日本は超がつく高齢化社会
日本は高齢化社会と言われて久しいが、年齢の問題は先を読みやすい。
年齢は他の係数の影響など受けず、誰もが1年に1歳ずつ老いていくからだ。
なので示されている未来の年齢統計も、生存率が正しく読めればほぼ間違いないはず。
実は日本は高齢化社会ではないのだ。
超高齢化社会なのである。
超高齢化社会の定義とは、65歳以上の人口の割合が人口全体の21%を超えること。
日本はなんと28.5%だから、とっくに高齢化社会を過ぎて超高齢化社会に突入しているということになる。
ただ、この高齢化社会の波は日本だけに止まらない。
世界のいろんな国が高齢化社会となりつつある。
世界の国々の中で65歳以上の人口割合でいいうと、圧倒的に日本がトップという結果。
ヨーロッパの国々でも社会現象のように高齢化へと突き進んでいるのだ。
しかしこの高齢化の波を減少に転じることは、想像するだけでも容易ではないだろう。
このままでは、日本は2050年には65歳以上の人口が36%を超える。
3人に一人は高齢者という世の中だ。
高齢者が溢れかえる街は働き手としての需要も増えるから、目に付くサービス業なども高齢者だらけになるのではないだろうか。
三茶のスナックからも若い子は消えて、おばあちゃんが接客する時代になるかもしれない。
う〜ん、それは厳しい。
お金払うよりこっちがもらいたくなる。
高齢者は増える。
寿命も伸びる。
高齢者だらけの社会はシャングリラなのか、それともLost paradiseなのか・・・
少子化
高齢化社会は、逆に子供が高齢化のスピードを超える勢いで産まれ続ければ、高齢化率が上がることはない。
しかし現実は子供の数は増えるどころか減っている。
子供の数が減って高齢者が長生きすれば、もはや答えを言う必要もないだろう。
これが少子高齢化社会だ。
人口の規模は出生率が2.01を下回ると減少に転じる。
そこが分岐点なのである。
そして今の日本の出生率は1.36。
このままでは、今世紀末には日本の人口は2017年にピークだった1億2800万人から5,300万人へと半減するのである。
人口が今の半分以下になるということがどういうことか想像もつかないが、アメリカのワシントン大学の研究チームは、『社会が仰天するほどの衝撃をもたらす』と書いている。
仰天するほどの衝撃とはわかりにくい。
そうとう大変なことは伝わるが、具体的にどんな衝撃なのかもっと詳しく書くべきだろう。
こんな表現でいいのなら私にだって言える。
少子化の解決策
少子化対策が成功している国がある。
北欧諸国やフランスだ。
あとイギリスやアメリカのように元々高い出生率を維持している国もある。
日本はこれを見習うべきだ。
北欧やフランスが具体的にやっている少子化対策とは、子育て夫婦への経済支援だけでなく保育環境の改善など多岐にわたる。
ごくごく当たり前のことをやっているのである。
そもそも出生率が高いイギリスやアメリカにおいては、夫婦間の問題には立ち入らないというスタンスながら、もともと民間の保育施設の環境が整っておりそれが高い出生率を維持していると考えられている。
私の個人的な意見だが、日本の場合は保育環境の改善は急務であると思うし、待機児童が一向に減らない自治体は何をやっているのだとも思う。
しかし私は、そんなことの前にもっと日本人が変化してしまったことがあるような気がしてならない。
それは何かというと、結婚する人が少なくなったことだ。
事実、婚姻数はずっと減少トレンドだ。
そして婚姻率も減少しているので、明らかに結婚しない人たちが増えていることになる。
逆に離婚率は長年上昇トレンドなので、これでは人口も減少するに決まっているではないか。
私は以前、ブライダルジュエリーのマーケティングをやっていたことがある。
そのときに始めたサービスで、サプライズプロポーズを企画して実行するというサービスを有料で行っていた。
金額は10万くらいからもっとも高額な300万くらいまで。
映画館を貸し切ったり、有名なミュージシャンに登場してもらったり、銀座のど真ん中でサプライズプロポーズしたりと多彩なメニューを用意していた。
300万のメニューは、吉本興業とタイアップして吉本新喜劇の舞台上で、新喜劇の役者がサプライズプロポーズをしてくれるというものなど・・・
プロポーズをしないのに結婚を承諾する女性はいないだろう。
だとするとプロポーズこそが婚姻数を増やす手段と言い切っていい!
お金をかけてサプライズプロポーズするのもいいが、花を渡すだけのプロポーズでも素敵だ。
以前、若いカップルのプロポーズを隠しカメラを使って撮影した番組があった。
そのときの光景が今でも忘れられない。
女性の方は待ち合わせの駅の片隅で、身を隠すように彼が来るのを待っている。
女性は若い。
まだ幼さが残っている。
少し距離をおいて、駅の構内の花屋さんに彼がいるのが見えた。
彼女はこっそりと壁に隠れながらその様子を見ている。
彼は彼女に渡すための花を買っていたのだ。
きっとその日、彼は彼女にプロポーズをするのだろう。
ちょっと大きな花束を買う予定だったのだろうが、彼はまだ若く花の値段など知らなかった。
花は彼が思っている以上に高価だったのだ。
彼はうつむいて店員さんに何か話をしている。
しかし、彼が持っていたお金で買うことができた花束は小さかった。
彼はしょんぼりしていた。
壁に隠れて見ていた彼女は泣いていた。
その小さな花束は、彼女にとっては初めて男性からもらう花束なのだ。
嬉しくて嬉しくて、まだもらってもないのに彼女は顔を手で覆って泣いていた。
まだプロポーズもされてないのに、彼女は『イエス』と言っているようだった。
追記
実はもうひとつ少子化対策のアイデアがあるのだが、それをここに書くと読者のみなさんから袋叩きにあう気がする。
しかし書かないと伝わらないから思い切って書く!
その少子化対策のアイデアとは・・・
一夫多妻制。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
おはようございます、ぺこりーのさん。
今日の朝食も素敵ですね。
まるでホテルの朝食ビュッフェの様です。
確かに! 他国では妻を4人まで娶る事が合法で出来ますので子沢山です。
逆に何処かの山頂に住んでいる民族は、妻を兄弟全員で共有していて、それでも子沢山でした。
言葉は悪いですが、一婦一婦制より確実にハイブリッド方式で子供はふえます。
しかし桃源郷の裏は地獄絵図ですよ。 女性同士の嫉妬・いじめ、夫の疲弊、兄弟同士が今夜の妻を取りあって毎日戦うのです。
一婦多妻の条件は4人を愛情、金銭等を含めて平等に扱うのですから、死にもの狂いで働き日程を組み奥さんの部屋を義務的に回るんですよ。
さあ、勇気とお金と体力がある方を集まれ~ それから改宗も必要よ……
漢字間違えました。
一婦多妻や一婦一婦制では、どう頑張っても子供出来ませんがな。
ももこさん
コメントありがとうございます!
自分で書いておいて言うのもあれなんですが、私の場合嫁ひとりでもお腹一杯でしたのでとても4人の妻を満足させるなんて無理!
どなたか経済力があって絶倫で懐深い男性に頑張っていただきたいと思います。
日本中の夫婦が誰もが羨むような素敵な夫婦だったら、若い人たちはみんな憧れて結婚すると思うんですよね。
そしてみんながいい老後を迎え得ることができる。
それが理想なんですが。
ちょっと怖がらせてしまいましたか?
でしたらごめんなさいね。
実際に一夫多妻を認める国はイスラム教に多いです。
発展途上国の貧しい女性は殆どがお金で買われて行きますが、それでも年月を経ると愛情が湧くそうです。
ただその様な国もお金持ち以外は、一夫一婦制にシフトしています。
誰もが羨むような素敵な夫婦… 素晴らしい響きです。
ぺこりーのさんは、とても良い夫婦関係を構築されて来たのだと推測します。
文章から強く伝わってきますから。
中には殺し合いに発展しそうな夫婦もいまして、内容を聞くだけでも恐怖です。
そして、どろどろ喧嘩の後はとても仲が良いんですよ。
その夫婦にはなんと6人の子供はいます。
喧嘩しながらも共同作業はしていたのですね。 あれ~どういうこと(笑)
ももこさん
コメントありがとうございます!
そもそも一人の妻も幸せにできない男が多い中で、何人も妻をめとるとは不幸になる女性を増やすだけですよね。
まずは一人の女を幸せにすること!
嫁が今背後で私を殴ろうとしてました。
何か気配がしました。
喧嘩をしても仲直りできればいいと思いますよ。
所詮、他人だから意見が合わないこともありますよ。
男が折れていればだいたい元に戻ります。
しばらく働いていたオーストラリアの大学には保育施設があり、
親が安心して仕事したり勉強したりできることに感動しました。
もう大昔のことで、しかも田舎町にある学校でした。
一夫多妻制も良いけどw、子育て支援の充実がまず大事ですよね。
あれれ?生殖能力のある女性の数は男性より少ないから、
一妻多夫制の方が効率良くないですか?経済的にも。逆ハーレム~笑笑
シーフードピラフの作り方、ありがとうございます。作ります!
アボカドグリルのアイディアもいただきます♪
Kayさん
コメントありがとうございます!
バイデン氏が勝ちましたね!
しかしトランプは負けを認めないとは呆れます。
アメリカが良い国になるようお祈りしております。
一妻多夫ね〜。
それは嫌だ(笑)
男は勝手な動物なのです。
日本の保育環境が遅れているのは、女性の社会進出を後押ししながらも縦割り行政のせいで、受け皿も環境も整わなかったのだろうと思います。
少子化なのに待機児童が減らないって意味がわかりません。
[…] ランチは男らしく肉ニラ炒めワンプレートごはん。 […]
[…] 昨日のランチはゴーヤチャンプルーのワンプレートごはん。 […]
[…] 昨日の朝食は残り物ワンプレートごはん。 […]