若い時に気にしていたことが、いずれどうでも良くなる理由

学歴や見た目、仕事、お金・・・

今の若い人たちは大変だろうな〜と本気で思う。

精神的にね・・・

まさかこんな老人だらけの時代に自分が生まれるなんて、１mmも思ってなかったでしょう。

 

私がもし今20代や30代だったら私だって勘弁してくれと言うと思う。

なんで老人の生活を自分たちが支えなきゃいけないのか。

 

自分にも家族がいるんだよ！

 

とキレたくなる気持ちはよ〜くわかる。

そこで支えていただいているお礼に、今日は若い方達にいいことを教えてあげようと思う。

きっと少しだけ気持ちが楽になるよ。

 

せめて年金の保険料分くらいは気持ちを軽くしてあげようじゃないか！

 

私が若い頃に気にしていたこと

それはおそらく私だけでなく、今の若い人たちも気にしていることだと思う。

つーか、もしかすると今の若い方の方が、よほど気にしながら生きているのかもしれない。

 

そんな若いからこそ気になることについて話します！

わかりやすいところからまず・・・

 

・学力

もしくは学歴。

今は少子化の影響で当分売り手市場が続くんだろうけど、それでも企業の採用基準では学歴が無視

されることはありえない。

 

出身大学は自分のブランドだし、就職だけじゃなく婚活や恋活にも大いに影響するはず。

親からは少しでもいい大学に入れと小学校の頃から尻を叩かれ、受験に失敗すればもう人生終わっ

たかのように言われて育つ。

 

あの不登校の少年革命家と名乗ってネットを騒がせた『ゆたぼん』ですら、最近は真面目に中学校

に通っているそうだ。

真面目になってオワコンと言われるのもなかなか辛い話だな

 

私の話をしてみよう。

私のように面接時に大学名を伝えても面接官をキョトンとさせるほど無名の大学だと、逆にレベル

がわからなさすぎて評価しずらい。

 

どんな自慢？

若い間は自分をランクづけされる学歴だが、それが歳をとるにつれだいたいなんの意味もなくなっ

てくるから本当に今ちょっとの辛抱なんだよ。

 

ヨボヨボのジジイが

 

『ワシは偏差値７０だったんじゃ！』

 

と自慢したところで、またボケが始まったくらいにしかもう思われないから！

だいたい学校で学んだことで、なんか人生の役に立ったことがあったかな？

 

と言ってしまうと、ゆたぼんがまた不登校になるかもだからこの先は言うまい。

 

次に若い頃に気にすることって見た目ではないだろうか。

特に日本人は太ることに対して異常な拒否反応があるように思う。

 

日本人女性の痩せ願望は専門家に言わせると危険レベルなんだそうだ。

世界と比べてもとにかく日本人は痩せている。

 

アメリカの女性の服のサイズの平均が19号で、それが日本人女性になると9号が平均だと言うか

らシルバニアファミリーか！と言いたくなる。

 

私もアメリカに行ったら、もしかすると痩せてますねって言われるのかも・・・

ウピ！

 

実際に若い女性のVLOGなんか見てても、いや、本当に少食でびっくりする。

夕食がサラダだけとか。

中には夕食は太るから食べないとか。

 

そんなことしてたら本当に病気になるから！

 

ただ・・・

綺麗事言ってもこの世の中、見た目が９割でしょって言われると私も否定はできない。

 

日本人が痩せたいのは世界でも最も容姿に厳しい国だから。

おそらく容姿コンプレックスは世界一なんだろう。

 

あるフランス人の女性が言ってたが、日本の女性が一番綺麗な服を着ているのだそうだ。

女性だけではない。

おそらく日本人の男性もルッキズムは気にしていると思う。

 

私も若い頃はそうだった。

今より15Kg以上痩せてたし、食事にも気をつけていた。

 

抜け毛が目立つ頃になると海外の育毛剤をたっぷりつけて、ブラシで頭皮をパンパン叩いたりした

もんだ。

 

今、考えると・・・

あれはなんか意味があったのだろうか？

しかし！

デブもハゲももうこの歳になるともうどーでもいい。

まあ今は、見た目というよりは健康のために少し気を遣うという程度だろうか。

 

実は痩せているより多少ぽっちゃりの方が長生きするという説もある。

私の妻も40Kgそこそこという細さだったが、58歳で亡くなってしまったから・・・

 

あの若い頃の極端なルッキズムは、今は他人に嫌がられない程度の小綺麗さを維持していればおけ！

 

ハゲなんか

『ハゲはアレが強いって言うから』

と訳がわからないポジティブ思考で自慢にしているほどだ。

 

声を大にして若者たちに言うが今めっちゃ気にしていることが、歳をとるにつれどうでもいいこと

に変わるからそれまでちょっと我慢してなさい。

 

学歴やルッキズム以外にも、細かいことを挙げればキリがないほど悩みの種はあると思う。

 

・お金

年金生活になったらほぼ全員が貧困だから、余程の貯金がない限りみんな大差ない生活になる！

・コミュニケーション

企業の採用基準では、学歴よりも重視されるこのコミュニケーション能力。

しかしコミュ障だと思っている人でも大丈夫！

歳をとるとみんなフガフガ言って何を言ってるかよくわからんから。

・仕事

み〜んな定年だから役職も外れ、再雇用か業務委託かに振り分けられるだけ。

もうかつての上司もただの老いた人だよ。

・遅刻

私も若い頃は遅刻しないように毎朝、必死で起きて会社に行った。

でも、年金生活は毎日がサンデー！

死ぬまでホリデー！

 

ただ、中には定年後も仕事をする人もいるだろう！って？

 

大丈夫！

 

歳をとったらアホほど早く目が覚めるようになるの！

・月曜

月曜日って嫌だったよね〜。

歌にもなるほど憂鬱な曜日・・・

 

もっと言うと、日曜日のサザエさんからもう憂鬱だった。

でもね、そんな月曜日も老後になるとただのペットボトルを捨てる日。

 

隔週で不燃物ゴミの日。

楽しい土日と何ら変わらん曜日になるよ。

 

そして老いたあなたへ

 

どうでしょうか！

歳をとるとこんなにいろんなものから解放されるのですよ。

 

ただ一つだけ注意しなきゃいけないのは、そんな老後を迎えられるのはあなたが長生きできたらの

話なのです。

 

だから夕食を抜いたり過度にダイエットしたりはできるだけ避けて、せめて年金をもらえる歳まで

は生きてほしい。

 

そしてあなたが老人と言われる歳になったなら、今日の私のようにその時の若者に向けてこの話を

していただけないだろうか。

 

そうすれば命を落とす若者たちを

 

一人でも救えるのではないかと

 

私は思うのです。