最近の天気予報
私がスマホで見ているお天気アプリだが、最近のその精度にびっくりさせられる。
『◯◯時に世田谷区に雨雲が近づいています』
と通知が届くと本当に空一面が雨雲で覆われてそして雨が降り出す。
これまでの経験ではおそらく90%以上の確率で当たっている。
うちの近所を誰か見張っているのか?
そう思うほどの正確さだ。
人の行動を予測するのはAIにでもインプットすれば学習できると思うが、天気のような自然現象をここまで予測するってそんな簡単なことじゃないだろう。
それが無料のアプリでできるとはね〜。
こんな未来を予測していた人がどれくらいいるだろうか。
私たちはすでにその未来を経験したから納得できる。
しかしもし経験していなければ、あなたの家に何時に雨が降ると当てた途端に変人扱いだ。
この手の能力は雨が降る前に膝が痛み出すおばあちゃんか、髪の毛がボワンと広がる癖っ毛のお姉さんと相場が決まっていた。
ただそれも雨が降り出す時間まで予知するほどのものではない。
私が最近見た映画で、『イントゥ・ザ・スカイ〜気球で未来を変えたふたり』という映画があった。
高いところが苦手な私は、最初から最後までチ◯コがゾクゾクして身悶えしながら映画を見た。
これは男だけの症状なのか?
酸素ボンベもなしで高度12000mまで到達したという記録は、今でも破られてないらしい。
つうか、誰もそんなことをしようとは思わないだろうが・・・
この映画は実話だから本当にこんな言葉が交わされたんだろう。
気球に乗った二人のうち気象学者の男性の方が、到達高度の記録を抜いたあたりでこういうことを言う。
『今は凍るように寒いが、これから太陽に近づくから暖かくなるはずだ』
今なら小学生でもそんなことはあり得ないと否定する。
しかし高度が上がるにつれ気温はさらに下がり二人は凍傷を負う。
そして低酸素状態になり意識を失い命まで落としそうになる。
人類が経験したことのない高さまできて、初めて上空に上がるにつれ気温が氷点下まで下がることを気象学者は知るのだ。
人類初めての経験だ。
この時の気球での観測がなければ、おそらく気象学という学問はもっと遅れていたかもしれないと思った。
それほど経験するって大事なことなんだな。
今の学問の発展の裏にはこうやって命をかけて経験した人がきっと大勢いるんだろう。
そのおかげで世田谷区に雨が降る時間がタダでわかるようになったのか・・・
勇気を持って気球に乗ったあの二人に感謝しなければならないな。
実はこの映画では、当初は気球で気象研究するための予算が通らなかった。
なぜなら多くの人たちがそんなことをしても無駄だと思っていたからだ。
そして反対する人たちはただの想像で無意味だと大声を上げる。
天気が予想できることでなんのメリットがあるのかを想像できないのである。
しかし気球が地上に帰還したのちの気象学者による報告を聞いて、みんなは手を叩いて称賛した。
それは勇気を出して実際に経験した人の言葉は真実であるから、誰も反対などできないのだ。
この映画を見て、人生において経験するということはとても貴重なことであると再認識させられた。
話は現実に戻るが、ネット上には老後の不安を煽るようなことがたくさん書かれている。
ファイナンシャルプランナーたちは若い時からやれ貯蓄だ、やれ投資だと書き立てている。
若者にとって、高度12000mの上空とはまだ経験したことがない未知なる老後と同じだ。
しかし私はすでに老後になった。
ところが、私が若い頃に想像していた老後とはずいぶん違うなというのが正直な感想だ。
地上にいて想像する12000mもの上空とは、ただただ不安と未知の世界だった。
ところが実際に私も高度12000mを経験してしまった。
なんだ!
ぜんぜん平気じゃないか。
というより快適だ。
今はまだ若いみなさんももれなく全員が気球に乗っている。
いずれ高度12000mを自動的に経験することになる。
その不安な気持ちは私も経験したからわかりはするが、いたずらに恐れることはない。
むしろ気球が上がっていく景色でも見てみたらどうだ。
自分が辿ってきた人生がどんな景色だったのか、ちょっと気球から下を見下ろしてみるのもいい。
そして高度12000mに到達したなら、自分達がいたずらに不安を感じていたことが滑稽に思えるはず。
体はあちこち痛い。
年金の支給額も若い頃の収入と比較すれば子供のお小遣いだ。
しかし制限のある生活だから人は知恵が湧く。
ちょっと酸素は薄いが上空の景色は素晴らしいぞ!
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食。
予定通り前日の豚バラ卵とじをごはんに乗っけて食べた。
うま〜い!
きのことわかめの味噌汁には生卵入り。
具沢山だから結構野菜も食べている。
そして昨日は新宿まで映画を見に行った。
テレビでキングダム1を見たら面白かったので2を劇場まで見にいった。
普通なら見ない映画だけど、豪華な俳優陣の顔ぶれを見るだけでも楽しめる。
昨日はグリーンのニットのフレアパンツに派手な柄のオープンシャツという格好。
このグリーンのパンツはラクーアのWEGOで買ったものだ。
WEGOといえば10代の若者のブランドである。
だから同じ色のパンツを履いて歩いている10代の若者と何度かすれ違った。
私が同じパンツを履いているのを見て死にたくなっただろうな。
ぷぷ。
ザマーミロ!
映画の後は一人反省会。
小田急ハルクの地下にあるビアホール『ミュンヘン』。
シュタイナージョッキ。
1リットル入る。
ドイツの定番ザワークラウト。
私も何度かザワークラウトは作ったことがあるが、このお店のザワークラウトは美味しい!
さすがだな。
サービスメニューだったからフライドポテト。
これもドイツ料理の定番『っっっっっっっっっっっっc』。
普通は骨つきだけど骨はついてなかった。
ハーフ&ハーフで反省会は終了。
映画を見た後はすぐまた映画を見たくなる。
次は何を見ようかと考えながら、映画の後こうやってビールを飲むのが何よりの楽しみだ。
映画は現実ではあり得ないことを疑似体験させてくれる貴重な娯楽だ。
この前は気球に乗って12000mまで飛んだが、今日は戦国時代の中国で人をぶった斬ってきた。
さあ次は何を体験してこようか。
一応、予定は立てている。
次は私は恐竜を助けに行ってくる!
※昨日もコメントありがとうございます!
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
いつも楽しみに見せて頂いてます。歯切れのよい文章、共感するあれこれ、
<ちょっと酸素は薄いが上空の景色は素晴らしいぞ!> うまいです。
おはようございます
ぺこりーのさん。
今日も名言出ました!
ちょっと酸素は薄いが〜
私も👏👏👏です。
そして、ぺこりーのさんのファッション。
前に、「年甲斐もないは褒め言葉」と書いていらっしゃったのを、心に留めています。
私も、若者とかぶったらザマーミロでいきたいです。
そして、ぷぷぷ。
私はエルヴィスを観ました。二子玉ですが、1日2回の上映、、少なっ。
ま、そんなもんですね。
全盛期を知らない世代ですが、20代の頃のヤンチャな顔して、ダボダボのスーツをカッコよく着て、ツイスト?のステップで踊るエルヴィスは、カッコいいなと、
映画みてから、YouTubeでエドサリバンショーなど、その頃のエルヴィスを何度も観ています。
映画自体は、なんだかかわいそうで、スッキリはしなかったですが。
私も次は恐竜予定です。
去年見て面白くて、最近アマプラでやっていて、また見てしまったMr.ノーバディ、B級映画の傑作です。
最高の人生のつくり方 も、大人の味わい深い映画です。
往年のマイケル・ダグラスが渋くて素敵でした。