味の素というネーミング、化学調味料という呼ばれ方。これが40%しか使われない理由では?

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あるけど使わない

 

どうでもいい話だけど、味の素というあの白い結晶の調味料。

日本の家庭では40%しか保有されてないそうだ。

実は私もその40%の中の1人。

 

ただ全然使わないので味パンダくんのオブジェと化している。

去年だったかな。

自作のラーメンばかり作っていた頃に買ったものだ。

 

使わないので捨てようかと思って消費期限を探すがどこにも表示がない。

それでネットで調べてみたら、なんと味の素には消費期限がないとのこと・・・

やっぱ不思議な調味料である。

 

食品で唯一有機物でないものは塩だけだと思っていた。

味の素も有機物ではないのかな?

 

考え方によっては結構画期的な商品であるにもかかわらず、昔から風評被害にあってきた味の素。

私が子供のころ、親戚に頭がちょっと弱い叔父さんがいて、その叔父さんは味の素を食べ過ぎて頭がおかしくなったと聞かされていた。

 

きっと根も葉もないそれこそ風評なんだろうが、そういうことがあちこちでまことしやかに語られるものだから、味の素は危険な調味料というイメージが根付いたと思う。

企業からすれば実に迷惑な話だ。

 

そんなこんなで味の素は、日本では40%のご家庭でしか保有されていないということなんだろう。

それがわざわざニュースになっているというのも面白い。

 

日本国内での不人気ぶりはさておいて、実は東南アジアでは爆発的に人気がある調味料なのだ。

なんと80%以上のご家庭で使用されているらしい。

 

私もどこかで聞いたことがあるが、アジアの料理には必ず味の素が使われているそうで、味の素なしでは料理が作れないと言われるほどだそうだ。

まあ、日本でも直接味の素を料理に使わなくても、いろんな出汁や調味料、食品に味の素が入っていないものはほとんどないので、間接的には誰もが口にしていることになる。

 

なぜなら化学調味料が使われていない食品や調味料には、わざわざ『化学調味料不使用』と表示されているからだ。

ということはその表示がなければほぼ味の素が使われているということ。

 

『化学調味料不使用』という表示が消費者の購買意欲につながるとするならば、そこまで悪者扱いされるのかとちょっと可哀想でもあるな。

だいたいこの『味の素』というネーミングが私的にはいただけない。

昭和を通り越して明治時代のようなネーミングだ。

 

あともう一つ悪者に見える要素が『化学調味料』という呼び方だろう。

化学調味料って言葉を聞くと原料は石油か?と思うほどイメージが悪い。

味の素もしきりに原料はサトウキビであることをPRしてはいるがまだ足りない。

 

もっと世の中の文脈を変える努力をしなければ、いつまで経っても『化学調味料不使用』という金科玉条のような言われ方は無くならないだろう。

そして味の素のイメージをもっとも悪くしているのは、私はこれじゃないかと思っている。

 

あの白い結晶だ。

あの結晶を何も表示のないビニール袋に入れて、私が手に持って交番の前でダッシュしたら絶対にお巡りさんが追いかけてくる。

 

そして白い結晶を取り上げられて、お巡りさんに

『いつも使っているのか!!』

と厳しく問いただされるのだ。

 

私が

『はい、たまに・・・』

と答えると。

 

お巡りさんは

『たまにでも罪は罪だ!』

とわけがわからない展開にきっとなる。

 

それほどあいつは見た目が怪しい。

もっと誰にでも好まれる姿にすればよかったのに。

 

見た目、ネーミング、呼ばれ方。

どれをとっても食卓にふさわしくないのが味の素だと思える。

 

あの白い結晶を食べ物にかけて食べる姿って、まさにシャブ漬けの極みのような光景にしか見えない。

 

まあそういう要素は置いといても、どうも旨味成分だけを化学的に抽出して食品に添加するというのも個人的には不自然に思える。

 

それでも100年以上も売られ続けているという何もかもが不思議な商品だ。

 

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老後のおひとりさまごはん

 

昨日の朝食はしらす丼

化学調味料不使用。

 

 

新物の釜揚げしらすが安かった。

う〜ん、春の味だ!

 

 

ランチは化学調味料入り辛ラーメン。

やっぱ麺は日本のインスタントラーメンの方がうまいな。

インスタントラーメンだけはそうとう食べたから、日本のインスタント麺のクオリティは熟知している。

 

 

 

晩ごはんは肉じゃが。

新じゃがと新たま、新人参で作る肉じゃがは最高だ。

 

 

汁が煮詰まった状態でちょうどいい味にするのはなかなか難しい。

今日の出来は100点!

じゃがいもも煮崩れる寸前だし玉ねぎはほとんど煮込んでない。

 

 

もう一品はスーパーで買った長崎一口餃子。

これを見つけたのですぐに買った。

普通の餃子は滅多に食べないが、九州の一口餃子ならいくらでも食べれる。

 

 

20個あったが楽勝で食べきった。

 

 

皮の厚いもちもち餃子もうまいが九州の一口餃子は本当にビールに合う。

お腹にもたまらない。

 

私は以前オーガニックの会社にいたので、当時は化学調味料は最も忌み嫌われる敵のように言われていた。

しかしそんなに目クジラ立てなくても、街のラーメン屋のラーメンで化学調味料が入ってないラーメンを探す方が難しい。

 

私は使いたい人は使えばいいし、働きながら自炊している人にはうってつけの商品だと思う。

料理にただ振りかけるだけで美味しくなるのだから。

 

スプーンに入れて火で炙ったり注射したりする必要もない。

 

簡単で美味しいのが一番。

 

 

 

※昨日もコメントありがとうございます!

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. 揚げパン より:

    味の素、40%もの家庭にあるという方が驚きです。自分も母も購入したこと無いですが、祖母はよく使っていたそうで、その理由が「頭が良くなるから」だそうです。
    祖母の末っ子、私の母の弟は頭の弱い子(知恵遅れ)で、少しでも良くなるように、と使い続けていたそうです。
    ペコさんの親戚中では逆に「使いすぎて弱くなった」と言われていたそうで、うちと真逆なんで、やっぱり怪しい〜と思いました😅。

  2. 経堂 より:

    味の素は母が使っていました。私は使おうと思った事ありませんが、化粧品が発売された時(あっ、『味の素』ってアミノ酸で出来ていたんだ〜💡)って勝手に思い込みました。
    未だに成分は確かめていませんが…
     
    餃子🥟美味しそうですね。最近は焼くのが面倒なので水餃子ばかり。
    味の素の焼くだけ餃子、美味しいとは思わないけど、安いし手軽だし失敗しないしで買ってしまいます💦

  3. ぷりん より:

    味の素懐かしいです。
    子供のころ、ふりかけてましたねー。
    おひたしにかけると、劇的に美味しくなった気がします。
    風評が悪くなって、使うことはなくなりましたけど、昭和の思い出って感じかな。

    わたし的には、スイカに塩の方が違和感あります😅

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