老夫婦が支え合って生きる姿が美しい〜お互いに感謝しながら人生を終える幸せ

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散歩中に出会う老夫婦

 

私は毎日お昼頃にゆいまるのお散歩に出かけている。

これから夏場に向かうとだんだん早朝の散歩に変わっていくが、この時期はまだ日中の暖かさを待ってから散歩するようにしている。

毎日のお散歩は老人と老犬のルーティンだが、家に帰りつくと2人ともハアハア言いながら息をしているので、けっこうな運動になっているのだろうと思う。

 

2人とも老いて体力がなくなった。

 

実は散歩中によく会うかなりご高齢の老夫婦がいらっしゃる。

80歳代後半から90歳代くらいだろうか。

私たちと同じように、夫婦2人でのお散歩をルーティンにされているのだろう。

 

そのご夫婦は、ご主人の方が立って歩くための歩行機がないと歩けないらしく、本当に亀のようなスピードでノロノロと歩いていらっしゃる。

そしてそのご主人をいつも側で支えていらっしゃるのが奥様。

奥様はまだ歩行機がなくても歩けるようだが、それでも腰は曲りやっと歩いているというようにしか見えない。

 

しかしその奥様は、亀歩きのご主人を片手でしっかりと支え、いつもにこやかな笑顔でご主人の顔を見ながら歩かれている。

 

この老夫婦のまわりだけ空気の密度が違う。

いつも、何か崇高で厳かな儀式を見ているような気持ちになるから不思議だ。

 

もう2人に残された時間は短い。

しかし人生の終焉まで2人で支え合って生きるという決意が、2人のまわりの空気の密度を濃くしていると思った。

 

うまく説明できないが、何か美しい美術品でも見ているような気持ちになる。

これまでも長い人生を、こうやって2人で支え合いながら生きてこられたのだろう。

 

なんだかこの老夫婦は2人同時に天国へと召される。

そんな気がした。

 

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ひとり老いる

 

私も本当は嫁と2人でヨボヨボに老いる予定だった。

肩を貸し、手を支え、杖をつき、ときどき2人で腰を伸ばしながら散歩をしたり買い物に行ったり。

 

しわくちゃになったねと2人で笑い、少しの食事を作りすっかり飲めなくなったお酒を2人で楽しむ。

相変わらず缶ビールはグラスに注がない派の嫁。

 

狭いベランダでは大葉とねぎが育ち、キッチンにはパックのままの豆苗が青青と伸びている。

こんなに育つんだと2人でびっくりする。

 

すっかり白くなった髪を染めてあげて、肩を揉んであげて、腰をさすってあげて、静かに2人で寝る。

あの老夫婦のように、2人で支え合いながら長い夫婦生活の最後を迎えたかった。

 

私にはもう叶わないことだが、これから老後を迎えるご夫婦のみなさんには、あの老夫婦のように美しい老後を迎えていただきたい。

 

人生が美しいなどと思う瞬間は、きっと老後にしかないはずだから。

 

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老後のおひとりさまごはん

 

昨日の朝食はベイクドバナナトーストと野菜スープ。

スーパーでバナナがセールだったが4本で98円とう価格。

業務スーパーあたりだと当たり前の価格なんだろうが、うちの近所ではとびっきりのセール価格だ。

 

4本も食べれない・・・

しかしオーガニックバナナだと1本で198円だから、男らしく買うことに!

 

 

焼いたバナナは異常にうまい!

焦げすら調味料になっている。

 

 

ランチは冷やし贅沢そば。

たぬきときつねが両方トッピングされている贅沢おそば。

大葉は1パックぜんぶ刻んだ。

10枚入りで98円の大葉だ。

 

しかしもうすぐ大葉はのせ放題となる。

ふふふ・・・

待ち遠しい。

 

 

晩ごはんは春キャベツのステーキ。

どんぐり豚の方が付け合わせで春キャベツの方があくまで主役。

焼いた春キャベツはめちゃくちゃ甘い!

キャベツが豚肉に勝って主役となった。

 

 

老後おひとりさまだと、誰も支えてくれる人はいないから自分で頑張って健康でいるしかない。

歩けなくなったら私は買い物にすら行けなくて野垂れ死ぬしかないのだ。

 

そうなるとやはりお金よりも大事なものは健康だな。

できるだけまわりに迷惑をかけないように健康だけは維持しなければ。

 

歳をとるともう他に失うものなどないからな。

 

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