2025年の正月の出来事
私が社会人になって初めての経験でした
それは私あての年賀状がなんと
０だったこと（笑）
私も、もう何年も年賀状は書いてないので
年々少なくなるのは当たり前です
それでもどこからか何通かは必ず届いてた
例えば行きつけのマッサージ店とか
会員になってるホテルとか
酒屋とか薬局とかスナックとか
どこかしら私が金を払ってるところから・・・
しかし今年はそれもなし！
もはや義理も終わったんだな
これは私がいよいよ社会とのつながりが
希薄になった証拠なんでしょう
なんかちょっと感慨深い
まあ、義理なら年賀状もチョコレートもいらんか！
また一段と俗人から離れてより解脱した気分
孤独の純度がさらに上がったな
みなさんも正月に年賀状が届いているようでは
まだまだ孤独にはなれませんよ〜
どこかのコミュニティの一員なのです
年賀状が０だった今年の正月は（わざわざ言わんでも）
どこのテレビ局も1年前に起きた
能登半島地震のその後の様子を放送してました
能登半島地震発生からちょうど1年
元日という特別な日に起きた地震だったから
誰もこの日を忘れないと思います
テレビの中継で見る能登は
未だ遅々として復興が進んでいない印象
自民党の裏金問題の議員たちがケジメとして
裏金相当額にお詫び分をプラスした8億円を
『赤い羽根共同募金』に寄付をしたそうです
赤い羽根？
いや！ここは能登半島復興に直接寄付すべきだろ！
ただでさえ怪しいと言われている赤い羽根共同募金は
募金じゃなくて集金だと以前から言われているから
なんかまた自民党への環流の臭いがしますね
ほんと！どいつもこいつも国会議員のやつは
真っ黒なカーネルサンダースにしか見えません
年賀状は０の正月だったが（何回言うねん！）
各テレビ局のキャスターたちは
能登の被災地に出向いて
未だ仮設住宅で暮らしている人たちに向かって
励ましの声をかけていました
『頑張ってくださいね！』
『頑張ってくださいね！』
そう言いたい気持ちはわかるけど
もう被災者のみなさんは
十分、頑張ってるんじゃないの？
この1年
家族を失い
家も失い
仕事も失い
それでもカメラに向かって
笑顔を見せてくれる能登の人たち
まだ頑張らなきゃいけないの？
まだ頑張りが足りないですか？
いや〜、私はよう言わんな
あんなに頑張っている人たちに向かって
まだ頑張れだなんて・・・
妻と子供3人を亡くした警察官の方
頑張れ！って言われて
泣いちゃってました
もう頑張れないんですよ
妻を一人亡くしただけでも
私は死にそうだったのに
この方の辛さなんて
想像しただけで
私には耐えられません
私にも当時
『頑張れ』と声をかけてくれた人がいましたが
正直、何を？と思いました
何を頑張らなきゃいけないのか・・・
さっぱりわからなかった
家族4人を一度に亡くしたあの警察官の方に
私はかける言葉は見つからないです
もっと頑張れなんて
とてもじゃないが言えないです
今の若者も散々言われてきたんでしょうね
『頑張れ〜』って
生まれてすぐから
寝返りするたびに『頑張れ〜！』
ハイハイし始めても『頑張れ〜！』
そして成長とともに
勉強頑張れ！
かけっこ頑張れ！
部活頑張れ！
受験頑張れ！
朝起きるのだけでも頑張ってるのに
ほんと、日本人って頑張るの好きですよね
社会に出たら仕事を頑張る！
会社のために頑張る！
家族のために頑張る！
サラリーマンなんて朝の満員電車に乗るだけで
もう勇者だよ
今年最初の動画の冒頭で
『今年も頑張ろう！』って私も書いたけど
これは高齢者は生きてる間に
好きなことを頑張ろうって意味だから
好きなこと以外で頑張れって言う気は
さらさらありませんよ〜！
だいたい
そんなに頑張れ頑張れ言われても
もう頑張れないですよ
みんなそんなに強くはないんです
コメントありがとうございます！ いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです！