転落人生〜一度きりの人生を転がり落ちる人とまた這い上がれる人

時事ネタ
スポンサーリンク

転落人生とは

 

普段、私たちが生活をする上ではあまり使うことがない言葉かと思う。

転落人生

Weblio辞書の解説によると『社会階層を下へ下へと降りていく人生を意味する語』と書いてある。

 

しかし私が考える『転落人生』の意味とは、辞書が教える意味とはちょっと違う。

私が考える『転落人生』は、階層を少しづつ降りていくイメージではなくもっと転がり落ちるようなイメージである。

 

止めようにも止められない。

誰かが救いの手を差し伸べた程度ではブレーキなどかけられない。

 

下手すれば手を差し伸べた方まで怪我をしてしまうほどの重力とスピード。

それくらいの転がり方が私の『転落人生』という言葉の解釈である。

 

そして・・・

最近のニュースでは、この転落人生という言葉がぴったりという方々がたくさんいらっしゃる。

みなさんもよ〜くご存じだろうが、みなさんある日突然に転がり落ち始めるのだ。

 

私たちが驚いている暇もないくらいの超重力!でハイスピード!

おそらくだが私たち一般庶民がこんな転落人生を経験しようと思っても、よほどじゃないと経験できないと思われる。

 

それはなぜか。

 

私たち庶民は元々たいして高いところにいないから、転がり落ちたとしても高低差がなさすぎて痛くもなんともない。

以前私がそれなりの職位にいた会社を辞めた時も、昼間からパチンコに行ってビール飲んでても誰からも何も言われない。

 

自分自身は『このクズ野郎!』と思いながらパチンコしてたが、誰も私のことなど知りもしないから周りからクズ呼ばわりされることはない。

 

クズ男と罵るのは私と嫁だけ。

庶民は楽だ。

 

ところがそれが歌舞伎俳優ともなるとそうはいかない。

いや、歌舞伎界だけの有名人ならば女性関係に甘々な業界だからさほど叩かれることもなかっただろう。

 

しかしテレビに映画にCMにと、いろんなところから引っ張りだこだったマルチ俳優さんとなるとそうはいかない。

あっという間に露出は消え、ニュースとワイドショー以外で顔を見ることはなくなってしまった。

 

それこそ今、物凄い勢いの転落人生を実体験されている真っ最中かと思う。

その方こそがあの『香川照之』さんだ。

 

しかしこの方は私の予想では、いずれまた役者として復活される日はさほど遠くない気がする。

転落人生を経験した芸能人の中の多くは、そのまま消えてしまうかもしくは復活するにしてもかなりの時間を要する方が多いように思う。

 

例えば多目的トイレ不倫で干されたアンジャッシュの渡部建さんは、今でもテレビのレギュラーはというと千葉テレビの『白黒アンジャッシュ』1番組のみ。

渡部建さんのあのスクープからはもう2年以上が経過しているが、まだまだ復活と言うには程遠い印象がある。

 

ではなぜ香川照之さんは早々に復活しそうと思うのか?

もちろん香川さんがやった行為自体はもしかすると犯罪と呼べるものなのかもしれない。

例え銀座のクラブのホステスだったとしてもやった行為はセクハラだろう。

 

元2ちゃんねるのひろゆき氏は『ホステスなんだからセクハラされるのは当たり前・・・』みたいなことを言ってたがそれは違う。

私も何度も銀座のクラブにもキャバクラにも行ったことがあるが、ホステスさんの下着を剥ぎ取ってお触りしている客なんて一度も見たことがない。

 

またそれを当たり前とも思わないし、ママの髪を鬼の形相で掴んで引っ張るってそれはもはやハラスメントではなく暴行だ。

方や、渡部建さんがやったことも人間的にはサイテーだが、法律に触れることをやったかというとそうではない。

あくまで行為自体はお互い合意があってのこと。

 

ただ行為が終わってすぐに女性に1万円を渡して帰すというのは、クズ男の中では金メダリスト。

そのクズ男の妻があの佐々木希さんだからね〜。

 

彼女を泣かせた罪は犯罪よりも重いのかも。。。

世の中的に。

 

ある意味、判事よりも庶民の審判の方がこの国では厳しい。

 

 

スポンサーリンク

一方、香川照之さんは?

 

この方のお母さんが往年の名女優『浜木綿子』さんだとは知らなかった。

しかもまだご存命だというから、今回の香川さんの一件ではさぞや胸を痛めていらっしゃるに違いない。

 

人気俳優の息子が一夜にしてテレビから消えてしまう。

年老いた母親にはあまりに厳しい現実だろう。

 

これこそがまさしく転落人生。

 

自分の立ち位置の高低差が大きければ大きいほど、自分自身も周りもその傷は深い。

ただ・・・

 

私はこの香川照之さんという方のファンでもなければ特に演技を素晴らしいとも思ったことがない。

まったくどうでもいい方なので、こんなにあっけらかんと客観的な話ができる。

 

そもそもそんなにブログで書きたいとも思わなかったから、今頃になって書いている始末だ。

じゃあなぜわざわざ今頃書いているのか?

 

それは香川照之さん以外のいろんなニュースを読んでいて、人生を転落していく人たちがあまりに多いこと。

例えば女子大学生を集団で暴行した同志社大学のアメフト部の4人の事件。

また、5回もオーディションでわいせつ行為をした映画プロデューサー。

女性客に睡眠薬を飲ませ性的暴行をしたミシュラン一つ星の店長。

 

などなど・・・

 

みなさんそこそこの方達なのになぜ転落人生を選んでしまうのだろうか。

まあ、最近ではその最たるものが香川照之さんの事件だったということだ。

 

しかし、先ほども書いたように香川さんは意外に早く復活される気がするのである。

なぜなら、元々あの方の配役自体がヒール役が多いからだ。

 

香川さんが正義のヒーローという役が過去にあっただろうか?

たいていあのお得意の顔芸を生かして最後は必ず悪役としてドラマが終わる。

 

トヨタのCMこそやられているが、お顔だってどちらかといえば悪人顔だろう。

だから私生活もそんなに期待するほどクリーンなイメージはない。

 

要するにイメージ自体が低いのである。

冒頭に書いたように、低いところか転がり落ちてもたいした傷は負わないのは間違いない。

 

それに引き換え前述の渡部建さんの方はその真逆で、食通で知られ爽やかなイメージでワイドショーのMCなども勤められていた。

しかも何度も言うが、奥様はあの清楚で気品のある秋田美人佐々木希さんなのだ。

 

その渡部さんの不倫の現場がよりによってラブホでもなくビジホでもなく車中でもなく・・・

 

 

トイレ!

 

 

爽やか芸人のイメージからは程遠いあまりにゲスな場所だった。

しかも渡したお金はたったの1万円!

 

相場は最低2万円だろ!

 

やっぱこの高低差は法律を超えた独特のダメージ感がある。

香川さんにしろ渡部さんにしろ、この方達の代わりの人は芸能界には大勢いる。

 

いずれも転落人生になった原因は自分でしでかしたことだが、またいつかこの方達の顔をテレビで見る日が来るのだろうか。

またそれはいつなんだろうか。

 

どうでもいいことではあるが、同じ男としてどう人生を復活されるのかは興味がある。

 

人生にも敗者復活戦が用意されていればのことだが。

 

 

 

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. もぐもぐアリス より:

    そうだったのね。
     私は普通の人だから 転落はしないのね。(したとしても浮き沈み位ね)
     ちょっと安心しました。

     私はこの俳優好きだったから 悲しくて残念でニュースが出て以来悶々としてました。
     金スマで坂場放浪記の吉田類の物まねなんかすごくおもしろかったし
     半沢のあの役はあの人じゃないとと思ってましたから。

     もう一つ安心させていただきました。
     ヒールはどうせイメージ悪いからまた出てくるのね。 ちょっとうれしい。
     女性にひどいことするのは許せませんが どんな顔して出てくるかは興味があります。

嫁より長生きしてしまいましてをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む