油断と気の緩みから事件は起きる。平和で安全が一瞬で崩壊するとき

油断しているとあなたもとんでもないことに・・・
老後のおひとりさまごはん

油断しているとあなたもとんでもないことに・・・

銃撃された安倍元総理の警護にあたった奈良警察の本部長が、警備に不備があったことを認め謝罪をした。

しかしこの事件で警察だけを責めるのもなんだかかわいそうだ。

何も起こらなければ人は油断するし気の緩みは誰にでもあること。

日本はこれまで平和で安全で銃の乱射なんて起こりっこない国だったのだから。

健康診断に行って、何も異常がないと言われれば誰だって今の健康がずっと続くと思うだろう。

異常がないにも関わらず、それでも自分を疑ってがん検診に行ったり脳ドックに行ったりなど、よほどの人じゃないとしないと思う。

誰だって何もなければ油断して当然だ。

しかし・・・

だからこそ油断大敵という言葉が重く響く。

特に今回の銃撃事件においては。

警察に油断も気の緩みもなかったとしたら、安倍元総理は死なずに済んだのかもしれない。

今さら言っても仕方がないことだが・・・

このブログを読んでいる奥様。

あなたも今の生活に油断しきっていると、いずれこんなことが起きるかもしれない。

毎日自分の隣に当たり前のようにいる旦那。

朝から仕事に出かけいつもの時間に家に帰ってくる。

会話もなければもう夜のお勤めもない。

こうやって何も起こらずただ二人で歳をとるだけだと奥様は思っていた。

ところがそれが油断なのだ。

真面目でおとなしいと思っていた旦那。

その旦那が実は何年もの間会社の金を横領していたことが発覚。

そればかりか会社の女性部下にまで手を出して泥沼不倫に陥っていたのだ。

しかも話はそれだけでは終わらない。

その女性部下は実はヤクザの組長の女で、怒ったヤクザの組長が殺し屋を雇って旦那を追いかける。

しかし旦那もタダでは殺されまいと横領した金で買えるだけの銃器を買い揃え、殺し屋に反撃すべく射撃の腕を磨いていた。

そしてついに渋谷のど真ん中で殺し屋対旦那の銃撃戦が始まった。

その様子は空中からドローンで生放送され、全国のワイドショーで殺し屋対旦那の決死の戦いの様子が放映されることに。

それがまさか自分の旦那とは知らず、呑気に奥様は煎餅をかじりながら自宅のテレビでニュースを見ている。

『あら、怖いわ〜。誰がこんなことやってるのかしら・・・』

と、よ〜くテレビを見ていると、そこにアップで映しだされた男はなんと！

真面目でおとなしくてうだつの上がらない無口な自分の旦那ではないか！

奥様は煎餅でいっぱいになった口をあんぐり開ける。

そして放心状態の奥様の目の前で、殺し屋相手に善戦した旦那はついに銃弾を浴びて倒れてしまった。

『あなた！！』

奥様は薄型テレビに向かって煎餅をぶちまけて叫んでいる。

瀕死の旦那の顔がドアップで映し出される。

そして旦那はカメラの向こうにいる奥様に向かって息も絶え絶えにこう言うのだ。

『おまえ・・・今テレビを見ているか？もう俺はダメだ。俺は会社の金を使い込んでしまったから、お前には大変申し訳ないが会社に金を返しておいてくれるか。そして実はこんな時に言いにくいことなんだが、俺と会社の女性部下との間には子供がいる。もう俺は育てることができないから、なんとかお前が育ててくれ。それから俺の名義の家はすでに女性部下の名義に変えた。だから申し訳ないがお前はその家を出て行ってくれ・・・お前には迷惑ばかりかけて・・・本当に申し訳ない。でも・・・俺が今でも一番愛している女は・・・お前だけだ・・・ガクッ。』

『何それ？愛している女にそんな仕打ちかい！！！』

奥様、あなたも油断していると突然こんな目に遭うかもだ。

せいぜい気の緩みには気をつけていただきたい。