朝の音、日常の音、台所の音・・・幸せな音

その他
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時々やってくるポエムおじさん

 

やあ、おはよう!

今日はうっかりポエムおじさんになってしまった。

歳をとるとみんな詩人になりがちだ。

 

今日は中原中也か?

まあ、こんな静かな冬の朝だからしょうがない。

 

みなさんにもきっと朝の音があると思う。

 

波の音が聞こえたり。

 

鳥の声が聞こえたり。

 

新聞配達のバイクの音が聞こえたり。

 

普段は何気なく聞いている朝の音だが、それが突然聞こえなくなったらどうだろうか。

 

私が小さい頃育った島では朝になると船の音が聞こえていた。

そんなに海に近いわけでもなかったのに・・・

 

いい音だった。

鳥の声も聞こえたしいろんな自然の音で目を覚ましていたように思う。

 

都会には都会の音があるように田舎には田舎の音がある。

懐かしい島の音だ。

 

あれから60年も経った今、私の家の朝はこんな音で始まる。

早朝5時を過ぎると世田谷線の始発電車が走る音から1日が始まる。

ガタンゴトンと重そうな車体が走る音だ。

 

最新のテクノロジーとは無縁のようなこの電車は、大きなおもちゃのようで実に愛らしい。

 

その大きなおもちゃから出る音の間隔からしてスピードが出てないのがよくわかる。

カメのように鈍いから事故が起きたという話は未だ聞いたことがない。

 

Macの電源を入れるといつものジャーンという音。

コーヒーを淹れるためのお湯がシュウシュウと音をたてて沸騰したことを教えてくれる。

 

コーヒーを淹れながらテレビをつけるとめざましくんが5:55分と時刻を告げている。

今日は不燃物ゴミの収集日か?

誰かがガラガラと缶と瓶を捨てに行く音がする。

 

8時を過ぎると向いの部屋の小梅ちゃんという女の子が保育園に行く時間だ。

小梅ちゃんは毎朝保育園に行く時間になると大騒ぎをする。

小梅ちゃんはどうやら保育園をあまり気に入ってないらしい。

 

部屋を暖めてくれるエアコンのファンの音。

パチパチとパソコンのキーを叩く音。

いつもと変わらぬ日常の朝の音だ。

 

いろんなところに引っ越しをしたが、住んだ場所それぞれ特徴のある朝の音があった。

音の記憶はその風景と相まってなぜか忘れることがない。

 

しかし一つだけ朝の音から消えた音がある。

それは嫁が台所で朝食を作る音だ。

 

まな板の音。

お味噌汁を作る音。

卵焼きを焼く音。

ごはんが炊ける音。

 

そして嫁の『ごはんできたよ〜』という声・・・

当たり前に聞こえていた音は突然消えてしまった。

 

姿も消え

声も消え

音も消えた。

 

全ての存在がこの世から消えた。

死ぬということはこういうことか・・・

 

あの日から私の朝は寂しいままだ。

 

静かになった台所に今は私が立っている。

 

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老後のおひとりさまごはん

 

昨日の朝食はシャケ玉丼と味噌汁。

今日は塩ジャケだが脂がのってて美味しかった。

 

 

私が料理をする音を聞く人は誰もいない。

ゆいまるくんのごはんのカリカリの音が聞こえると、まだ寝ているゆいまるくんがムクっと顔をあげる。

ゆいまるくんにも朝の音があるんだな。

 

 

ランチはインスタントの中華麺を使ってアジアン麺。

パクチーがあれば最高なんだがこのためにパクチー買ってもね〜。

一人じゃ使いきれない。

 

 

晩ごはんはハムカツ、鶏の唐揚げ、ポテサラ。

これは全部スーパーのお惣菜だ。

鶏肉と厚揚げのみぞれ煮、天かす冷奴は作った。

 

 

 

分厚いハムカツが実に美味しそうだった。

レンジのフライ温め直し機能でカリカリに温め直すと揚げたてになる。

 

 

朝の音があれば夜の音もある。

何をやってるのかわからないが、年中掘り返しては埋めている道路工事の音。

仕事から帰宅したマンションの住人の足音。

 

食洗機がじゃぶじゃぶ食器を洗う音。

 

ウィスキーを入れたグラスの氷の音

 

いろんな音が夜に溶けて私とゆいまるくんは眠りにつく。

 

 

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