なんて前向きな言葉
口から発すると言葉って意外に力を持っているんだなと思う。
表現力とでも言うのか。
ウクライナのゼレンスキー大統領のメッセージはどれも心に響く。
あれがスピーチライターが書いた文章を棒読みだったら、あそこまで世界を味方にすることはできなかっただろう。
カメラから外さない視線、その強さ、短い言葉、断定的、胸に刺さる話し方。
日本のリーダーもあのスピーチ力を学んでほしい。
その日本の政治家たちがよく使う言葉。
なぜこうも違うのか。
善処します。
遺憾です。
ある意味。
スピード感を持って。
検討します。
もう何を言いたいのかよくわからない便利な言葉ばかりが並び立てられる。
こんな言葉ばかり使うからせっかくのスピーチの内容も心に刺さらない。
それで支持率なんか上がるわけがないじゃないの。
情けないね〜。
日本人はよくはっきり意見を言わないと言われる。
要するにNOと言えないのだ。
そういう私もサラリーマン時代は便利な言葉を並べ立てていたのかもしれない。
そうやって波風立てないようにいろんな敵をスイスイかわして生きてきた?
いや、私はあまりそういうことが上手な方ではなかった。
だから誰とでも意見が正面衝突する。
たまに大事故。
玉突き事故。
多重衝突しょっちゅう・・・
だからぶっ壊れ方も派手だ。
もうちょっとうまく生きれてたら楽な人生だったろうに・・・
しかし考えようによっちゃ、だからこそ老人となった今も自分のやりたいことをやれているのではないか?
老人はこうあるべき。
60代とはこうだ。
歳を考えろ!
そんなご指摘は大きなお世話だ。
私は若い頃と何ら変わらず酒と音楽とファッション大好き親父のまま。
先日もある読者の方からこういうコメントがきた。
私が酒が飲めないやつとは友達にはなれないと、ブログに書いたことについてのお怒りのコメントだった。
その方はお酒が飲めない方らしく、酒が飲めないと友達になれないと言うのは了見が狭いとか、失望したとか書いてあった。
しかし事実そうだからしょうがない。
読者に忖度して嘘でも書けと言うのか?
しかも私はことあるごとにブログに友達はいらないと書いてきた。
友達なんかいらないしなれもしない。
そして自分は曲げられないのだ。
ハムより薄っぺらな便利な言葉など使いたくもない。
しかしお気づきだろうか?
先程私が書いた『考えようによっちゃ』という言葉。
この言葉は実にすごいということに気がついた。
昨日、何気なくこの言葉を思いついたのだが、この言葉を使うと全ての悪い事象が良い方向に変わってしまうのだ。
例えば先程のお怒りの読者の方だが・・・
『あの方のご意見も考えようによっちゃ、世の中のお酒が飲めない下戸の方達を敵に回してしまうよというご忠告とも取れるじゃないか。』
こんな風だ。
そんなことは100年前から知ってるわ!
と言われそうだが、私的に急にこの言葉が降りてきていい言葉だと感動したのだ。
何か不幸すら良いことにすり替えられる便利さと言うかもはや魔法の言葉だな。
政治家が使う便利な言葉も考えようによっちゃ、国民に誤った伝わり方をしないようクッションのような単語をあえて使っているのかもしれない。
いや、そこは考えようを変えるのはやめておこう。
ますます政治家が何を言いたいのかわからなくなる。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食は全粒粉クレープ。
何、この女子っぽい朝食は?
いや〜、この全粒粉のクレープが実にうまいのだ。
食ったら飛ぶぞ!
ランチは頂き物のチキンビリヤニ。
経堂のインド料理屋さんがビリヤニ祭りをやっていて半額だったそうだ。
タダより美味いものはないね。
晩ごはんは初鰹のたたき、肉ニラもやし炒め、サラダ。
たっぷりの薬味と食べると初夏の味〜。
ニンニク、生姜、ネギ、大葉、玉ねぎ、茗荷、貝割れ大根。
豚肉とニラともやしがあったから、もうこれ以外の料理を思いつかなかった。
こういうの食べると白ごはんが食べたくなる。
ゴールデンウィークって今日で終わり?
それとも8日までがゴールデンウィークなのかな。
老後は毎日がゴールデンウィークとシルバーウィークの連続だからカレンダーがよくわからん。
考えようによっちゃ老後は人生最大の大型連休だ。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
ペコさん、こんにちは。
ペコさんがブログを始めてすぐ友達にこのおじさん面白いよ〜と教えてもらい全部読んでいます。何度かコメント入れようと思いましたが、皮肉にも今回の件でコメントを入れる事になろうとは…
私もお酒が全然飲めません。でもペコさんのブログはとても楽しみに読んでましたが友達になれないというのを読んで私もちょっと傷つきました。体質なので私にとってはチビとは友達になれないと言われたのと同じ。
でも、ウソのブログを読むのもつまらないので、とりあえず当面毎日読ませていただきます。きっと怒ってコメント入れた方も悲しかったんだろうなと思います。考えようによってはいつかこの面白いおじさんとお友達になれる日が来るかもなどという幻想が現実的に無くなって良かったのかもね。
お久しぶりでーす♪私もあの記事は印象に残ってます~
私は結構飲めるけどあまり好きってほどでもない、お酒がなくても生きてける人。夫は一滴も飲めないけど飲み会は嫌いではないです。残念!
個人的には長い目で見て嘘つくよりは正直な方が断然好きだけど、時にあまりに正直すぎると損することもありますね(私自身がそう)。ペコリさんは多分それも織り込み済みで書かれているんだろうからいーんじゃなーいと自己完結したのでした。