ついにウクライナ侵攻
毎日ゆいまるくんのお散歩は1時間ほど歩いている。
最近特に時間が長くなって、しかもゆいまるくんも賢くなったのか家の方角がわかるようになってきた。
できるだけお散歩を長引かせるために、ゆいまるくんは遠回りに遠回りにお散歩コースを決めている。
おかげで私はこの寒さの中でも半袖Tシャツと上着だけという、元気な小学生のような服装で散歩している。
とにかく汗をかく。
真冬なのに・・・
ということで私が住む町内を超えて、ゆいまるくんは隣町の電柱の調査まで行うようになった。
町を超えての調査だ。
ただ、道路がつながっているのでいつ隣町に越境したのかは気づかない。
ゆいまるくんも隣町の犬の縄張りを荒らしているとはよもや知らないだろう。
これこれ。
そんなにたっぷりおしっこかけて大丈夫か?
隣町の犬に怒られるぞ!
しかしそんなことはお構いなしでゆいまるくんはマーキングに精を出す。
これがまだ同じ日本の、同じ東京の、同じ世田谷区の土地だから問題ないが、もし隣がウクライナだったらどうだ?
あるいはロシアだったら・・・
すぐに戦車の砲撃を受けるかもしれない。
あるいはロケット弾が飛んできたり。
つくづく日本は島国でよかったと思う。
日本の領海のちっちゃな島では近隣の国との小競り合いもあるにはあるが、ウクライナとロシアのような陸続きじゃないからすぐに隣国に侵攻しようとはならない。
道路一本隔てて隣の国というところもあるだろう。
そんなところをお散歩などしてたら危なくてしょうがない。
ゆいまるくんがいつの間にかロシアの領土に入り込んで、ロシアの電柱におしっこかけたりしたらプーチンさんがすぐに攻めてくる。
日本が島国で本当によかったよ。
それにしてもついにロシアはウクライナへの軍事侵攻を始めた。
21世紀の現代に国を侵略するなんてことが現実に起きるとは・・・
野蛮過ぎて驚いてしまう。
ただ、我々の目にはウクライナに侵攻しているロシアの方が悪者のように映るが、実際にはロシアだけが悪者ではないようだ。
過去の長い歴史を見てみると結局1番悪いのはアメリカのような気もする。
なぜならアメリカは、ロシアがまだソビエト連邦時代に当時のゴルバチョフ大統領に対して、NATOはこれ以上拡大しないと約束しているからだ。
プーチンさんにしてみれば約束を破っているのはお前だろ!
とアメリカに言いたいに違いない。
しかしウクライナにしてみればそんなことはどうでもよくて、自分達はロシアの属国にはなりたくない。
自由な独立国家でいたいのは当然だ。
結局、立場が変われば善悪も正誤も全て変わってしまうのだ。
話は変わるが、そんな島国日本にペリーが黒船でやってきたのは1853年のこと。
アメリカから船で日本までやってくるって並大抵じゃなかっただろうな。
どうやら7ヶ月ほどかけて来たらしいからペリーさんも命がけだ。
浦賀の人たちも黒船を見た時はさぞやびっくりしただろう。
真っ黒な船が4隻も海を渡ってやってきたのだから・・・
当時はおそらく、アメリカがついに日本という島国にまで侵略してきたと大騒ぎになっただろう。
しかしそうは言ってもたったの4隻である。
これが陸続きだったらドカドカと戦車で乗り込んでいるはずだ。
やっぱ日本は島国でよかった!
結局ペリーさんは何をしにやって来たかと言えば、当時のアメリカ大統領からの親書を渡しただけ。
それが翌年の日米和親条約の締結につながる。
要するに日本という島国とお友達になりたくてはるばる海を渡ってきたということ。
今ならQRコードだけでお友達になれるのにね。
最後に・・・
プーチン大統領は一体何を考えているのだろう。
引き金はNATOの拡大だろうが、だからと言って主権国家を武力で侵略することなどこの現代にあってはならないことだ。
そうやって武力で支配をしたところでウクライナの国民が親ロシア派になるわけがない。
感情はこじれにこじれて泥沼になる。
そして世界はそのロシアの異常な行動にどれだけの制裁を加えられるのか。
よほどの鉄槌を振り下ろさないとロシアがそう簡単に引き下がるとも思えない。
そして世界中から厳しい経済制裁を加えられて、1番苦しむのは今度はロシア国民だろう。
この戦争でいったい誰が利益を得るのだろうか。
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ある日隣国が攻めてきて、やりたい放題。でも周りは助けに来てくれない。安全な所から、経済制裁するよと言うだけ。プーチンはそんなこと、想定内だと思います。アメリカ合衆国も弱くなった。日本が攻められても、ホントに守ってくれるのか❔
孫や子供達には、平和な日本を残してあげたい。
コロナだけでも大変なのに、ウクライナもロシアの人達も不幸にするプーチン。誰が彼を止められるのか。心配です。