コロナの不思議
世の中は不思議なことだらけだ。
ただ何か変だなと思ったとしても、普段はあまり深くは考えずにやり過ごすことにしている。
なぜなら、答えが見つからないことを考え出すと無駄に時間だけが過ぎるから、残り少ない老後時間がもったいないのだ。
しかし不思議なことはどんどん溜まるいっぽうである。
私自身では解決の術がないので、どなたかわかる方がいらっしゃればご教示いただきたい。
まずこの先週末の都心の人出だが、銀座も新宿も渋谷も人が減るどころか逆に人は増えているという報道だ。
映像で見ても明らかに人が多い!
コロナ前と比較してもあまり変わらないように見える。
しかしこの人ゴミの中には、コロナ前ならあれだけ大量にいた外国人観光客はいないのである。
2019年に日本を訪れた外国人観光客の数は3188万人。
その3188万人は確実に日本の街から消えてしまったはず。
なのに当時と変わらない人の数に見えるということは、実は日本人はまったく外出自粛なんてしてないどころか、当時街にいた外国人観光客の分だけ増えたのかもしれない。
3000万人以上が消えた街にはとうてい見えない。
とても不思議だ。。。
あと、政府主導によるコロナ支援対策の一環として飲食店への協力金があるが、なぜ一律6万円なのかがさっぱりわからない。
飲食店の規模は様々だ。
それをひとくくりにするというのは、誰がどう見ても乱暴過ぎる。
飲食店の規模によっては、1日6万円貰っても家賃の支払いすらできないお店もあるだろう。
しかし私の後輩のお店を例にあげると、後輩のお店は6人も座れば満席という極小居酒屋なのである。
しかも営業しているのは週に4日だけ。
それで時短営業に協力すれば1日6万円貰えるのだから、時短なんてするより休んでしまったほうがいいということでずっと休業しているのだ。
そりゃそうだ。
店を閉めたほうが仕入れもいらないし光熱費もかからない。
営業日は週に4日だが、普通なら休業日である3日についても1日6万円が貰えるのだ。
たったの6席しかないお店でも1日6万円貰えると後輩はすこぶる喜んでいた。
家賃が高額なところはしんどいだろうが、家賃を払っても有り余るお店も多いと思う。
なぜ売上高か店舗面積などの従量制にしないのか、私には不思議でしょうがない・・・
飲食店と言えばだが、国会議員の先生たちが行くお店はなぜ8時以降も営業しているのだろう?
飲食店に営業自粛を指示しておきながら飲食店に売上の協力をする先生方。
お店が8時以降も営業を続けていることを指導する立場でありながら、その時間にお店に行って自分が酒を飲んでいるってどういう神経なんだろう??
もっとも最近文春砲にやられた自民党の白須賀衆議院議員は、なんと23歳の女性と高級フレンチレストランで食事したのち、東麻布のラウンジに行ったそうだ。
ラウンジにはいったのは午後8時過ぎ。
文字通り政府が時短要請している時間帯である。
23歳の女性との関係は当初『パパ活』と報じられたが、実際はラウンジのホステスで同伴だったと弁解したようだがぜんぜん弁解になっていない。
私は去年から一度もスナックにすら行ってない。
高級でもなんでもない、50歳を過ぎたママがやっているただの三茶のスナックだ。
同伴するならこっちが金をもらいたいくらいのママだ。
それに比べ23歳のホステスと高級フレンチを食べて東麻布のラウンジへ仲良く同伴出勤・・・
しかも我々の税金で!
そういうことができるというのがほんと羨ましい不思議だ。
何よりも不思議なのは、日本は世界一緩いコロナ対策だったにも関わらず死者数が異常に少ないこと。
これは私だけでなく世界中の専門家が驚いている。
WHOがとにかくPCR検査数を多く実施するように言ってきたにも関わらず、当時の安倍総理は聞く耳を持たなかった。
日本のPCR検査数は2月21日現在で742万人。
なんと今でも人口の6%にも満たないのだ。
欧米のような大規模なロックダウンもなければ、緊急事態宣言も任意で自宅待機を求める程度。
だから休日の都心はコロナ以前となんら変わらない光景なのだろう。
飲食店も時短営業を要請されるも、特に罰則はないから拒否してもお咎めなし。
そんな緩い日本のコロナ対策でも、死者数は例年のインフルエンザよりも少ないという結果なのだ。
決して死者数が多いほうがいいと言ってるわけではないから誤解のないように言っておく。
ただただ不思議なだけである。
ちなみにもっとも死者数が多いアメリカでは、50万人以上の方がコロナ感染が原因で亡くなっている。
ついで多いのがブラジル24.7万人。
インドで15.6万人、イギリス12.1万人、ロシアも同じく8.1万人と続く。
どこの国も桁が違う。
そして日本はと言うと7438人。
いったいなぜ??
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はアサリの炊き込みご飯。
冷凍アサリだがちゃんとアサリの風味が出ている。
新生姜もたっぷりいれたので春の味だ。
ランチは深大寺そば。
そばつゆは手作りだ。
そろそろ冷たいそば美味しい季節になるな。
今年はベランダで大葉を植えようと種と買ってきた。
そばの薬味はベランダで収穫することにんるだろう。
夜は豆腐が半丁あったので炒り豆腐にしてみた。
きくらげとたまねぎ、人参、豚肉を入れたが、なかなか美味しくできた。
あとは牛すじ煮込み卵入り、レタスとりんごとツナのサラダ。
食べ物にも不思議なことがたくさんある。
まずあの小さなそばの実をすりつぶして粉にして、それをまた水でこねて麺にしようなんて誰が考えたのか。
そのそばに海で採れた海苔をのっけるとざるそばと呼ぶことにして、海苔をのっけないものは盛りそばと呼ぼう!
そんなことを決めた人がきっといるんだろうな。
不思議だ〜。
さらに麺状にしたそばをお湯で茹でてみたら、美味しい!と思ったからそばが日本の料理として定着したんだろうと思う。
最初に食べた人がもしも『まずっ!』と思ったなら、もうそれでそばは終わりだ。
世の中は偶然と不思議で満ち溢れている。
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