高市新総理が頑張っている
まあこの先、具体的にどうなるのかなんて
まだまださっぱりわからないが
外交デビューとなったASEAN首脳会議にしろ
トランプ大統領との初会談にしろ
いずれも相当なプレッシャーだったと思う
それをうまくこなしたのだからまずは拍手を送りたい
別に高市さんを応援しているわけではないが
敵とか味方とか関係なく
頑張っている人には拍手を送りたくなる
最近、テレビでいろんなニュースを見ていて
一つ印象に残ったのは高市総理の笑顔だった
日本初の女性総理だから否が応でも注目が集まる
そんな注目される中
スピーチでも記者会見でも
高市さんはいつでも笑顔を絶やさない
やっぱり笑顔っていいなと思った
笑うとどんな人でもチャーミングに見える(ディスってません)
日本の歴代の総理大臣はみんなおっさんだった(ディスってます)
笑顔が印象に残っているおっさんは記憶にない
高市さんだったら
次の国会中継でも見てみようかという気になる
笑顔は人を動かすんだなきっと・・・
ワールドシリーズで優勝を果たした
ドジャースの大谷さんも笑顔の時が多い
いつも笑顔でいる人って
いろんな人に祝福されて育ってきたような気がする
生まれる時もご両親に祝福され
周りからの愛情をたくさん受けて大人になる
祝福されて育った子供は自己肯定感が強く
明るくポジティブな思考を持つんだそうだ
そんな子供時代をおくれば
きっと笑顔は自然と出てきて当然だろう
その笑顔を見て私たちのような周りの人間は
幸せな気持ちにもなるから
誰かに送られた祝福は多くの人々に伝搬して
世の中を明るくする
なんて素敵なループなんだろうか
それに引き換え・・・
私は動画を公開前にチェックするため
何度か再生することにしている
チェックしているときにいつも思うのは
まったく!ぜんぜん!ピクリとも笑ってねーなー
作り笑いでもいいから笑ってみろと言いたくなる
まあ、一人で撮影しているから
何も面白いことはないわけで
だから笑えないのはしょうがないとも思うが
しかし、せっかく顔出ししてるんだから
もう少しにこやかにできないものか
高市さんなんか
誰か笑かしてるわけでもないのに
あの笑顔だ
きっと私はもともと仏頂面なんだろうな
たしかに子供時代に祝福された記憶もないし
親の愛情なんて
両親がいなけりゃどうしようもないじゃないか
最近『忍者と極道』というアニメを見ているが
これがなかなか面白い
ただ忍者と極道が敵対して戦うというだけのアニメだが
どちらも人間を超越していて
そのバカっぽいバトルにハマっている
そのアニメの忍者側の主役が『しのは』という少年だが
この少年があるトラウマから笑えなくなってしまった
少年が笑えないことが
このアニメのストーリーにはたいした影響もないのだが
笑わない忍者というものがどんな顔をしているか・・・
それだけでもうキャラ設定は十分となっている
笑わないから友達が一人もいない
笑えないからいつも目つきが悪い
笑わないというだけで
少年はもう人生の半分くらいを
損している
これはアニメの話だが
現実にも笑えない人生だったという人が
世の中には大勢いるのだろう
私のように両親がいないとか
両親がいたとしても虐待や貧困
あるいは宗教2世とか・・・
幸せとはほど遠い子供時代を送った人たち
親じゃなくても
学校でのいじめや差別
肉体的に死に追いやらなくても
心の殺人者は今の日本にもどこにでもいる
でもどんな境遇にいる人でも
やっぱり人生は笑って過ごした方がいい
自分には祝福も愛情も無縁だったとしてもだ
笑顔は幸福度に比例していると思うから
日本には八百万(やおよろず)の神々がいるそうだ
八百万とは特定の数のことではなく
数えきれないほどの神が存在するということらしい
誰からも祝福されずとも
誰からも愛情を与えられなくても
数えきれないほどの神様がいるのなら
いずれかの神からの祝福はあるに違いない
だから諦めずに笑顔で生きよう!
幸福な時間はいつも短かった
だから不幸だってそんなに続くわけがない
妻と暮らした時間もあっという間に終わった
あの頃の私は妻とよく笑っていた
妻が私をいつも笑顔にしてくれていた
でもあの日
病室の電子音が止まった時から
笑って話す相手がいなくなった
終わりってこんなに静かなんだなと思った
またあの頃のように笑いたい
八百万の神々の祝福は
まだだろうか

 

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
締めの一文の "八百万の神々の祝福は まだだろうか″
起承転結のうまさ、今回も脱帽です