看取り
今、思い出してみると
私が身内や友人、知人も含め
亡くなる瞬間に立ち会ったことがあるのは
私の妻が初めてでした
誰かが亡くなるということ自体が
そうそうあることじゃないですが
祖父や祖母、父親などの近い肉親でも
亡くなる瞬間に立ち会ったことは
記憶にある限り一度もありません
誰も看取ったという経験がないのです
そう考えると
妻を看取ることができたというのは
最悪の状況、最悪の精神状態でありながら
唯一、とても良かったことなのでしょう
看取るとは亡くなる直前に立ち会うことですが
他にも最期を迎える前から看病し
寄り添うことを意味するのだそうです
そういう意味で言えば
私は妻が倒れてから亡くなるまでの3ヶ月間
ずっと看取り続けていたことになります
平日は仕事が終わると会社から大学病院まで行き
妻のカサカサの唇にリップクリームを塗り
イヤホンを耳につけてあげて
i-Podで飼っていたワンコの声を聴かせたり
妻のスマホに録音されていた音楽を聴かせ続けました
一度、女性の看護師さんに定期的にリップクリームを
塗ってもらえるように頼んだことがあり
そのことをブログに書いたところ
どこかの看護師と思われる方から
『看護師は忙しいのでできることは家族がやるのが常識です』
とコメントで注意されました
しかし、妻が入院していたのはICUなのです
ICUは一般の病室とは違い面会時間はとても短かくて
しかも完全看護なので
短い時間に家族ができることはほとんどありませんでした
入院していた3ヶ月間はICUから出ることはなく
私の看取りの時間はICUで終わりました
壮絶でとても辛い3ヶ月間でしたが
私と娘にとっては
何物にも代え難い家族の時間でもありました
看取りの時間があったということは
今思えば本当に良かったです
妻にとっては苦しい時間だったかもしれませんが
私にとってはあの時間がなければ
妻の死をとても受け入れられなかったでしょう
別れの時間
あの経験から、できれば私が死ぬ時も
短い時間でもいいので家族や友人たちに
最後の別れが言える時間が与えられれば
いいなと思っています
ところがある方からこんなコメントをいただきました
その方は酒を飲みすぎて脳出血されたそうで
人生が一変されたと書いてありました
脳出血を含めたいわゆる脳卒中という病気は
今でも日本人の死因の4位ですので
たいへん怖い病気です
生き延びても長く後遺症に苦しむ病気なので
確かに人生は一変するかと思います
その方は私のYouTubeチャンネルの動画を見て
だから酒はほどほどにしておけよという
忠告のように思いました
お気遣いありがとうございます
脳出血でも脳梗塞でもコロリと逝っちゃえば
いいのでしょうが
障害が残って長く介護されながら
生きるのは確かに辛いことです
しかし・・・
もうかれこれ50年も酒を飲んできて
今さら酒をほどほどにしてみたところで
なんか意味があるのでしょうか?
おそらくもう血管もボロボロのはず
数年前に行った脳ドックでも
小さな脳梗塞がいくつかありますね〜と
医師に言われたので
遅かれ早かれな気がしています
逆にこの歳まで何の症状もなく
生きてこれたことに感謝です
酒を飲み過ぎると脳出血の確率がおそらく
上がるんだと思います
酒を飲むと中性脂肪の値が高くなる
中性脂肪が血管を傷つける→脳の血管が出血する
実に簡単なロジックです
ただし確率の話なら
私が昨年やった遺伝子検査の方が
より確率の精度は高いと思われます
ほぼ、がん確定!
遺伝子検査の結果については
以前のブログでも詳しく説明してますので
ここでは省略します
まずこちらの遺伝子を見ていただきたいのですが
脳梗塞、脳卒中とも小という結果になってます

Screenshot
これは遺伝的な確率は低いということです
なので、確かに酒は飲みますが
脳の血管が原因の病気は大丈夫な気がしてます
ところが私の場合、問題なのはがんなのです
これ、今見ても本当に具合が悪くなります!
まず肺がんですが
ご覧の通り大という判定
実は私の叔父は60歳そこそこで
肺がんで亡くなってるんです・・・
ヒェ〜〜〜!!!
次に消化器ですが
なんと大大大のオンパレード!

Screenshot
高い金払ってるんだから
ちょっとは気を遣えよと言いたくなるくらいに
容赦無く大判定ばかり
泌尿器では膀胱がんが大!
骨肉腫も大!
リンパ腫も大!
(笑)
ここまでがんの遺伝子が強烈だと
もう笑うしかないんですよ
これだけの多岐にわたってがんの可能性があるんなら
何をどう改善すればいいのか・・・
無理でしょ!
結果的に私はがんで死ぬのは
もう間違いなさそう!
これを見てよもや私が脳出血で死ぬなんて
断言する人がいたら
あなたが病院に行くべきです!
ということで、私に酒の飲み過ぎは
脳出血になるよとご忠告をいただいた方には
感謝は申し上げますが
残念ながら私はがんで死ぬと
遺伝子が申しておりますので悪しからず
どうやら妻と同じように私も
みなさんにお別れを言う時間はありそうです
ということは!
下手に酒をやめてストレスを溜めるよりは
酒は浴びるほど飲んでストレス発散した方が
少しでもがんの抑制になりそうなので
頑張って酒を飲もうと
決意を新たにしました!
追伸
遺伝子検査はよほど覚悟してやらないと
私みたく死刑宣告になるやもです
ケンチャナヨ〜
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!