年金に頼らないで生きるために何をするか
All Aboutマネーにアメリカの会計士さんの記事が投稿されていて、その記事を読んで私は激しく共感した。
その方が書かれていたのは、現役時代を老後の準備で終わらせてはいけないと言う記事。
執筆されている方も写真を見る限りまだお若いようだった。
まあ私も同じようなことを何度もブログに書いてきたが、この方のおっしゃる通りだと思う。
ある雑誌で、ファイナンシャルプランナーが大卒の新入社員に対して、若いうちから老後に備えて貯金しなさいとアドバイスしていたそうだ。
それにたいへん違和感をもったとこの方は書かれている。
私がもしその記事を読んでいたら、ここでボコボコにしてやるところだ。
これから日本を背負って立つ若者たちに対して、今から老後の話っていったい何を考えているんだ。
もっと人生の先輩として若者たちにアドバイスしなければならないことがたくさんあるだろう。
それをよりによって老後のために貯金しろだと!?
私から一言若者たちアドバイスしたい。
こんなスケールの小さな大人になってはダメだ。
少しばかり貯めた貯金を長い老後に食い潰しながら、自分の長生きを呪う人生になるのは間違いない。
ファイナンシャルプランナーだったらせめて投資のアドバイスでもするべきだろう。
すでに日本人は2000兆円もの貯金を持っていると言うのにまだ貯めろってか。
私もすでに老後だが、まだ年金に頼らないで生活できている。
まだ仕事をさせてもらえていることには感謝しかないが、それには多少私の努力もあるのだ。
たいへん手前味噌の話になるが、その努力こそが今の現役世代の方達に伝えるべきことだと思っている。
自分達が年金をもらう年齢になって、その時の年金額が多いか少ないかは自分達の考え方次第だ。
金額の多寡だけで言えばおそらくそう多くはないことは私でも想像できる。
しかし収入源が年金だけと言う方にとっては、その少ない年金に頼って生きるしかない。
そこで先ほどの現役時代の努力の話になる。
今のうちから収入源を複数持つことに注力してもらいたいのだ。
最初は1000円でもいい。
少ない収入源でも大事に育てること。
するとそれが数年後には1万円になっているかもしれない。
そういう収入源をいくつか持っておくと、あなたが老後になった時に年金に頼らない生活が実現できるのだ。
またそういう収入源は幸せなことに今の時代にはたくさんある。
昔はYouTubeもなければブログもない。
まさかテレビゲームで何億も稼げるようになる時代がくるなんて誰が想像できただろうか。
今の現役世代の方達が、あと10年後、20年後になった時にきっと新しい金の稼ぎ方がシステム化されているのは間違いない。
その時代を読みながら自分に何ができるのか考えてみてもらいたい。
そしてそれを収入源として育てる。
するとあなたが老後という時代に突入しても、年金に頼らない生活が確保されるからそれを信じて頑張ってほしい。
時代を読むことは大事なことだ。
多少当たり外れもあるかもしれない。
しかし、複数準備しておけばもしかするとどれか一つは大化けすることだってある。
何億も稼ぐユーチューバーを見て、あなたはそのことを頭から否定することはできないだろう。
さて、冒頭にアホみたいなアドバイスをしたファイナンシャルプランナーだが、彼が一つ正しいのは少しづつ貯金した方がいいというのは正しい。
しかしその貯金は老後のためではなく、あなたが現役世代に何か始めるための資金である。
年金と一緒に食い潰すためのお金ではなく、老後に年金に頼らない生活を送るための資金だ。
私の場合
私の収入源はこのブログとYouTube。
そしてもう一つ料理の写真をPIXTAで販売している。
ただ、まだいくらの収入にもなってないが・・・
稼げるか稼げないかは別として私ですら3つの収入源を育てている。
私の年齢は既に65歳。
若いみなさんには未来が広がっている。
多様な仕事。
多様な稼ぎ方。
そして多様な老後だ。
まずは自分に何ができるか何が好きなのかを自問自答してみるといい。
そしてあなたが思い浮かんだいくつかのことを、時々水をやりながら老後まで少しづつ育てることだ。
それが老後を年金に頼らないで生きる手段として必ずあなたの役に立つ!
これが私からのアドバイスである。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
私も激しく同感です!
ペコリーノさんいつも楽しいブログありがとうございます。
毎回興味深い様々な観点の内容に感心しています。
でも今回のブログにコメントする読者はいなかったですねー
ペコリーノさんのブログ読者の大部分が現役世代じゃないでしょうから。
「現役世代に伝えるべきこと」「現役時代の努力の話」は20年前にしてよー・・・って感想を持たれたのかもしれませんね。
私は56歳で脱サラ起業し約8年、現役時代の積み重ねを活かし、育て喰っています。
同い年の友人に私の働き方の話をしてもほぼ共感は得られません。
でも現役世代の友人は目をキラキラさせながら聞いてくれます。
40年前の結婚当初「年金はいずれ破綻する。お上をあてにせず、自分で収入を確保する老後を目指すから。」と言っていた夫。
お役所にもそう宣言し、夫婦ともに年金を払わずにきました。
そうして迎えた老後!
未亡人となった今は「亡き夫が墓から仕送りをしてくれている」と思いながら生活しています。
政府よりずっと頼りになる仕送りです。