いつもブログを読んでいただき
本当にありがとうございます!
実は先日、東洋経済オンラインさんに取材いただいた記事が
なんとYahooニュースのトップにも転載されていて
本当に驚きました!
私が人生において一番不可能と思っていたことの一つが
このYahooニュースのトップに載ることでした
本を出すよりもテレビに出るよりも難しい・・・
おかげでYouTubeのチャンネル登録がなんと1日で8000人!!!
本当にありがとうございます
相変わらずぺこりーのは
妻が死んだことをネタに登録者を増やし
広告費を稼いで生きてます
きっと妻も天国で苦笑していることでしょう😅
妻はとっくに死んだのに
まだ妻に助けられながら生きているという
この不思議な気分・・・
私はこの話はあまり信じてませんが
人は生まれた時にはすでに
どんな人生をおくるのか決まっている
という話をよく耳にします
みなさんも一度くらい聞いたことがあるでしょう
運命?それとも宿命?
いや、そういうものを超越した
もっと神の領域の話なのかもです
もしかするとそれは本当なのかもしれないし
なんの根拠もないデタラメかもしれない
しかし、このことをネットで調べてみると
びっくりするほどたくさんの記事が出てくるから
あながちまるっきり嘘だとも
言い切れない気がします
ちょっとその説にのっかって
自分のことを振り返ってみると・・・
悲惨な幼少期も
シャイな青春時代も
望まない仕事も
産まれた時から全部決まってたってこと?
だったらそんなことで悩んでいたあの頃の俺は
いったい何だったんだ?
ただの時間の無駄だった?
つい最近で言えば
正月からインフルエンザにかかったのも
秋にコロナになったのも
右肘がおしゃれなテニス肘になったのも
みんな決まっていたというのか?
そう考えると抗う気持ちが失せますね
ただ・・・
そういう事象は別としても
人との出会いに関しては
ある程度決まっているのでは?
と考える方が腑に落ちることが多いのも事実
結婚したのはなぜ妻だったのだろう
それまでもたくさんの女性と出会ったのに
環境や仕事や趣味、嗜好などは
人生にとってたいした影響もないけど
例えば結婚となると子孫を残すという
人類存続の根源的な問題だから
もしかすると神の領域の話なのかもしれない
以前も言ったと思いますが
実は私は夫婦はどちらかが死んだ後も
ずっと夫婦として続いていると思っています
そう思うようになったのは
妻の死後、数年経った頃でしょうか
はっきりといつだったかは覚えてませんが
ある日、確信に満ちた感覚を感じたことは
今でもよく覚えています
肉体は死んでも魂は残るとか
あるいは仏教的な成仏とかいう話ではありません
もっと精神的なもの
誤解を恐れずに言うと
冒頭に話したことと通じるところがあると思うのです
産まれたときから
出会うことが決められていた相手とは
どちらかが死んでも
今世の絆は自分が死ぬまで続くのではないか
ということです
ちょっとニュアンスが難しいですが
自分が科学的ではないことを
言っている自覚は当然あります
そしてそういう非科学的なことを
一番信じない私がそう言ってるのです
幽霊もUMAも輪廻転生もツチノコも
そういう超常現象的なことを一切信じない私が
夫婦の死後について語っているのですから
大笑いですね
バカげた話なのもわかっています
なんならここでブログを読むのをやめる人が
大勢いそうなことも重々承知の上!
でも・・・
やっぱりそう思うのはなぜだろう
夫婦はどちらかが死んでも
ずっと夫婦であり続けるんだと
あの日、世界から色が消えた
モノトーンのフィルター越しでしか
世の中が見えなくなった
なんでみんな笑っているのか
なにをそんなにはしゃいでいるのか
自分だけが暗闇の中でグルグル回っていた
生きているのがやっとという状態だった
ただ息をしているだけ
ようやく一歩前に進もうと心が動いた時
何かを始めようと思った時
スーッとモノトーンのフィルターが消えた
料理を始めてみた
キッチンには妻が長年使い続けた
調理器具がたくさんあった
これを使って料理を作ってくれてたのか
そばつゆは4:1:1って言ってたっけ?
味噌汁の味噌は火を止めてから
野菜は新聞紙に包んで冷蔵庫へ
お米を研ぐときはいい水で
わんこのご飯はドライ30gにヨーグルトをかけ
ボイルしたさつまいもと人参をトッピングする
妻がやってたこと教えてくれたことを
少しづつ思い出しながら
ご飯を作る
ありがとうと言いながら
一人でご飯を食べる
妻は一緒に暮らした30年の間に
いろんなことを私に教えてくれました
料理だけではありません
友人を大切にすること
弱い人を助けること
お世話になった人に礼を尽くすこと
たくさんのことを私に教えて妻は亡くなったのです
妻が亡くなった後、数年が経った頃
私は人生とは何か
人が生きる意味とは何なのか
私たちが一番知りたいこの問いの答えに
ハッと気がついたのです
夫婦のどちらかが先に死ぬことで
残された方は人生の意味を知る
私は妻が死んだことで
生きる意味を教えてもらったのです
きっと夫婦でなければわからないことでしょう
妻が亡くなっても
命は娘から孫へと繋がれ
そして娘もまた
私たち夫婦のように
いつか生きる意味を
知る日が来るのでしょう
時が立ち
私も役目を終え
この世を去るとき
ようやく夫婦は
終わるのだと思います
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!