超高齢化社会
超高齢化社会になると言われ始めてから久しいが、私もこの言葉を聞いてからいつかすごい社会がやってくるんだろうなと思っていた。
数年前までまるで他人事のように聞いていたが、いつの間にか自分がそのど真ん中にいるじゃないか!
うかうかしてたらすぐに後期高齢者になって、若い介護士さんと一緒にTicTocダンスを踊りながらリハビリするようになる。
たった今更新されたYahooニュースによると、なんと全国の100歳以上の高齢者が8万人を超え、過去最高を更新したそうだ。
しかも人口は減少の一途。
高齢者ばかりの日本・・・
なんだか景色が想像できない。
近未来的な荒廃した街を見渡すと、老人たちの加齢臭でもやがかかり、車は逆走が当たり前。
徘徊する人かシルバーカートを押して歩く老人しか見当たらない街。
タピオカ飲んでるのも老人。
クレープ食べてるのも老人。
プリクラ撮ってるのも老人。
マジ卍とか言ってるのも老人だ。
う〜ん、妄想はどんどん広がって行く。
しかし現実的に3人に1人は65歳以上となるのだから、一番困るのは働き手だろう。
そうなると、自ずと高齢者の労働力が必要になる時代がやってくる。
2015年では、高齢者1人を支えるのに生産年齢人口(15歳〜64歳)2.3人で支えていたのが、2030年には、なんと1.8人で支えなければならない計算になる。
それでは若者の負担が大きすぎる。
では、働ける高齢者はどんどん働いてもらおうということで、政府も方針を固めているのだ。
これは働きたい高齢者にとってはありがたいことではないか。
働きたいけど仕事がないという高齢者が一定数いることもわかっているので、これからはそういうこともなくなるし、むしろ働き手として期待される世の中になるということである。
私ももし働けるなら、ぜひやってみたい仕事がある。
それは都営バスの運転手!
一時、都営バスに乗って通勤していた時期があり、いつも運転手さんの仕事ぶりをながめては憧れていたのだ。
あの大きなハンドルを、中川家の礼二が真似するようにオーバーにグルグル回して運転してみたい。
口元のマイクで『え〜、次は赤羽〜赤羽〜』と、礼二のように鼻声でアナウンスするのだ。
若者がスキルで老人に負ける時代
高齢者と言えども、直近まで一部上場企業でバリバリと働いてきた人や、エンジニアとして技術開発に明け暮れてきた人など、たくさんの優秀な人材が揃っている。
リタイアした人たちが持っている財産とは、それは長年の経験である。
決してマニュアルや教科書では学ぶことができないもの。
しかし先達たちは、それを失敗と成功を繰り返しながら学んできたのだ。
それが経験だ。
いかに優秀な若者でも勝ち目がない、その経験という財産。
おまけに仕事のルールや人間関係の築き方、コミュニケーション能力、マネジメント力など、徹底的に植え付けられてきたから、一から教える必要もない。
総合的なスキルから言っても、若者は高齢者には勝てないだろうと想像する。
もし労働力として若者に劣るとするなら、それは体力だけだろう。
あと新しいことを覚えることも苦手だ。
そこは若者がやればいいじゃないか。
適材適所だ。
そうやってお互い補完しながら、若者と高齢者が一緒になって仕事ができる社会になれば、それはこれからの日本にとっては、たいへん喜ばしいことだろうと思う。
私も若者と一緒にバスに乗ろう!
都営バスじゃなくても長距離の観光バスでもいいな。
バスガイドは若い女の子にしてもらいたい。
老人働く!
昨日は朝から撮影だった。
商品の企画から監修までのプロデュースを私がやっているので、オンラインショップ用の写真撮影も当然私の仕事。
なんと自宅から歩いて行けるところにあるハウススタジオを貸し切っての撮影だ。
この辺は芸能人も多く住んでいるところだし、豪邸ばかりが目につく。
このスタジオを元々はどなたかの自宅だったのだろうが、屋上には露天風呂がありどこを見てもおしゃれ。
スタッフ全員が、こんなところに住んでみたいとため息をつくほど・・・
最近はこの辺も空き家が多くなり売りに出ている豪邸も多い。
撮影が終わったら、2〜3軒買って帰ろうかと思った。
昨日はあいにく曇っていたのでこんな写真だが、これが晴天だったら庭のテーブルでビールなど飲んだら最高だな。
スタッフは全員若いので、年寄はあっち!こっち!と指示するだけでいい。
これが適材適所。
なんとか撮影が終わったのが午後2時。
昼食も食べずにぶっ通しだったので、スタッフを連れていつものビアバーへ。
みんなでクラフトビールで乾杯をして、遅い昼食をとった。
このお店のカレーはうまい!
千駄ヶ谷にあったギーというカレーの名店で修行した店長が作っている。
私はナチョスをつまみながらビールをゴクゴク飲んだ。
その後、若いスタッフたちとジンソーダに切り替え、くだらない話で盛り上がった。
こうやって高齢者と若者が一緒に仕事をして、日本のGDPを押し上げることができたなら、どんなに素晴らしいだろうか。
この小さなビアバーで、日本の未来の働き方がちょっとだけ見えた気がした。
老後のおひとりさまごはん
昨日は疲れ果てて夕食らしいものは食べずに、またビールだけ飲んで寝てしまった。
若者たちはあれからまた飲みに行っただろう。
老人はもう体力がない。
今朝のサラダボウル。
今朝はお腹がグウグウ鳴って目が覚めた。
クタクタに疲れ果ててたので、9時間も寝てしまった・・・
死んだのかと思った。
朝からレタスを洗ってスピナーで水切り。
ブロッコリーとゆで卵を茹でる。
解凍しておいた冷凍エビでエビマヨを作り、それぞれトッピングする。
朝食を食べるのにも一苦労だ。
今朝は心地良い疲れが残っている。
明日は確実に筋肉痛だろう。
今日はまだ筋肉痛はこない。
高齢者が働くというのは体力との戦いである。
身体が健康でなければ、どんなに働きたくても働けない。
高齢者が仕事を得るにはそれ相応のセルフ・プロデュースも必要だが、それは健康面もそうであろう。
私も頑張らねば。
体力つけて若者たちと飲み行くのだ。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
仕事を終え、スタッフとビールを飲んだ後は爆睡…素晴らしい~
社会と関わり貢献し続けるのも最強のアンチエイジングですね!
ぺこりーのさんの「毎日を丁寧に生きる」姿勢、素敵だと思います。
お手本にさせていただきます!(師匠と呼ばせてください^^)
Kayさん
コメントありがとうございます!
師匠って・・・(笑)
じゃあ、今日から君を弟子と呼ぼう(≧∇≦)
年寄りが無理するとダメですね。
今日は午後から病院に行って点滴打ってもらいます。