文春スクープは世の中を幸せにしたか〜不倫報道専門の週刊誌と思っていたが・・・

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信憑性

いつの頃からか覚えてないが、週刊誌の記事よりもネットの記事の方が信頼して読んでいる気がする。

ネットの記事には読者のコメントなり評価が必ずつきまとうので、記事の信憑性と言う点では取捨選択がしやすい。

しかし週刊誌の記事は一方的だ。
それでだんだん読まなくなったように思う。

昔の週刊誌は、丁寧な記事の裏付けよりも読者が喜びそうな記事を書いて売れればいいというイメージが強かった。

現に週刊文春を発行する文藝春秋社も、記事に関して争った裁判では敗訴したケースの方が多い。

週刊誌だから毎週ごとに発行されるわけで、そのスパンで確度の高い記事を書き続けるというのも無理があるというものだ。

私が週刊文春をいつ頃まで読んでいたかは覚えてないが、今のように『文春砲』と呼ばれるずっと以前であることは間違いない。

 

最近の週刊文春は誰もが知るとおりゴシップ専門のスクープ誌だ。

それがダメとは言わないが、もう世の中の人たちも不倫はいいやと思っているだろう。
今さら誰が不倫してても驚かない。

ただ、最近思うのは、有名人の不倫記事も以前のように眉唾なものではなく、『週刊文春』が書いているなら本当だろう。

と、それほど文春の不倫スクープは、以前とは違う信頼感が出てきた。
きっと文春は何かが変わったのだろう。

不倫がスクープされると、今や必ずセットで当事者の記者会見が行われる。
そして本人が認めるのが当たり前になってしまっているし、本人たちが文春の記事が正しいと太鼓判を押しているのである。

もうこれ以上の信頼性はないではないか。

昔私が素敵な先輩たちに教わったことは、仮に浮気が奥さんにバレたとしても絶対に浮気はしていないと言い倒せということだった。

たとえ浮気相手とベッドにいるところを見られてもだ。

何がなんでも!

徹頭徹尾!

シラを切る。

これだけが夫婦生活を円満に継続できる秘訣であると、その先輩たちは私に諭してくれたのだ。

おそらく芸能人を始め文春の記者たちにスクープされた有名人たちも、そんなことは百も承知のことだろうと思う。

しかし現実は、ああやってみんなが公の場で認めてしまっている。

なぜなんだろう・・・

それで文春の信頼感はどんどん増すことになった。

 

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記憶に残る不倫報道

やっぱり今でも強烈な印象として残っているのはベッキーとゲスの極み乙女の川谷絵音の不倫報道だ。
当時のベッキーはお茶の間のアイドル。

男と女のドロドロした関係とは、一番遠くにいるタレントだと思っていた。
おそらく日本中の人がそう思ってたろうと思う。

ところがどすこい!

あのベッキーがよりによって妻帯者と不倫旅行をしているとは、まさにゲスの極みではないか。
あのとき川谷絵音は、絶対にバンド名を失敗したと後悔したはずだ。

極め付けはLINEのやりとりまで公開されてしまったことだ。
なぜセキュリティ完璧なLINEの内容が流出してしまったのかは依然謎のままであるが、もはやシラを切れる状態ではないことは誰でもわかる。

そして二人は落ちた。

 

『センテンススプリング』という名言だけを残し・・・

このあて文字英文がやけにチープ過ぎて悲しかった。。。

 

他にも文春砲は多くの有名人の不倫を暴き倒した。

記憶に新しいところだと下半身までハリウッド級の『渡辺謙』の元ホステスとの不倫報道や、雨上がり『宮迫博之』が決死の不倫!と報じられたこともあった。

さらに東出昌大やアンジャッシュ渡部建など、いまだ騒動の渦中にいる芸能人の名前もある。

こんなに文春の記者にバラされても、それでも芸能人の不倫報道は終わる様子がない。

 

『芸能界ってこんな世界なのか・・・』

文春に思い知らされたのはこの一言に尽きる。

文春のおかげで世の中が幸せになったかどうかはわからないが、悪事は必ず暴かれるということを多くの人が実感したのは間違いない。

 

文春砲というより文春警察だ。

 

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意外に骨太!?

なぜ今日文春の記事を書こうと思ったかというと、決して不倫週刊誌と揶揄することではない。
柳澤健というノンフィクションライターの方が書かれた一冊の本の記事を読んだからである。

その本のタイトルは『2016年の週刊文春』。

柳澤氏はこの本の中で、どうして文春だけがスクープを連発できるのかということを克明に書いている。
その一番大きな要因としては、『文春の編集部は空気が明るく風通しがよい』ことだそうだ。

どっかの市役所の話のような理由に首をかしげるが、さらに話は続くのだ。

 

外部スタッフ、要はスクープを拾ってくる記者のことだと思うが、この方達がたいへん優秀らしい。

それだ!
でなければこれほど情報が集まるはずがない。

しかし意外なことが書いてあった。
文春編集部は、決して記事をお金で買わないということだ。

一時人気があった写真週刊誌などは、おおっぴらにスクープ写真の買取額などがおおやけにされていた。
それとはまったくわけが違う。

結局当時の写真週刊誌は廃刊になったものもあれば、かろうじて生き残ってはいるものの以前のような人気は微塵もない。

ではなぜ記者たちはお金にもならないスクープ記事を取材し続けるのか。

実はその答えに私は感動したのだ。
それで今日、反省と自戒をこめて文春のことを書こうと思った次第である。

もともとスキャンダルのネタもとは、内部リークというのが9割をしめ業界の常識となっているそうだ。
しかしリークする側も信頼できるところにしかリークしないから、文春にスキャンダルが集まるという構図ができたのだろう。

文春という媒体の信頼度の高さゆえのことである。

さらになぜ内部リークするのかということでいうとお金の問題ではなく『こんな不正を許してはならない』という正義感だと言う。

おそらく記事によっては政治的な圧力や、いろんな忖度を迫られることがあると想像する。
しかし、文藝春秋という会社での編集長の権限は絶大で、編集長が記事にすると言えばたとえ社長でも止めることはできないということである。

実に男らしいではないか!

これを知って、私も久しぶりに週刊文春を買って読んでみようと思った。

下世話な不倫記事でも、記者の心血が注がれたものなら読んでみたい。

 

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老後のおひとりさまごはん

昨日の朝食はスープリゾット。
撮影するまでにごはんがスープを吸ってしまったので、またスープを継ぎ足して食べた。

野菜もおかわり。

これならいくらでも食べられる。

 

ランチは作り置きのスパイシーチキンカリー。
カレーばかり登場するので、これがいつのカレーの写真なのかわからなくなる。

 

 

夜はチキンガーリックステーキ
ガーリックをきかせたトマトソースは、チキンステーキによくあう!

大量のサラダにおから、人参サラダ。
体にいいものばかりだ。

 

週刊文春の編集部は『空気が明るく風通しがよい』と書いたが、過去には長年のライバルである週刊新潮のスクープを盗んだと報じられたこともあった。

結果的にそれは事実であったことを認め、文春は新潮側へ謝罪をしている。
文春は、けっこうブラックなこともやっているのだ。

悪事を暴くために悪事も働く?

う〜ん、それではジャーナリズムは地に落ちる。

強めの正義感は度が過ぎると制御がきかない。

そこを明るい編集部がコントロールしなければ。

 

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  1. […] 今回は八角もいれたスパイシーマサラチキンカリー。 […]

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