年収200万円で豊かに暮らせるか!?暮らせるわけないだろ!!

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最近話題の本

 

以前からこの手の本はたくさんあったし、ネット記事やコラムなどでもやたらと節約生活が押し売りされている。

そして満を辞して発売されたこのタイトルの本が大炎上中だ。

 

年収200万円で豊かに暮らす

 

Amazonの評価に書かれているレビューも酷評だ。

 

『年収200万の人、この本買えないですよ。』

『写真みてもとても年収200万円の生活のものとは思えんわ!ふざけるのも大概にしろ!
こういう類の本は一度でも年収200万前後の生活を味わった人が書くべきだ!』

 

おっしゃる通りだと思った。

この本に掲載されている写真からは、節約生活など微塵も感じさせない。

なぜならこの著者も編集者も年収200万円の生活などしたことがないんだろう。

 

ただ誰かが書いていたが、結局この本がSNSで酷評されてはいるが実際に買って読んだ人はいないだろうということ。

私もそう思う。

 

おそらくこの本のタイトルにみんな辟易している気がする。

このタイトルに違和感があるのは『年収200万円』と『豊な暮らし』という比較できない要素が2つあるからだと思う。

 

年収200万円とは数字だからはっきりとどれくらいの生活なのかが想像できる。

しかし『豊かな暮らし』って人それぞれすぎて、なんのことやらさっぱりわからない。

 

定量的なものと定性的なものを並べて表現するからなんとなく気持ち悪いのだ。

 

豊かな暮らしってなんなんだろうか。

金銭的に言えば年収200万円で豊かに暮らすことなど到底できない。

欲しいものがあっても我慢するしかない生活だろうし、収入の大部分は食費に消えていくはず。

 

それで豊かな暮らしって言われても無理だ。

しかし、金銭的に貧しいからと言って心まで貧しく暮らすことはない。

 

では、心が豊であるとはどんな状態なんだろうか。

おそらく金銭的に我慢に我慢を重ねて、そしてその貧しい生活を受け入れた挙句に見つけた悟りのような境地なのではないだろうか。

 

あの本の著者にしても文中で紹介されている人も、とてもじゃないが年収200万円の生活を経験した人とは思えない。

いや、あの本に限らず、節約生活を標榜した本を書いたりコラムを書いたりしている人たちが、節約してないとは言わないが、絶対に金銭的に貧しい人たちとは思えない。

 

だって本の印税も入っているだろうし原稿料だってもらっているはずだ。

ブロガーさんの中にも大勢いるが、ミニマリストと自慢している人たちや節約生活というライフスタイルで金儲けをしている人たち。

 

どう見ても節約と貧乏が結びつかない。

 

本当に年収200万円で貧乏生活をしている人たち。

ファッションではなく、節約しなければ生きていけないから節約生活をしている人たち。

 

そんな人たちが実は大勢いる年代を私は知っている。

 

年金受給者だよ。

 

私の年金だけの年収は200万円なんてとうてい届かない。

そこから税金とさらに介護保険料を支払っているから、手元に残る年金はわずかなものだ。

 

なのに笑顔で『年収200万円で豊かに暮らす』(にっこり)

なんて言ってられんわ!

 

幸い私にはまだ仕事があるが、それでも私も既に65歳を過ぎた。

当然、いつかは年収200万円以下の生活が待っている。

 

好きな酒も飲めずきっと毎日がサバイバル生活だろう。

しかし私はそんな極貧生活も楽しみにしている。

 

それが心豊かかどうかはわからない。

いや、おそらく豊かなんて言葉からは程遠い生活だろうと思う。

 

豊かかなんて私にはどうでもいい。

 

楽しいか楽しくないかだ。

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. hiro より:

    ぺこりーのさんおはようございます🌼

    私もですが、働いてる高齢者多いです。年金でゆったり暮らしてらっしゃる方は、ご主人が大企業の重役だった方とか、数は少ない感じがします。
    コロナで、婚活が上手くいかないと嘆くまだ30歳の女性銀行員さんに会いました。マスクしてたら、初対面で話盛り上がるのは、ぺこりーのさんレベルの男性でないと無理だわーと思いました。結婚して子供を持つのも大変な時代なのだ。年金が頼りになる時代は来ないわと実感しました。

  2. 経堂 より:

    年金だけで暮らしてますが必ず赤字になります。貯金が底をついたら…
    物価も上がっているし不安です。
    仕事すれば?と叱られそうですね💦
    高齢の方が節約している系の本はつい買ってしまいます。あまり参考にはならない場合が多いかもしれませんね。
    大抵は「ある物で生活」「衣類はリフォーム」「健康に良い物を食べて運動する」って内容ですものね。
    本は物価高騰前の内容ですしね。
    もう買うのやめますね、笑。

  3. キッチン より:

    毎日ペコリーノさんのブログ読むのが欠かせなくなりました。
    こんなにも魅力的な人が近くにいたら、放っとかないんですが、今居る人で我慢我慢。ちなみにペコリーノさんよりちょっと年上です。
    そこそこ好きな人と地味な弁当持参で近場を散歩デートで老後を楽しんで(凌いで)ます。
    若い時から、年金のことをもっと考えておくべきでした。でも日本の年金制度ってなんでこんなに解りにくいの?もっとわかりやすかったら、備えていたのに。悔やんでも遅し。
    本は買いませんねえ。タイトル見ただけで胡散臭い気がして。

  4. jun より:

    年収200万って手取り幾らだ?
    で、持ち家なのか?

    賃貸生活だったら絶対無理です!
    更に車も持てない!

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