老いた顔
3ヶ月ほど前に
『たった一つ!これをやるだけでシワができない』
という動画を私のYouTubeチャンネルにアップしたところ、たくさんの反響をいただいた。
『本当にシワがないですね〜』
『お肌ツルツルですね』
などなど・・・
別に自慢しているわけではないのだが、これらはお世辞も含め好意的な方達のコメント。
しかし実は、次のようなコメントもたくさんいただいたのだ。
『それはただの遺伝です』
確かにそうなのかもしれない。
しかし私の父親は、35歳で他界したので肌がどうだとかシワがどうだとかまったく記憶がない。
では母親はどうかというと、これまた一緒に暮らしたのは2〜3歳までだったことからあまりよくわからないのだ。
母親の方とはその後も何度か会ってはいるので、言われてみればさほどシワだらけの顔だったということはない。
ただ・・・
母親はパンパンに太っていてベイマックスのような顔をしている。
どうも顔のシワはフーセンガムのように拡張され、目立たないまま年老いたように思われる。
なので私がシワが少ない理由が遺伝かどうかもよくわからない。
ここで一つ弁解しておくが顔のシワが少ないからと言って、私が若く見えるとは決して言ってない。
どうも厳しめのコメントで
『年相応じゃねえかよ!』
とか
『ただの66歳にしか見えねえよ』
というコメントをいただくのであえて反論したいのだが、同年代の高齢者と比べ自分が若く見えるな
どとは思ってもないしまさに年相応の66歳のはずだ。
いくらなんでも66歳でゆで卵みたいな肌だったらおかしいだろ!
ここで色々コメントをいただいた方たちに今度は私の方からお尋ねしてみたいと思った。
あなたが60歳を過ぎた頃にあなたはどんな顔をしているだろうか?
今から想像できるかな?
YouTubeちゃんねる
生き様
男も女も重ねた年齢の分だけ顔は変わる。
これには同意見の方が多いと思うが、どんな人生を送ってきたかは誰でも顔に出るものだ。
要するに生き様・・・
私は見てのとおりだ。
私のようにすでに60歳を過ぎてしまったという方には別の質問をしてみよう。
あなたは今の顔になると若い頃に想像できただろうか?
予想通りの顔だったという方がどれくらいいるのだろう。
実は先日、スナックで酒を飲んだ帰りに危うく車にぶつかりそうになった。
その車は大型のSUVで30代くらいの男が運転していた。
ところがその男が運転席から降りてくると、私に向かってえらい剣幕で怒鳴り出したではないか。
私が悪いのか?
私も酔ってはいたが足取りはしっかりしていたはずだ。
その運転手の男の顔をよく見るとえらく人相が悪い。
一目でどんな人生を歩いてきたのかすぐにわかる輩だった。
まだ若いのに・・・
きっとこういう男が煽り運転とかするんだろうなと思いながら、いい加減うんざりした私は
『じゃあ警察を呼んで話すっか!』
と言ったところ、その悪人顔の男はそそくさと車に乗って逃げていってしまった。
私のようなか弱い老人には強面だが、警察と言われると急に怖気付く男。
いかつい輩から一瞬で小心者に変身って・・・
お前はプリキュアか?
小さい男だと思った。
逃げ足だけは大谷選手に負けないくらいの俊足だった。
なんだかこの男が、これからどんな人生を歩くのか想像できる気がした。
男だけじゃなく女も同じだろう。
60歳という年齢になって自分がどんな顔をしているのか、その顔には責任を持たないといけないと思う。
顔の造作は親からもらったものだからどうしようもないが、人相は自分の生き様でいかようにも変え
ることができるのだから・・・
幸せな人は幸せそうな顔をしているものだし、悲しみを抱えている人は本当に悲しそうな顔をしてい
る。
このブログを読んでいるみなさんは、できれば周りからいい人生を送られてきたんですねと言われる
ような顔になっていただきたい。
なぜ?
幸せそうな顔をしている人を見ると自分まで幸せな気持ちになれるからだ。
その幸せも自分の気の持ちようでいくらでも見つけることができる。
どこにでもある小さな幸せを見つけることがうまくなれば、あなたの顔はいつの間にか幸せいっぱい
の顔になれるはず。
簡単じゃないか!
幸せ
実はそういう私もつい先日、ふと幸せなんだなと思ったことがあった。
いつもなら日本に生まれたことをあまり幸せだと実感することはない。
ただ、どこかの国で戦争が始まると、平和な日本であることを相対的に幸せだなとは思う。
しかし現実は若者にとっても老人にとっても、とても生きにくい国としか思えない。
ところが・・・
先週の日曜日に朝からゆいまるくんとお散歩していた時のこと。
ボランティアの方たちが大勢で街のゴミ拾いをしていたのだ。
その時にボランティアの子供が言った一言が、今の日本を象徴している言葉に聞こえて私はみょうに
感動した。
そのゴミ拾いのボランティアの子供が言った一言とは・・・
『ゴミないね〜』の一言
そうだ。
私が住む街にはゴミなど落ちてない。
ボランティアが必要ないほどきれいな街なのである。
ただそれだけの話なのだが普段から清潔な国に住んでいるということを意識してないためか、それは
すごい幸せなことだと思った。
私が立ち止まってそんな感動を感じている横で、ゆいまるくんは背中を丸めて盛大に脱糞していると
ころだった。
今かよ!
ちょっとボランティアの子供達に申し訳ない気分になってその場を後にしたが、きっと日本に生まれ
育ったことは国民は平等に幸せなことなんだと思う。
その空気など読まないゆいまるくんは12月12日で14歳になった。
去年のゆいまるくんの誕生日は派手なコスプレでお祝いしたけど、まあ本人はちっとも喜んでなかっ
たはずなので、今年は大好きなケンタッキーフライドチキンをたくさんあげることにした。
犬の14歳というとおそらくもう私よりも年老いている。
でもほら、こんなに可愛い顔しちゃって・・・
君も幸せか?
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
25歳以降の自分はもうオマケと思って生きてきたからな 顔なんて気にしたことないかな 今の顔 ひどい吐き気こそ起きないが片方のエンジンが壊れたオスプレイの操縦士の顔に近いかもだな
ただ体重は55キロ無いよ 170弱で 白髪のロン毛で髭も少しばかり オバさんは近づいて来ないけど 女子高生は逃げて行かないよ 正直 女 飽きた
同じだと思うけど それじゃ
新年早々ゆいまる君に癒されました、、
圧倒的にネコ派なのに、
ゆいまる君は別格です。
人は見た目が9割、の推奨派でしたけど、昨年最後のワクチン会場のお手伝いをさせて頂き、さらに確証しました。
二度見してしまう位、驚く程お若い方がいらっしゃるかと思えば、傍目にも大変な人生を送って来られた?と思われる方とか、
年齢を経るほど顕著になる様な気がします。
それは年齢を重ねて本来の剥き出しの自分が顔にも
ビジュアルにも顕われるからでしょうか、、
自分が怖い物無しだと思っていた、日本が元気な若い頃
景気もこのまま右肩上がりに続くと思っていたけど、
あのバブルを境に長い暗いトンネルに入って、、
政府は景気が上向いてきた?とか言っているけど、株価だけ上がった見せかけなのは、あのバブルを体感した人なら判っている。
暮らしは驚く程便利になったけど、社会の殺伐とした空気感を感じるのは私だけ?
ともかく人が経験しなくてもいい様な事も経験して、
何とか生き延びて来ました。
そして確実なのは、それらのあらゆる経験を経た自分の顔は、あの若さに溢れていた頃より、自信に溢れた良い顔になっているという事です。
私も今の顔の方が好きです。
自信に溢れた、、は、
ちょっと盛りすぎでした
概ね満足しています、、
に修正します。
何事も程々に、、、