世界一幸せな国ブータン
今から10年前にブータンの国王夫妻が来日されたことは、みなさんもまだ記憶に新しいと思う。
アル中ハイマーの私でも不思議なことに昔のことはよく覚えているものだ。
直近で記憶が定かでないのが今朝の薬を飲んだかどうか・・・
こう言う時はだいたいもう一回飲む!
ブータンという国が有名になったのは、国連が毎年調査してる『幸せな国ランキング』で2013年に北欧諸国に続いて世界8位にランキングされたことがきっかけだ。
それで世界一幸せな国と呼ばれるようになった。
いやいや。
世界8位だろ。
なんで8位が1位になる!?
7つ飛ばしってない気がするがなぜか世界一幸せな国として定着したのだ。
当時ブータンの国民が外国記者のインタビューに口を揃えて、『雨風をしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいるから幸せだ』と答えた。
それを見た我々は・・・
そっか〜!
幸せは金でも物でもないんだな。
きっと心の持ちようで幸せにも不幸にもなるんだ。
みなそう思った。
そして物欲まみれの自分の姿を見て反省したものだ。
金のためにストレスの限界まで働いている俺は一体なんだろうと・・・
こんな便利な日本に住んでいて何を不満ばかり言っているんだ!
ところが!
その世界一幸せな国のブータンが今はどうなっているかというと、2019年の調査ではなんと156ヵ国中95位まで転落してしまったと言うではないか!
なんですと!?
そしてさらに、その後ブータンはランキングに登場すらしなくなったそうなのだ。
世界一から圏外?
そんなアホな・・・
何があったんだ、ブータン。
ブータン、ブータン・・・
何回も言ってるとなぜか笑いが込み上げてくる国名だな。
なぜそんなことになったかというと、どうやらブータンにもインターネットが普及し、容易に他国の情報が入ってくるようになった。
それまでのブータンは情報鎖国状態だったそうだ。
他国の情報が入ってくるとその国の豊かな暮らしぶりがブータン国内にも知れ渡ることになる。
すると一気にブータン国民の幸福度は下がってしまったのだ。
隣の芝生は青かった。
ところで私たちの国日本の『幸せな国ランキング』はどうかというと156ヵ国中56位という順位。
これはG7の中でも最下位というたいへん不名誉な順位だ。
日本は今でも世界第3位のGDPを誇る国だ。
そんな経済大国でありながら日本が抱える貧困問題や若者の自殺の問題など、とても幸せを実感するには程遠い国になってしまっている。
なぜ日本人は幸せを実感できないのだろうか。
幸せを感じる時とは?
私はこれしかないと思っているのだが・・・
とにかく好きなことをしているときが幸せだ。
好きな酒を飲んでいれば
好きな仕事をしていれば
好きな趣味をやっていれば
好きな料理を食べていれば
好きな女と一緒にいれば
好きな映画を見ていれば
好きな街に住んでいれば
好きな音楽を聴いていれば
間違いなく全部幸せだ。
だから好きなことをやると言うことが人生においては最大の目標だと思う。
金はその好きなことをやる手段で目的ではない。
でも金がないとその好きなことも制限されるから、ほどほどに金を持っておく必要はあるな。
だから、嫌いでも多少は仕事もしないとダメだと言うことになる。
中には好きなことを仕事にしていると言う人もいるだろうが、いざ仕事となると単純に好きだとばかりは言っていられない。
それなりに苦痛もある。
ブータンの人たちは他国の情報を知って、今まさに物欲が湧き起こっているのではないだろうか。
そのためには金がいる。
おそらくこれから国民は死ぬほど働いて金を得ようとする。
そうやって発展途上国だったブータンが経済発展していくのだろう。
いつかの日本のような話だ。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食は辛子明太子丼。
福さ屋の辛子明太子が安かった。
なんでもごはんに乗っけて丼にすると美味いな〜!
ごはんとおかずが一体になって私にアピールしてくる。
まるでごはんとおかずのエレクトリカルパレードだ。
ランチは京都の名店『天天有』のラーメン。
私も京都に住んでいる時にお店で食べたことがある。
最近は全国のラーメンがスーパーで買えるので、いい世の中になった。
久しぶりにチャーシューも手作りしてみたが、煮込みすぎてトロトロになってしまった。
しかしこのトロトロチャーシューが異常にうまい!
ビジュアルも最高だな。
今まで食べたチルド麺の中で一番美味しいと思った。
まるでお店の味だ。
うますぎ!
休肝日明けのビールはうまい。
休肝日の分まで2倍飲む!
ナニしてんの?
そしてビールを飲みながら作った晩ごはんはこれ。
トラウトサーモンのグリル豆乳クリームソースがけ、最近ハマっているほうれん草の粒マスタード和え、人参ソテー、グリーンアスパラ、カボチャサラダ。
いわゆる日本の鮭とサーモンとは別物らしい。
初めて知った。
鮭は海で育つので例のアニキサスがいるため生食はできない。
しかしトラウトサーモンやアトランティックサーモンは淡水で養殖されているため、こちらは生食できるのだそうだ。
へ〜!
じゃあ寿司ネタのシャケっぽいのはサーモンだったのか!
肉厚のトラウトサーモンは実にうまい。
やっぱり食べている時が一番幸せだな。
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