バイトが集まらず営業できない飲食店
昨日、いつものビアバーに行って大好きなクラフトビールを飲んでいると、お店のスタッフが集まって何やら真剣な話をしている。
ナニナニ?
最近はちょっと耳も遠くなったので耳だけそばだててもよく聞こえない。
そこでグイッと体を傾けて話を聞いてみる。
すると・・・
どうやら飲食店の時短要請が解除されて営業時間が元に戻ったことをきっかけに、スタッフのシフト組みが難航しているようなのだ。
それな!
こう言うのを嬉しい悲鳴と言うのだろうか。
私はカウンターの外側でただビールを飲んでいる人である。
しかしカウンターの内側では難しいパズルでも解くかのように、スタッフによるシフト組みが議論されていた。
そういや最近のテレビでやってたが、緊急事態宣言が全面解除されて以降飲食店や観光地の人手不足が深刻らしい。
営業再開に向けて求人をしても一向に人が集まらないそうなのだ。
ある飲食店は1日8人の面接を予定していたが、結局8人全員が連絡なしのキャンセルだったとニュースで言っていた。
緊急事態宣言解除により、飲食店や観光地が一気に営業再開したことで急激な売り手市場になったのだろう。
しかしそれは事前に予想されていたことだと思うが・・・
ただコロナ失業と言う言葉が生まれるほど、コロナ禍によって職を失った人たちが大勢いることを考えれば、傍目にはたいへんいいことじゃないかと思ってしまう。
ようやく働く場所ができるのだから。
ところが一方でこんなニュースもある。
新型コロナウィルス感染拡大によって、失業が長引く女性が4〜6月の3ヶ月間の平均で34万人を超えたそうだ。
昨年平均が28万人だからそれを大きく上回る失業者数となっている。
特に女性が失業するといきなり子供の生活環境に影響する。
それが一人親家族の困窮する要因であることは明白だ。
以下が女性の6ヶ月超失業者数の推移を現したグラフである。
引用:毎日新聞
グラフの作り方がわざとなのか異様に横幅が狭くてバランスが悪い。
こうするとグラフの折線は急上昇しているように見えるから、いかにも作為的ではあるがまあ上昇していることには間違いない。
ただしこの数字も、月末の1週間に求職活動をしていないと失業者としてみなされないらしいから、実際の数字はもっと多いと思われる。
こんなに女性の失業者が多いのに、なぜ飲食業界や観光地には人手が不足するのだろうか。
ただのマッチングミス?
失業者の数字はこれから徐々に改善されるのかもしれないが、ニュースではこう報じている。
2021年9月末のリクルート社によるリサーチでは、飲食業界の企業の62%が採用に意欲的だったそうだ。
これに個人店なども加えると求人数は急激に回復していると思われる。
ただ、そこに求職者が戻って来ない原因は、飲食業界がコロナ禍に行った大量の非正規切りの後遺症だと書かれている。
本来なら、休業した場合の非正規のパートさんやアルバイトの方たちにも休業手当が支給されるそうだ。
もちろんこれは国の助成金から支払われるわけで、飲食店の負担と言うわけではない。
それにも関わらず飲食業界は、休業手当や支援金を支払うことなく非正規雇用の方たちをクビにしてしまったのだ。
パートさんやアルバイトの方たちは、そういう手当が用意されていることすら事業者から知らせれてなかった。
そういう制度があることを知らなかったと答えた方が、女性で53.1%、男性で51.8%と共に半数を超えている。
最低だな!
人を大事にしない会社は早晩衰退するのは目に見えている。
なんだか飲食業界が人間性に欠けた業界なのかと思ってしまう。
なぜなら野村総合研究所の調査結果によると、休業手当を受け取っていないパート・アルバイトの割合は、女性で74.7%、男性だと79%に上るそうだ。
苦しい時に手を貸さなかった業界に、働く人たちもまた手を貸そうとしないのは当然だろう。
結局、飲食業界は自分で自分のクビを絞めてしまった。
コロナ感染は今のところ減少の一途を辿っているがいつまた第六波が訪れるかもわからない。
そうなるとまた飲食店は時短要請、酒類の提供自粛となる可能性が高い。
飲食業界はコロナ禍による苦しみを十分に知っているはずだ。
なのにコロナ禍で苦しんだ従業員の苦しみはわからないと言うのか?
老後のおひとりさまごはん
昨日のブランチはサラダチキンサンド。
食パン6枚切りに分厚いサラダチキンをサンドしているからなかなかのボリュームだ。
フレンチマスタードをたっぷり塗ってさらにアンチョビのマヨネーズを塗る。
もうこれで何をはさんでもうまい!
昨日は本当に忙しかった。
午後からのオンライン会議も時間が押してなんと2時間越え!
気づいたらもうこんな時間!
あたふたしながらスーパーで買い物して晩ごはんの用意をした。
こんな日は簡単にできるキムチ鍋だ。
ニンニクと生姜を胡麻油で炒め、そこにキムチと豚バラ肉を入れてさらに炒める。
これでキムチ鍋のベースは完成!
スープは自分で作る派だがキムチ鍋の味付けには自信がある。
煮込んで出来上がったところの写真を撮り忘れた!
なので食べ終わった汚い鍋の写真をどうぞ。
誰か見たいか?
これ?
いよいよ明日が衆議院選挙の投票日だ。
各党の公約はどれもこれもバラマキ公約。
その財源はどうするのかなどいろいろ議論になっている。
財務省の官僚がこのバラマキ合戦を批判する記事を書き物議をよんだ。
確かに日本の財政を直接動かしてる官僚からすれば、ばら撒くお金の心配を一番しなければならない。
そりゃ批判したくなる気持ちもよくわかる。
しかし本当に生活に困窮してる人たちは明日の命がかかっている。
しかも親子の命だ。
本当に困っている親子を救ってくれる政党に、私は自分の一票を託したい。
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