無欲と心の平穏〜上昇志向と野望と欲の塊だった私を変えたのは・・・

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若かりし日々

64歳になって3日目の朝もいつもの朝となんら変わらず、ただ淡々と夜は明ける。
窓から差し込む朝の光が気持ちいい。

今日は立春だから、これから少しづつ春を感じる日が多くなるのだろう。
生前の嫁が好きだった河津桜がそろそろ咲く頃だろうか。

あの川べりの桜をもう一度見たいと言っていたが、その願いを叶えてあげることはできなかった。

 

歳をとると季節の移ろいにも喜びを感じ、また昔のことを思い出しながら空を眺める。

世の中はコロナで大変なのに、私だけは平穏な日常の中にいて何かに守られているような気分だ。

 

しかし私が若かりし頃は、季節の移り変わりを楽しむ余裕なんてまったくなかった。

人一倍の上昇志向と持ち前の野望で、競争社会で勝ち残ることだけを目指していた若かりし頃。
仕事のことしか頭になく、常に数字との戦いに明け暮れる毎日。

それは、最初に就いた仕事が営業という仕事だったからかもしれないが、当時は数字が正義だった。

壁に貼られた棒グラフの高さだけが自分という人間の評価。

年齢も性別も先輩も後輩も何もない、売り上げを上げた者だけが勝者となる社会で生きてきた。

 

欲と野望の塊。

人からは自動販売機と呼ばれていた。
私が会社から一歩外に出れば、必ず売り上げを持って帰るからだ。

私のグラフの幅は他の社員の5倍はあった。
それはどういうことかというと、売り上げ目標が私は他の社員の5倍だったのだ。

役職についたのも早かった。
全国の店長たちと競い合う毎日。

本当に疲れ果てていた。
心も体もボロボロ・・・

これから桜が咲く時期を迎える。
日本という国が一番美しい季節だ。

しかし当時はそんな美しい日本にいながら桜を見る余裕さえなかった。

 

そんな生活の中で、自分の老後のことに思いを馳せたり、年老いた自分を想像したりすることなど皆無だった。
まさかこんな穏やかな心境で日々を送っているなど、当時の私が想像できるはずもない。
いや、今の自分自身でも驚いている。

あんなに仕事に追われていた自分が・・・

金を稼ぐことしか頭になかったあの若い男が・・・

 

今はちょっとだけブラックなガンジーのようになってしまうとは。

仏教が教えるように、歳をとると人間は仏になるのかもしれない。
あながちそれは嘘ではないような気がしてきた。

無欲とまでは言わないが、若い頃と比較すればあまりの違いに無欲と言っても過言ではないかもだ。

若いぺこりーのは強欲?

年老いて思うことは、欲が少なくなると心は穏やかになるということ。

今、昔の私のようにヘトヘトになるまで働いているみなさんに伝えたい。
人生もゴールに近づくと、今は想像できないかもしれないが毎日穏やかな気持ちで暮らせるようになると・・・

若い頃に頑張ったから多少欲も満たされただろう。
もちろん満足なんかしていない。

しかし年齢を重ねると『足る』ことを知るようになる。
すると、もう欲もこれくいらでいいかと思えるのだ。

 

衰えないのは性欲だけ(ウソ)

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老後のおひとりさまごはん

昨日の朝食はトマトスープリゾット。
野菜たっぷりの濃厚トマトスープだ。

シーフードミックス、シャウエッセン、ブロッコリー、キャベツ、金時人参、フレッシュトマト、ホールトマト缶、カブ、たまねぎ、おくらという材料。

トマトに金時人参、パプリカでスープは真っ赤になる。

 

ランチはそら豆のかき揚げそば

スーパーのお惣菜コーナーで買ったかき揚げだ。
そばつゆは以前は濃縮タイプのそばつゆを買っていたが、最近は自分で作れるようになったので自作のそばつゆ。

 

 

夜は居酒屋ぺこり。

タコぶつ、ごぼうと人参のきんぴら、だし巻き卵、煮だこ、シャケの西京焼き、肉豆腐。

肉豆腐は煮ているうちにいつも豆腐が崩れてしまうが、今回は豆腐をお皿に乗せそのまま鍋に入れて煮込んだので沸騰しても煮崩れなかった。

些細なことだがそんなことが嬉しい!

 

どうだ!

この角が立った豆腐。

 

なんの自慢?

早く大人になりたいと思っていたのは何歳くらいまでだっただろう?

10代であることは間違いないと思う。
早く大人になって酒やタバコを堂々とやりたい。

金を稼いでみたい。

車を買ってドライブしてみたい。

未成年という不自由な時間から逃れたいと思っていた。

 

しかしそんな自由が手に入ると、今度は若い頃に戻りたいと思う。
一度手にしてしまえば、またすぐに次の欲が生まれる。

つくづく人間とは勝手なものだ。

ただそれが人間というものなのだよ。

 

あいだみつをか!

 

コメント

  1. ぺこりーのさん、こんにちわ。
    今日もブログを拝見させて頂きました。

    年を重ねていくと、人生の価値観や自分の在り方は変わっていくのですね。

    僕は高校を出て直ぐに働き出したのですが、
    仕事がプラント関連だったので、北は北海道から南は九州まで、
    多くの現場を飛び回る仕事をしていました。

    一つのプロジェクトは短くても半年、長いと1年以上になる時もあります。
    本社は東京にありましたが、一つの現場を終えると次の現場みたいなこともあり、
    就職してから殆ど東京にはいませんでした。

    現場の殆どは海に面しており、地場の魚や地酒など、その土地でしか味わえない食材、
    給料をもらいながら各地を回れるなんて最高だと思っていました。
    しかも現場手当が付くのでお財布にもうれしい😆

    アパートや旅館、民宿に泊まりながらの生活、
    現場が山場を迎えると朝5時から夜の12時まで祝祭日に関係なく現場に詰めることもざら。
    今だったら労働法に引っかかりますが、それが当たり前だった時代。
    仕事が早めに終われば夜の町に消えていく、そんな生活を10年続けていました。

    当時は仕事と遊びに夢中で家庭を持つことなんて考えてもいませんでした。
    それが、今の妻と知り合い、タイへ移住し、子供を授かり、家庭を持ちました。

    「え、お前が結婚して、しかも父親だって!?」

    昔の僕を知っている連中は一応に驚いていましたよ。
    以前の仕事を続けていたら今でも結婚せずに、
    日本や海外の現場を飛び回り、好き勝手に行きていたかもしれませんね。
    そんな生活、今では考えられませんが・・・

    • Yoshiさん

      コメントありがとうございます!
      楽しそうなお仕事でしたね。
      私もそういうの好きですよ。

      しかし愛の力は強い!
      タイへの移住は宿命なんでしょう。

  2. […] ランチはかき揚げそば。 […]

  3. […] ランチは深大寺そば。 […]

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