ある太った女子の一言
その言葉を聞いた時はなかなかの衝撃だった。
私は料理も好きだし食べることも大好きだが、しかし意識が向くのは料理の見栄えや味のことばかり。
食事の前には必ず『いただきます』と言ってはいるが、それは感謝の気持ちを唱えるというよりもただの挨拶だ。
ある友人の女性の話だが、その女性はふくよかな体型でなんでも美味しそうによく食べる。
友人たちが集まっての飲み会の席でその彼女があの言葉を私に言ったのだ。
そろそろ飲み会もお開きという頃だったが、まだまだ注文した料理がたくさん残っていた。
それをその女性が一人で黙々と食べている。
そしてちょうど焼き鳥の串を手に持ったところで私がその彼女にこう言った。
『無理して食べなくてもいいよ』
と・・・
すると彼女が私にその言葉をポツリと言ったのだ。
『でも死んでくれたから・・・』
強烈な言葉だった。
食べられずに残された焼き鳥。
なんのためにこの鶏は死んだのか。
だったらちゃんと食べてあげようとその彼女は言っている。
彼女が太っているのは、死んでくれた命を全部ありがたくいただいているからなんだろう。
彼女の体には脂肪がついているのではなくきっと感謝が詰まっている。
話は変わるが、私もこの歳になるといろいろと食べ物について注意を受ける。
もっぱらかかりつけの医者の小言だ。
それにしても人間ってそんなに食べ物に注意を払わないといけない生き物なのだろうか。
野菜は1日350gを食べるのが目標。
塩分は男性7.5g未満、女性6.5g未満。
糖質はなるべく控えて摂取カロリーは2200Kcalに抑えること。
食事の量は腹八分目にすること。
毎日主食に主菜、副菜、乳製品、果物をバランスよく食べること。
なんか食事に気を使いすぎて病気になりそうだ。
腹八分目なんて言われても胃に目盛りがついているわけじゃない。
人間は動物だ。
肉しか食べない肉食動物だってちゃんと生きてるし笹しか食べないパンダもあんなにデカく育っているじゃないか。
ただパンダは元々は肉食だったらしい。
それがどうやら他の動物と餌の争いに負けて、誰も食べない笹を仕方なく食べるようになったそうだ。
上野のパンダもうまそうに笹を食べているように見えるが、実はあれは仕方なく食べているんだと。
だったらパンダは肉でも笹でもどっちでも生きていけるってことじゃないか。
動物なんてそんなもんだよな。
だから人間も、そこまで食べ物に頑張らなくても生きていけるんじゃないかと思う。
ただ一つ忘れてはならないのは、あのふくよかな彼女がいつも言う『死んでくれたから』という気持ち。
命をいただくことへの感謝の気持ちだけだろう。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はバタートーストとハムソーグリル、目玉焼き、野菜スープ。
トーストに敷いているのはワックスペーパーではなくて無印のキッチンペーパー。
まるでワックスペーパーのような感触で実にいい。
色もクラフト色なのでパンに合う。
ランチはまたまた宮崎辛麺の登場!
同じ辛いラーメンでも辛ラーメンより宮崎辛麺の方がうまい。
やっぱインスタントラーメンは日本だな。
何にかけてもうまいシラチャーソース。
今日も活躍している。
まだまだ動画のパターンが掴めてないのでもう少し練習しよう。
晩ごはんは博多風鶏の水炊き。
博多水炊きはスープをあらかじめ鶏ガラで出汁をとる。
これは簡単に鶏がらスープを入れて作った。
どうも最近は動画を撮りたくなる。
動画だとこのグツグツ感がよくわかる。
寒い日のお鍋は最高だ。
肉も野菜もバランスよく食べれるし何よりうまい!
今日も私の食事のために死んでくれた命がある。
感謝しながらいただこう。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
羊カットのゆいまるくんが愛らしく
歩くだけの動画にも笑みがこぼれます。
食べる命にも共存する命にも人間は救われていますね
今年も楽しみに読ませていただきますね~
死んでくれたから、なるほど。
そうぃう受け取り方もあるんですね。
命をいただくことへの感謝するなら
食べ過ぎないようにすることも大事だと思います。