よく生きてきたと思う
先日、お昼に見ている番組『ノンストップ』に、人気のアイドルグループ『JO1』の白岩瑠姫(しろいわるき)さんと豆原一成(まめはらいっせい)さんがゲストとして出演していた。
JO1はオーディション番組から登場したグループらしいが、私はそんなオーディション番組をやってることすら知らなかった。
まあ還暦過ぎたジジイが、アイドルのオーディション番組を見てキャアキャア言ってるのは気持ち悪いので知らないで当然なのだが。
ただJO1というグループ名は知っていたので、この日も何気にノンストップを見ていた。
するとゲストの紹介の時に、白岩さんの方は大変なビビりですごい小心者だと紹介されていた。
一方の豆原さんの方は生粋のオタクらしい。
アイドルなのにね〜。
ふ〜んと思って聞いていたが、実は私も白岩さん同様幼少の頃から大変なビビりで小心者、さらに内気で内向的で人見知りの恥ずかしがり屋であったことを思い出した。
いや、今でもそのシルバニアサイズの心臓は変わってない。
そんなちっちゃなハートでよくここまで生きてこれたなとつくづく思う。
両親とも暮らしたことがないので誰に似たのかもわからない。
育ててくれた祖父は豪快な人だったから血筋とも思えない。
強いてあげれば幼少期の環境が影響したのかもと思う。
親がいないから死ぬほど寂しかった。
ほんとよく頑張った生きてきたよ(しみじみ)
目立つことも嫌い。
のけ者にされても文句も言えない。
自分に自信がない。
小学生の頃はいつも家で漫画を描いて一人で遊んでいた。
たまに友達が遊びに来てもなぜか祖父母は私が外で遊ぶのを嫌がった。
そのうち友達もだんだんと遊びに来なくなる。
祖父母はいい人だったし私を育ててくれたから感謝しかないが、今考えれば自由はなかったな。
そんなシルバニアハートの少年がなぜか小学校5年生の時に、全校生徒の前で友人と二人で漫才をやることになった。
なぜそんなことになったのか・・・
今考えても思い出せない。
あまりに大胆すぎて今頃になって白目むいて倒れそうだ。
しかしその漫才のネタを書いたのは私の叔母だった。
叔母は書道教室を長年やっていたので字は上手かったが、とても真面目な人だったのでおそらく漫才など一度も見たことがなかったのではと思う。
そんな叔母に漫才のネタを頼んだのがそもそも間違いだ。
予想通り漫才のネタは最悪だった。
まるで小説のような真面目な漫才だったのだ。
今でも思い出すが、予想した通り私と友人の漫才は全くウケなかった。
あんなにシーンと静まり返った講堂でウケない漫才をやるって、人前でパンツを脱ぐより恥ずかしい!
しかも面白くも何ともないネタの上に、なんと相方の友人がボケを一つ飛ばしてしまったではないか。
このバカやろーと思って私が友人の頭をバシッとどついたら、なんとそれがドカーンとウケた!
ボケを飛ばしたものだから全く繋がらないボケとツッコミ。
しかしそれがなぜかウケて全校生徒の大歓声の中、私と友人は漫才を終えた。
小心者だったけど、これがきっかけで漫才師になってもいいかなとチラッと思ったりした。
中学になっても相変わらずの内気で小心者だった。
しかし当時の担任の先生が新任の面白い先生で、なんでも自由にやらせてくれた。
当時は先生が当番で学校に泊まる宿直という制度があり、私は担任の先生が宿直の時は私も学校によく泊まりに行っていた。
今だととんでもない話だが当時はなんてことはない。
私に親がいないことを知っていた先生は何も言わなかった。
その先生は深夜までいろんなことを話してくれた。
中学生が知らない大人の世界を、私は先生から教えてもらったのだ。
いやらしいことやエッチなことやスケベなことなどなど・・・
(≧∇≦)
その先生は音楽の女の先生に惚れていることまで教えてくれた。
まさかの先生のカムアウト!
面白すぎる。
その音楽の先生も同じ時に先生になった新任の若い先生でとっても美人だった。
実は後から聞いた話だが、数年後に二人は結婚したそうだ。
先生はあの頃から音楽の先生とヤリたい結婚したいと言っていたから念願かなったんだね!
そのうち先生が宿直の時は、他の友人も誘って泊まりに行くようになった。
男の子ばかり10人くらいを私がまとめて引率して夜中の中学校に忍び込むのだ。
そして深夜の学校で先生と一緒に肝試しをしたりトランプをしたり恋バナしたり・・・
本当に楽しい思い出だ。
今思えば大胆だったな。
高校になると少しはこの内気な性格も治るのかと思ったが全く変わることはなかった。
しかし内気にもかかわらず髪はリーゼント。
文化祭では掛け持ちでバンドをやったり、ソロで全校生徒の前でフォークソングを歌ったりした。
体育祭では応援団にはいり下級生を束ねて応援合戦をした。
学校の伝統行事のマラソン大会では、友人とこっそりヒッチハイクをしたのでなんと1位の陸上部のキャプテンを抜いてしまったこともあったな〜。
いい思い出だ。
高校最後の卒業式は外国の映画で見たシーンを真似して、友人と車で学校に乗り込んだ。
卒業式が終わると派手なクラクションを鳴らしながら、父兄や在校生に注目されながら3年間お世話になった学び舎を後にした。
最後まで内気で小心者のまま高校を卒業したのだ。
本当に内気で小心者?
老後のおひとりさまごはん
朝食はバタートーストとコーヒー。
4枚切りの分厚い食パンの切れ目にピッタリとはまるバター!
うまそー!!
この食パンはいつも我が家にパンの焼ける匂いを漂わせている近所のパン屋さんの食パンだ。
超熟の3倍の値段だから3倍うまくないと怒りたくなる。
3倍かどうかはわからないが確かにうまい。
ランチは海老天そばとケンタッキーフライドチキンの炊き込みごはん。
冷凍庫に残っていたケンタッキーフライドチキンのもも2本をそのまま炊飯器にぶっ込み、味覇と白ネギ、青ネギで炊くという男の炊き込みご飯だ。
しかしこれがうまい!
炊き込みごはんはもう失敗する気がしない。
チキンの匂いがするとゆいまるくんが必ず走ってくるのだが、今は遠くで首を傾げているだけだ。
なんかいい匂いがするけどまさか私がチキンを炊き込みごはんにするなど思ってもいないだろう。
晩ごはんはチキンとほうれん草のガーリッククリーム煮込みとサラダ。
風呂上がりに上半身裸のまま写真を撮っていたら、なんとライヨールのスプーンに綺麗に写り込んでいるではないか!!
あっぶねー!
慌ててPhotoshopでレタッチしたので汚いものを見せずに済んだ・・・
ビールを飲みながらチキンを食べているとスマホに電話がかかってきた。
小心者の私は滅多にかからない電話の音には毎度びっくりする。
そして知らない番号にはほとんど出ない。
なんか12月になった途端、やたら電話がかかってくるのだが・・・
小心者にとって、この世でもっとも偉大な発明はスマホの拒否ボタンだろう。
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