世界の危機で学んだこと〜人間はどんなことからでも学ぶことができる

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新型コロナウィルスで学んだこと

 

医療の逼迫を招くほどの大禍となった、今年の新型コロナウィルスの感染拡大。

世界中がパンデミックに陥り、もはやワクチン接種以外にこの流行を止める手立てはないと思われる。

 

戦争を知らない世代にしてみれば、これほど人類が危機に直面した経験は後にも先にもないのではないだろうか。

アメリカのコロナ感染による死者数は、ベトナム戦争による死者数を超えた。

戦争をも超える災禍なのだ。

 

しかし冷静にこのコロナ禍の自分の生活を見返してみると、コロナによって気づいたこと、あるいは学んだことがあると思っている。

 

個人的に言うと、家の中での暮らし方の品質が格段に向上した。

コロナ禍により家にいる時間が長くなる。

そうするとやはりその長い時間を快適にするための工夫を自分で考え出す。

 

人は限られた世界で楽しみを見つけ出す天才なのかも知れない。

例えばオフィスの自分のデスクという極小スペースでさえ、自分が仕事をしやすいようにと使いやすいマウスを買い、ペン立てを置き、そしてお気に入りのマグカップを家から持ってきてコップのふちこさんを飾る。

 

そこに空間があれば、人は誰でもそこに居心地の良さを追求するものなのだ。

 

 

こんな老ぼれでもそうだ。

 

植物も増えたし家具を買いレイアウトも整え、より一層生活しやすくなった。

整理整頓された部屋をマメに掃除しながら快適に過ごす。

 

これまではうちのゆいまるがモップ代わりのような時もあったが、清潔な部屋にいることで丁寧な暮らしがどんなことか学んだ。

 

外食はもちろん激減した。

それにより料理のスキルが上がり、あれだけ食べていたインスタント食品を食べなくなったのだ。

なんか逆のような感じもするが、私は料理に時間をかけるようになったので、とにかくインスタント食品は必要としなくなった。

 

結局それは体の健康にもつながるし、やはり食べることは大事だなとあらためて学ぶきっかけになった。

まあいいことばかりではない。

コロナ禍により運動は減ったしおかげで体重は増えた。

 

だんだんズボンのベルトも必要なくなってきた。

みな服がパツパツだ。

 

ルーズな服がフィットしてしまい、シルエットもへったくれもなくなってしまった。

 

 

もうひとつ変わったことは、友人や知人、仕事関係の人と会わなくなったことで、自分の人生に本当に必要な人が見えてきた。

 

人間とは社会で生きているわけだが、いかに必要のないコミュニケーションや付き合いに無駄な時間を費やしていたかということを学んだ。

 

コロナ禍以前は、社会とプライベートの境界は自分が住む家の内と外という感じだった。

家にいることがプライベートで、いったん外に足を踏み出すとそこは世間と交わる社会となり、突然ルールとマナーが要求される。

 

しかしコロナ禍以降では、社会との境界線はパソコンのモニターの内と外に変わってしまった。

モニター越しに挨拶する仕事仲間や取引先。

 

買い物をするお店もモニターの中にある。

そして自然とそこにはマナーとルールが定まって行ったのだ。

 

 

社会の境界線が変わって、リアルに会わなくても自分の生活に何も困らない人たちがたくさんいたことに気づく。

もちろん、私は人生には無駄も余白も大事だと思っているし、人と会わないことがいいか悪いかもここでは考えない。

しかし、だからこそあえて無駄な時間を意識的に費やすことも選択できるようになったということだ。

 

一方で、人と会わなくなったことでこんな弊害もあった。

 

残されたわずかな人生において、出会いの場が激減している。

これは由々しき問題だ。

 

異性に会うと言えばゆいまるのお散歩のときに会う雌犬か、スーパーのレジの女の子くらい。

せめて人間がいい。

 

しかし私以上に若い人たちは出会いの場に困っているだろう。

 

こうなるとやはり先日書いたAI婚活かアプリに頼るしかなくなる。

 

恋愛もまたモニター越しになってしまった。

 

 

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社会も学ぶ

 

 

コロナ禍により学んだのは個人だけではない。

 

企業や社会もまた多くの学びの場となったに違いない。

 

例えば仕事は会社に集まってするものという概念が変わった。

無駄な通勤、オフィスの家賃、光熱費、社食や福利施設、人間関係などなど。

不要になった経費はそのまま利益へ還元される。

 

もちろんサービス業や飲食業界など、リモートワークが難しい業界もあるにはあるが、しかし宅配やオンライン化による一部の業務シフトも生まれた。

 

私のようなおっさんの立場から言えば、リモートワークによって女子から加齢臭や口が臭いと殴られることもなくなった。

 

もちろん女子にも恩恵はある。

まず会社に行かなければセクハラもないだろうし、脂ぎった上司との飲み会もない。

これは何より嬉しいことではないか?

 

そして世界中の人たちがもっとも勉強になったことがある。

 

手洗い・消毒・マスクはインフルエンザに劇的に効果があるということ。

ここまで徹底して手洗いやマスクをしたことは初めてだろう。

 

そしてインフルエンザの感染者は記録的に減少した。

 

コロナもまたそういう日が訪れることを切に願う。

 

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追記

 

人は学ぼうと思えば何からでも学ぶことができるものだ。

特にこのコロナ禍でそう思った。

 

よりよく暮らす知恵とは未曾有なんだな。

 

もう2020年も残りわずかとなったが、この1年の出来事を死ぬまで忘れることはないだろう。

 

 

この辛い経験も自分の人生の彩りだ。

 

 

 

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. Kay より:

    マイナスからプラスを引き出せる人は幸せですね♪
    けどこのパンデミックから学んだことを人類は未来に活かせるのかなあ?^^;
    喉元過ぎれば…にならないことを祈りたいです。

    フチ子さん持ってます!パンツ見えるんで使い辛いww

    • ぺこりーの ぺこりーの より:

      Kayさん

      コメントありがとうございます!

      人間って前を向いてしか歩けないようにできているので、基本プラス思考なんじゃないんですかね〜。

      パンツ見えてるやつをKayさんが買ったんでしょ!?(笑)

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