まだまだ老いの途中。トム・クルーズも私も平等に老化している

老いるということ
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他人の老い

 

私も快調に老いているが何も老いているのは私だけではない。

世界中の人たちが生まれた瞬間から確実に老いに向かって進んでいるのだ。

そんなことを昨日は否応無しに実感した。

 

トップガン・マーヴェリック

 

トップガン・マーベリックのトム・クルーズ

 

35年前に見たトム・クルーズの『トップガン』は最高の映画だった。

満を持して公開されたトップガンの第二作。

なぜ35年もかかったのか・・・

 

トム・クルーズがこれほど老化するまでなぜ続編が作られなかったのか不思議すぎる。

ただ、映画は第一作に負けないほどいい映画だった。

こんなにリアルなスカイアクション映画はきっと他にはない。

 

面白い!

面白すぎる!

面白いからこそ、なぜこんなに時間がかかったのか腹が立つ。

 

なぜなら主演のトム・クルーズを見て、その老いっぷりにもう三作目はないなと思ったからだ。

これがトム・クルーズがもう少し若い頃に続編が作られていたなら、まだまだ第三作、第四作と続けて公開できたはずなのにと思う。

 

しかしビーチで裸になったトム・クルーズの体は、確かにまだ筋肉隆々ではあるものの確実に老いていた。

そっか。

さすがのトム・クルーズも老いには勝てないか・・・

 

今年7月でトム・クルーズも還暦である。

いつまでも若い方がおかしい。

 

自分の老化はさておいてだが、なんだか自分の老いよりも他人の老いを見る方が悲しく思えた。

特に芸能人や映画俳優など久しぶりにテレビや映画で見る機会があったとき、その急激な老いっぷりに愕然とする。

 

あ〜、この人たちの若さも永遠ではなかったのか・・・

まさしく自分と同じようにシワ、シミ、たるみに侵食された容貌は、自分以上に見た目の劣化によるショックが激しい。

 

あんなに激しいアクションシーンをやってはいるが、普段は私と同じようにきっとあちこち体が痛いに違いない。

アクション俳優だから還暦になったからと言って、アクションなしというわけにはいかないのだろう。

 

トム・クルーズに限らず、最近やたらと芸能人の劣化を目にする機会がある。

個人的になかなかの衝撃だったのは、以前も書いたがGLAYのTERUさんだ。

いや、本当にどうしちゃったの?って感じ。

 

 

 

 

なんか大変なご苦労でもあったのだろうか。

昔がビジュアル系バンドだから余計に今の姿が痛々しい。

 

 

あと最近見て衝撃だったのがこの方。

 

 

 

 

写真を見てもわからない人がいるかもだが華原朋美さんである。

 

 

 

 

なんでこんな写真を公開しているのか・・・

どう見ても河原で打首にされた人だ。

 

まだまだ衝撃的に老いた方がいる。

 

 

沢田研二さん73歳。

あの美形だったジュリーだ。

どこから見てもすっかりおじいちゃんになられている。

 

芸能人というと、老いてもさらに渋さが増して独特のオーラを持つ人が多いが、沢田さんの場合は何かの選択を間違えたのだろう。

ちょっと派手な一般人にしか見えない。

オーラは皆無。

 

他にもどーしちゃったの?という芸能人の方はたくさんいるが、要するに老いは平等にやってくるということだ。

昔、久しぶりに故郷に帰った時に、私を育ててくれたばあちゃんを見て愕然としたことを覚えている。

 

2年ほど会わないうちにばあちゃんは二回りも小さくなって萎んでしまっていた。

小さく老いたばあちゃんを見て私は涙が溢れそうになったのを覚えている。

 

それから間も無くばあちゃんは死んでしまったが、あの時の姿が瞼に焼き付いて離れない。

 

ばあちゃん、私ももうすぐあの時のばあちゃんの歳になるよ。

 

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最後に・・・

 

何かに書いてあったが、老後があるのは生物では人間だけらしい。

他の生物は種を残すことだけが生の目的のため、生殖を終えるとその後の寿命は短いのだとか。

 

人間だけが生殖期間を終えても生き続け長い老後に喘ぐ。

老化を憂いながらも高度に発達した医療のおかげでなかなか死ぬに死ねない。

 

そして生きているがゆえに金がかかり、老後もまた働かなければならない。

 

人間だけが必要以上の生を手に入れた代わり、老いの苦しみも背負ってしまったのか。

 

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