夏の数だけあるクソな思い出

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梅雨に入ったと思ったらたいして雨は降らず

東京はいきなり真夏になっちゃいましたね!

紫陽花を見に行こうと計画してたのですが

この分じゃすぐに萎れてしまいそうです

紫陽花というとなぜか私は高校生の頃に読んだ

みつはしちかこさんの漫画

『小さな恋のものがたり』を思い出します

チッチとサリーが主役でした

私も坊主頭でまだ可愛かったですよ

梅雨の時期の紫陽花のシーンが特に記憶に残っているのは

サリーという男の子が大好きなチッチという女の子の心情と

梅雨空の雨の情景が重なって

とても印象に残っているからだと思います

私がこの漫画を読んだのは

もう50年も前のことですが

なんとつい最近まで新刊が出ていたのですね!

知りませんでした!

しかも男の子の方のサリーは

今は海外に留学してるんだとか・・・

ちょ!

50年も経ってるのにサリーはまだ学生かい!!😂😂😂

読者はもうヨボヨボですがな〜

しかし私の髪型だけは

高校生の時と同じという謎のシンクロ😂😂😂

 

それにしても不思議ですね〜

なぜこんな記憶がいつまでも残っているのか

もうすぐまた暑い夏がやってきます

自分の人生を振り返ってみても

夏の記憶ってなんか特別で

特に思い出として刻まれているような気がします

おまけに他の季節の思い出と違って

どうもクソな思い出がやたらと多い(笑)

なぜ?

夏の開放感に惑わされて

毎年毎年やらかしてきた人生だったからかなぁ

なぜ覚えているんだろ?

頼むから忘れさせてくれ!

 

お前が忘れたがっているその思い出とは・・・

いや、たくさんあるんですが

まず最初に思い出すのは高校3年の時のこと

大学に進学していた女子の先輩三人が

夏休みに海にキャンプに行くという情報を

私の友人Aがキャッチしたのです

そして口達者なAは先輩たちに

『いやいや、女子だけでキャンプは危ないっすよ!』

『僕らがボディガードがてらお供しますから!』と

先輩たちに話をつけたらしく

キャンプに一緒に行こうと私を誘ってくれたのです

持つべきものは口の達者な友達だと

私は友人Aにつくづく感謝しました

そして私とAはしこたま酒を買い込み(高三だろ!)

先輩女子たちのキャンプに合流したのです

『酒飲んで酔っ払ったらやることは一つばい!』

Aは悪代官みたいな顔をして私にこう言います

『わかっとるって!』

私も越後屋みたいな顔で返事をします

ところが!

酒で酔わせて潰すつもりだった先輩女子3人は

3人とも恐ろしい酒豪だったのです

どれだけ飲ませても潰れることなく

結局私と友人Aだけがベロベロに酔っ払ってしまい

先輩女子3人は別のキャンプの男子たちと仲良くなってました

Aは満ちてきた潮に腰まで浸かってます

もう酔っ払って立つことすらできません

その光景を見ていた私も酔っ払って動けないので

ああ〜、Aはあのまま死ぬんだなと思いました

悪代官はいつの世も死ぬ運命か・・・

しかし2人とも無事に朝を迎えました

先輩たちは楽しそうに朝ごはんを作ってます

私とAは地獄のような二日酔いでフラフラ

朝ごはんの匂いに吐き気が止まらず

先輩女子に家に到着する間際まで

ずーっと介抱してもらうという情けなさ

本当は酔った先輩たちを私たちが介抱する作戦だったのに

別れ際に先輩に言われました

『もうちょっとお酒飲めるようになったらまた遊ぼうね』

てぃっきしょー!

九州の女は手強かばい。。。

 

今は亡き妻との出会いは

あるクリスマスパーティだったことは

以前の動画でも言いました

それからすぐに付き合い出した私たちは

2人で過ごす初めての夏を迎えることになります

ある日、博多の街を飲み歩こうということになり

中洲近くのシティホテルを予約しました

そのホテルは開業したばかりだったのですが

とてもおしゃれな外観と豪華な内装で

当時、話題になっていたホテルでした

フロントのスタッフはモデルのように美しい女性だけ

男性はいません

夕方2人でチェックインを済ませると

私も妻もお酒が大好きだったので

天神と中洲のお店を何軒もはしごして

したたか飲んで日付が変わる頃に私と妻は

そのおしゃれなホテルに戻りました

ところが2人ともかなり酔っ払っていたので

その後、何か些細なことで喧嘩してしまったのです

何が原因だったのかは

今となってはまったく覚えていませんが

まだ付き合って半年足らずということもあってか

妻はプイと怒ってホテルの部屋を出て行ってしまいました

しかし時間が時間だったので

私は慌てて妻を止めようと思い

パジャマに着替えている最中だった私は

パンツ1枚で思いっきりドアの外へ飛び出しました

そしてホテルの廊下を見渡しますが

もう妻の姿はありません

どうしようかと考える間もなく

部屋のドアがガチャリと閉まる鈍い音がします

はっ!!!

それはオートロックが閉まる音でした

私も慌てて飛び出したので

部屋の鍵を持って出るほどの余裕はありません

しかも自分の格好をよく見ると

なんとパンツ1枚じゃありませんか!

なんか昔の映画で見たような光景を

まさか自分で演じることになるとは・・・

私は仕方なく廊下に備え付けてあった電話で

フロントのあの綺麗なお姉さんを呼び出すことにしました

この姿を見られるのは死ぬほどこっ恥ずかしいことですが

宿泊客に見られるのはもっとやだ!

まだパンツを履いてるだけマシでした

これがフリチンだったら

恥ずかしいどころか

変態呼ばわりされて絶対に逮捕される!!

不幸中の幸いという言葉はこういう時に使うんだな

と、そんなバカなことを考えてたら

フロントの綺麗なお姉さんがやってきました

そして私の格好を見るなり

腰を低くして少し身構えてます

なぜパンイチ?

そうだろうそうだろう

あなたが言いたいことはわかってる

私も好きでパンイチでいるわけではない

私がなぜパンイチで廊下に佇んでいるかを

口に泡を溜めて身振り手振りも交えて

一生懸命お姉さんに説明しました

しかしお姉さんの表情は変わりません

嘘じゃないんですよぉぉぉ〜

 

信じてくれたかどうかはさておき

お姉さんは部屋の鍵を開けてくれました

そしてしばらくして妻も帰ってきました

どうやらもう一軒飲み直してきたようです

そのお店の料理が美味しかったようで

機嫌が直った妻はそのお店の料理の話をしてくれました

私も実は君が出て行ったあと

こんなことがあったんだぞと妻に話しました

それを聞いて妻は涙を流してゲラゲラ笑ってます

私にしてみれば思い出したくもない

忌まわしい思い出であり

妻と出会った頃の珠玉の思い出でもあります

博多の夏の暑い夜の出来事でした

 

最近Amazon primeで

『シェフは名探偵』というドラマを見ています

2〜3年前のドラマだと思いますが

主役のシェフ役は西島秀俊さんが演じられています

ドラマを見ながらそう言えば妻は生前

西島秀俊さんが大好きだったことを思い出しました

ずいぶん前のドラマですが

西島さんが何か渋い役柄のドラマを見て

大ファンになったようでした

顔がどタイプだとよく言ってました

妻は私にも顔がタイプだと言ってたんですけどね😂😂😂

全然ちゃうやん!!!😂😂😂

 

まあ、妻はもういませんが

何もかもがいい思い出です!

 

そして人生は永遠じゃないから

 

思い出も儚く美しいのでしょう

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