おひとりさまの老後生活ももう5年目〜ひとり暮らしの老人だが孤独なんて感じたことがない

ライフスタイル
スポンサーリンク

社会とのほどよい距離感

 

私もおひとりさまとなってはや5年が経とうとしている。

なんの予告もなく神様は嫁を天国に連れて行ってしまった

そしてそのすぐ後にらんまるまで虹組に・・・

 

5年前、私は還暦を迎える歳になりまさに老後の入り口に立っていた。

しかし私の老後は、家族を2人も失うということからスタートしたのだ。

 

ひとり暮らしの経験がない私は孤独とはどんなものなのか、寂しいとはどういう心持ちなのかビクビクしながら暮らしていた。

うさぎは寂しさで死ぬらしい。

寂しさとは動物の息の根を止めるくらいに強烈なものなんだと、真面目に私はそう思っていた。

 

しかし、孤独や寂しさよりも家族を失ったという喪失感の方が強烈で、自分が主体の孤独や寂しいという感情はあまり感じなかった。

それはある意味救われたということなのだろうか。

 

このコロナ禍によって、世界中の人がひとりでいることを強制された。

常に誰かと一緒に暮らしていた人や、毎日会社で同僚と仕事をしていた人、何かのコミュニティにはいっていて周りに人がいることが日常だった人。

そんな人たちが急にひとりになり、誰とも話さない日が何日も続くということはたいへん辛いことだと思う。

 

人とのつながりだけが、自分がこの世に存在することを証明してくれると思っている人は少なくないだろう。

 

しかし、実際にひとりになって見たらどうだろうか?

たしかに最初は極端に減った人とのコミュニケーションに、強烈な寂しさを感じたかもしれない。

でも人は環境に順応していく生き物だ。

 

ひとりでいることでしか見えなかったものが見え始める。

自分に重要な人って誰なのか。

自分に必要のない社会の関係性とは何か。

本当の友人っていったい誰なのか。

 

さらに必要なお金の使い方やなくても生きていけるものなどなど、いろんなことがひとりになったことで見えてきたのではないだろうか。

 

スポンサーリンク

孤独も楽しむ

 

私は家族が亡くなることでひとりになった。

そしてこのコロナ禍によりさらに人と会うことがなくなった。

これほど長くひとりでいたことはかつてない。

いつも誰かが私のそばにいた。

 

しかし恐る恐るひとりの生活を始めてみると、自分のためだけに使える時間がこんなにあるのかとワクワクした。

集中するために静寂の中に身を置くことも簡単だ。

誰も邪魔をしない。

 

以前は飲み会の予定がはいってないことなんてなかったし飲み友達も大勢いた。

しかし今は逆に誘われてもぜんぜん気持ちが動かない。

社会ともほどほどの距離感があった方がいい。

 

それにひとりで飲んでいる方が楽しい!

自分で料理して好きな酒を飲む。

ひとりで映画を見て泣いて笑って寝る。

 

朝は誰かが淹れたコーヒーではなくて、自分で淹れたコーヒーの香りを楽しむ。

朝食を作り、今日は何をしようかと考える。

誰かの予定に合わせることなどない。

 

自分の時間を自分のために使う。

そのために予定を立てるのだ。

 

家で仕事をしてお金を稼ぎ家でやりたいことを楽しむ。

買い物はパソコンで。

旅行はYouTubeで。

マッチングアプリに登録すれば恋活や婚活、パパ活までできてしまう。

 

オンラインを駆使してショッピングを楽しみ、バーチャルを駆使して旅行気分を楽しむ。

アプリを駆使すれば出会いもカンタン!

楽しもうという気持ちがあれば自分がどこにいるかは関係がない。

 

どこでも楽しめるのだ。

おひとりさまの老後は突然やってきたが、私にとってそれが新しい人生の楽しみ方を切り開くモチベーションになった。

 

さあ、みなさんも今ひとりでいるからこそできることをやってみてはいかがだろうか!

とりたかった資格を学んだり、覚えたかった料理を作ってみたり、副業で新しいブランドを起業してみたり・・・

 

この狭い家の中にいても可能性は無限大だときっと気づくはず。

 

私の部屋はただの賃貸マンションだが、気に入った家具を置き好きな観葉植物を育てる。

映画を見るための60インチのテレビは、この部屋には大きすぎるが迫力がある。

 

好きな料理をし写真を撮りブログにアップする。

すべてこの部屋だけでやっている。

 

私はこの部屋にひとりでいるときが一番忙しいのだ。

 

 

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. […] おひとりさまの老後生活は、自分を律するものは自分しかいない。 […]

嫁より長生きしてしまいましてをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む