年金額改定通知書を公開!令和4年4月から私の年金はいくら減額されたか

年金
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私の年金額改定通知書

 

令和4年4月からの年金額改定については、かなり前からこのブログでも書いてきた。

なので私も、今年に入ってからは年金額改定通知書が送られてくるのを今か今かと待っていた。

 

しかしいつの間にか年金額改定通知書のことが頭から飛んでしまい、すっかり油断してしまっていた。

その油断しているところへ突然あいつがやってきたのだ。

 

6月の某日、私は郵便ポストに溜まっているチラシを整理しようとポストを開けてみる。

ピザに宅配寿司に水道修理に・・・

 

ん?

色とりどりの大量のチラシに混じって見覚えのあるあの青いハガキ・・・

 

こ、これは!!!

 

それが全国の年金受給者に悲鳴を上げさせる恐怖の通知書!

『年金額改定通知書』である。

 

改定ではあるが増えることは金輪際ない。

だから年金減額通知書と言い切っていい。

 

年金額改定通知書の表

怒りで年金額改定通知書のハガキを握りつぶしてしまったためちょっとシワが寄ってしまった。

 

すっかり忘れてたな〜。

そういや4月分の年金は今月6月に支給されるんだった。

 

このタイミングで日本中の年金受給者すべての人に、この年金額改定通知書が届いているはずだ。

日本の公的年金受給者の数は4040万人。

 

この中には老齢年金だけでなく障害年金や遺族年金なども含まれるが、今回の年金額の改定ではすべての年金額が減額されているので、4040万人全員が一斉に悲鳴を上げたと思われる。

 

年金額改定通知書の裏面

しかし4040万人というと、国民の三人に一人は何らかの年金をもらっている計算になる。

えらく多いな!

 

日本は世界一の長寿国だから、そりゃ年金を貰う人が大勢いるに決まっている。

ただ、実際に数字で見ると日本の年金制度が大変なことがよくわかる。

 

年金に加入している人はいったいどれくらいいるのだろうか。

また、実際に保険料の収入はどれくらいあるんだろうか?

など、年金にまつわるいろいろな数字がやたらと気になってきた。

 

そこで日本年金機構が発表しているわかりやすい表を見つけたので、こちらに転載させていただいた。

 

日本の年金の収支を説明した表

 

公的年金の加入者って日本の人口の半分!?

そっか。

年金を受給している人が3割で、あとはまだ仕事をしていない学生もいるから加入者が半分というのはそういうことか。

 

日本の公的年金は『賦課(ふか)方式』という制度を取り入れている。

よく勘違いされている方がいるが、年金制度は若い人が老人と支えるという考え方ではない。

 

働いている人が働いていない人を支えるという考え方である。

だからまだ働いていない学生さんなどは年金の加入義務はないというわけだ。

 

そして保険料の収入が約40兆円で年金支給総額が約53兆円。

なんと収入と支出の差額が13兆円もあるじゃないか!

 

その差額の13兆円はいったいどうなってるんだろう。

単純な引き算の話ではないのだろうが、数字だけ見れば原資が足りないのは一目瞭然である。

 

しかも13兆円とは半端な額ではない。

どうも100万円を超えるお金は私にはあんまりイメージができない。

 

そしてこれが私に届いた年金額改定通知書の中身。

ちょっとわかりにくいが右側の網掛けの欄が改訂前の年金額。

左側の白い欄が令和4年4月からの年金額である。

 

年金額改定通知書の中面

 

年金額改定通知書によると、国民年金と厚生年金の合計で減額された金額は・・・

 

・改訂前 1,618,973円/年

・改定後 1,612,165円/年

 

年間で6,808円が減額されている。

 

これが隔月で実際に振り込まれる金額だと

 

・改訂前 269,828円

・改定後 268,694円

 

となり、2ヶ月分の支給額は1,134円下がったことになる。

 

年金額改定通知書の中面

月に直せば600円程度減額されたということだから、この金額をどう考えるかは個人の考え方次第だ。

 

ただし!

年金額の改定は今年だけではない。

実は去年も改定され年金額は減額されているのだ。

 

何と政府は2年続けて年金を減額したのである。

とんでもないな!

 

一度の減額は小さい額かもしれないが、もしそれが毎年続いたら一体どうなる!?

 

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年金額が減額された理由

 

ここで考えなければならないのがなぜ減額されたかという理由だ。

単に年金の原資がないからということではない。

 

昨年の賃金変動率と物価の変動率がマイナスだったから、年金額も減額されたという理由なのだ。

では今年はどうかというと、賃金はどうなのかはわからないが物価は確実に上昇している。

 

世界的なコロナ禍の影響もあればロシアによるウクライナ侵攻の影響もあり、物の受給バランスは大きく崩れている。

当分の間この物価高騰は続くと思われるので、世界中が急激なインフレへの対応に迫られるはずだ。

 

日本もまた然り、毎日毎日値上げのニュースばかりなのでよくおわかりだと思う。

 

これだけ物価が上がり続けるということは、もしかしたら来年以降は年金額も増額に転じるということなのか!?

2年続けての年金減額の理由が賃金と物価の変動率によるものであるなら、来年以降年金が増額されなければ明かに理屈がおかしくなる。

 

政府はせめて2年続けて減額した分くらいは増額するべきだろう。

ただこれは年金が増額されたわけではなく、ただ元の年金額に戻っただけということだが・・・

 

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まとめ

 

今日は私個人の年金額改定通知書をみなさんにご覧いただいた。

年金額は現役時代の給与だったり、ご夫婦で生存されているか、あるいはどちらかが亡くなられて独身なのか、いろんな条件で年金額は人それぞれだ。

 

ただ、一人暮らしだろうが夫婦二人暮らしだろうが、年金だけでそうそう余裕のある生活にはならないのは間違いない。

 

私の年金額をご覧いただいて、同じ年金受給者として少ない年金でも頑張ろうと思っていただけたらありがたい。

 

我々は共に年金で残りの人生を生き抜く年金サバイバーである。

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コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. k より:

     私のとこにも来ました 国民年金だけですがね 年3000円の減額 そして介護保険料の29400円 天引きが始まりました 2ヶ月で9万5696円の振り込みとなります‥‥
    後 結婚前妻が働いていてくれた分の遺族厚生年金が月に3000円少し 
      ごく普通に自分では生きて来たと自負してましたが ね この現実から逃げ出せ無い 
     ぺこりさんはもしや二級被保険者なのかな  
     食べることに戦慄を覚えなけれ ば
     

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