ。

茶そば いな垣

 

偶然じゃないと見つけられないような場所にあるお店だ。

しかもこの門構えだからなかなか入りにくい。

 

 

喉越し滑らかな茶そばは普通でも結構な量だった。

私が注文したのは天ざる。

茶そばは美味しいが、このお店にたどり着くにはどの駅からも20分以上は歩かなければならない。

この暑さだから途中で遭難する可能性もあるから用心しないと。

 

 

晩ごはんはイカとタコのお刺身とほうれん草の卵とじ、カクテキ、枝豆、ザーサイくらげ。

 

 

今年初めて生の枝豆を茹でてみたがやっぱ茹でたてはうまい!

塩を多めで茹でて塩味をきかせるのが好みだ。

ビールがすすむ!

 

 

あんなにバカみたいに働いていた頃は老後がどんなものか予想もできなかった。

まさかどんな時間の使い方をしても許される時がくるとは・・・

 

老後サイコーです!

 

今日はまた温泉にでも行ってみるか。

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. 揚げパン より:

    ぺこりーのさんの今日の話、1970年代やバブル期どころか、今もバリバリ現役の価値観(?)ですよ。私も毎日上司から「効率効率、人員削減、無理?やり方が悪い、努力が足りない」と煽られ続け、もううんざり。ほんとバカの一つ覚えみたいに「効率」を語る人が多すぎます( `ω´)
    生涯現役で107歳で亡くなった画家の篠田桃紅さんも著書「103歳になってわかったこと」で言ってます。
    「なんとなく過ごす。なんとなくお金を遣う。無駄には、次のなにかが兆している。必要なものだけを買っていてもお金は生きてこない。」
    その通りじゃー!と独り言言いながら、今日もお仕事行ってきます。

  2. だりあ より:

    昭和のサラリーマンは、本当によく働き、飲みました。
    堅い業種だった私は、半ドン(死語)だった土曜の午後から遊びに行こうと、ジーパン、サンダルで(制服あり)出勤したら、朝礼で公開処刑されました。

    そんな私を上司はよく庇ってくれました。
    お酒が沢山飲めたので、よく飲みに連れて行って来れました。
    男気があって、人望があり、義理堅く、人情深くお酒も強い彼は、上層部にも重宝されていました。
    ビジュアルがこち亀の両さんにそっくりだった彼は、42歳で亡くなりました。

    エリートの中で、高卒でたたき上げ、異例の出世をし、さらに激戦の支店へ栄転して、半年も経たない頃でした。
    過労死だと思います。
    まさに企業戦士でした。

    ぺこリーのさんは、あのサバイバルな時代を、よく生き延びて来られました。
    今は、全部ご自分の時間である、至福の時をお楽しみ下さい。

  3. タカコ より:

    マスコミで働いていたので、勤務時間に好くも悪くも縛られない働き方だったと思いますが、過労でしたねー。
    実際、過労死が認定された方もいらっしゃいました。
    性格的に動いている方が好きなんですが、最近は体がついていきませんねー。
    わたしもゆったりした時間を楽しんでいきたいです。

  4. にゃんちゃん より:

    ぺこりーさん、こんばんは、主人が亡くなって、一人暮らしで、毎日無駄な時間、すごしてます、まだ幸せなんて、おもわないけど、ぺこりーさん、のブログ読んで、暇な毎日楽しみを、見つけていけたらいいなと、おもいます、温泉、コロナ怖いけど、いってこようかな、

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