一番必要なのはセルフプロデュース力
これは50代に限ったことではないが、今は終身雇用の時代は終わり生涯ひとつの会社で勤め上げるという人も少なくなったと思う。
そうなると転職がキャリアアップのひとつの手段になるわけだが、特に50代以上のシニアの転職では、私の経験でいうと特にこのセルフプロデュース力というのが問われた。
じゃあ、そのセルフプロデュースとはいったい何なの?ということだが、簡単に言ってしまえば『自分の魅力や強み、能力などを戦略的にアピールすること』。
まあ、だいたいこんな意味合いだ。
私の解釈は『自分ブランドの確立』と思っている。
いかに自分自身を売り込む商品として魅力あるものに見せられるか・・・
これは50代には必須のスキルと言っていい。
昨日、50代の転職を成功に導くポイントを説明したが、基本的に待つスタンスだからスカウト会社に登録された情報が魅力的でないとオファーなど来ない。
履歴書や職務経歴書だけで書類審査は終わるから、その書類をいかに魅力的に書けるかが最初の関門である。
例えば履歴書。
履歴書なんて魅力的に書こうと思っても、形式的な書き方しかできなくてどこで魅力を出すのかがわからないという方が多いと思う。
まずそれが間違いだ。
学歴や職歴は普通でいい。
しかし、アピールすべきは趣味・特技や志望動機。
私もこれまで採用面接側として数百人の面接に関わってきたが、学歴や職歴で大差をつけることはできない。
例えば東大卒という学歴の人が10人面接に来たらどうする??
職歴にしても履歴書で仕事ぶりまで判断することはできない。
であれば、それ意外のヒューマンウェアで勝負するしかないのだ。
ちなみに私は趣味として最低10個は書き込んでいた。
そうするとスカウトマンや面接官と、どれか一つくらいは趣味が同じものがあるものだ。
特技でいうと、私は『華道 池坊』の講師の免許を持っている。
仕事には役立たずな資格かもしれないが、面接の際には必ず驚かれるから印象付けすることができる。
このおっさんが花を愛でる??
その無骨な手で可憐な花を生ける??
この強烈な印象を与えられたら成功だ。
私が履歴書で一番重要と思っているのは写真。
特に50代の転職である。
老けて見える写真よりも、当然だが若々しく写っている写真の方が印象がいいに決まっている。
私のやり方なのであまりおすすめできないかもしれないが、私はよくある正面から撮影した履歴書用の写真は絶対に貼らない。
満面の笑顔で自撮りしたスナップ写真を必ず貼っていた。
理由は、新卒の就職活動の履歴書ではないのだ。
50代と言えば、顔を見ただけでその人がどんな人生を歩いてきたかがわかってしまう。
そこに生真面目な着たきりのスーツ姿で、街角に置いてある証明写真ブースで撮影したような写真など、目を引くはずがない。
存分にこれまでの生き様が見て取れるような写真を、堂々と貼っておくことを私はおすすめしたい。
もうひとつの職務経歴書だが、こちらは履歴書よりももっと重要になる。
まず事細かく書くことを勧めはするが、あまり細か過ぎても読みづらいので、私は重要な経験だとか賞罰、仕事上で獲得したタイトルなどは強調文で目立つようにしていた。
何でもできるというアピールよりも、ひとつのことを続けてやってきたという方がイメージがいい。
できるだけその道のスペシャリストとしての経験を詳しく書いておくことが大事だ。
特に獲得したタイトルについては、もし書けるものがあればどんな小さなタイトルでもいいので書いておくこと。
その道のスペシャリストは世の中には数多いるが、タイトルまで獲得した経験となるとグッと少なくなる。
そこをスカウトマンは見逃さない。
スカウトマンもまたその道のスペシャリストなのだ。
デジタルスキル
言わずもがなだが、50代でデジタルに弱いというのは致命的だ。
今現在、もしデジタルにあまり関係がない仕事に就いていて、そして転職活動をしようと思っているのなら、その方面の学校に行くか自分でセルフトレーニングをしてほしい。
年齢を言い訳にはできない。
有名な方なのでご存知の方も多いと思うが、世界最高齢のエンジニアと呼ばれている若宮正子さんという方がいらっしゃるが御年85歳の女性だ。
この方は75歳でスマホデビューをして、82歳でiPhone向けゲームアプリ「hinadan」を独力で開発されたというお方。
こういう先達がいる限り、50代のひよっこがPCが苦手とか絶対に言ってはならないのだ。
デジタルスキルでも一般的なビジネスソフトが使えるという程度ではなく、できればグラフィックだったりマーケティングだったりインフラだったりと、デジタルの中でも何かひとつ得意なものがあると強い。
それも勉強だろう。
転職の一般的な基本は、これまでの給与と同等額を保証するという程度の条件だ。
しかしそれをもっといい条件で転職をしようと企んでいるのである。
名プレイヤーは名プロデューサーであることを知ろう!
老後のライフスタイル
今日のコーディネイト。
まさか63歳のじじいがこんな服を持っているなんて、誰も思わないだろうな〜。
似合うかどうかは別だ。
しかし原色の服は気持ちを明るくしてくれる。
なんと罵られようと好きな服を着て出かけるのだ。
ちなみにこのシャツもZOZOで買ったが、とってもお安いです。
こちらは東急ハンズ渋谷で買ったお気に入りのボストン。
今日の服を着てこのバッグを持って歩くと、なぜか歩行者がよけてくれるので歩きやすい。
老後のおひとりさまごはん
今朝はビーツサラダボウルだ。
左端に見えるピンクのかたまりがビーツサラダ!
ポテトと人参とビーツを茹でてマヨネーズで和えるだけだが、これはうまい!
あと、今日はいつも下に敷いてあるレタスを炒めてみた。
炒めると量が減るのでいつもの倍入れても大丈夫!
しかもこの後、手動ミキサーで攪拌して食べるのだが実に食べやすい!
日々、何か発見があるな〜。
昨日のランチはチャーシューの煮汁で作った醤油ラーメン。
晩ごはんは休肝日ということで炊き立てのごはんをいただいた。
やっぱり新潟のコシヒカリが美味しい気がする。
牛バラとネギのくたくた煮、栃尾揚げ、キムチ、お味噌汁というメニュー。
サラダ忘れた!
このブログもセルフプロデューズのつもりで書いているが、年寄りのファッションや三食のごはんを見たい人がいるのだろうか?
もしかするとなくてもいいのではと最近思い始めたがいかがだろう・・・
料理などをいれることでタイトルに一貫性がなくなってしまうので、Googleに評価されないのはわかってこのスタイルにしているが、読者のみなさんにとってはどちらだろうと悩んでいる。
もうすぐブログを書き始めてやがて3ヶ月になるが、スタートからたくさんの人に読んでいただいていて、正直たいへん驚いている。
しかし、自分では何が面白いのかがよくわからない。
ブログの訪問者の数に比べ、ランキングボタンはあまり押してもらえないので、それが評価のような気もする。
はぁ〜、抜け毛増えそう。
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