日本人は『転生』大好き!
何度か厚かましく紹介させていただいているが、私が今書いている小説の連載がなんとラスト4話となった。
だから?
と言われそうだが、ようやく昨日書き終えたのでホッとしたのだ。
無謀にもラストシーンだけが決まっていて、あとは行き当たりばったりで書いてきたため書き始めはとても苦しかった。
しかし書き進むにつれ、小説を書くってこんなに楽しいんだと思った。
もうすでに書き終わっているので、今は主人公2人に会えなくて少し寂しさを感じている。
ただ、他の小説に比べれば圧倒的に読まれていないので、みなさんの評価が厳しいことはわかっている。
実は、この小説投稿サイトの人気の小説のほとんどはいわゆるラノベなのだ。
小説を投稿している人もおそらくそうとう若い方だと思われる。
私のようなおじいちゃんはおそらくいない。
もし小説を読んであげようという方がいらっしゃったら、ぜひ★で評価していただけるとありがたい。
もちろん厳しく評価していただいて結構。
そしてブックマークと感想かレビューまで書いていただけたなら、それを次回の参考にさせていただこうと思う。
今時の人気のテーマは圧倒的に『転生もの』だ。
それは私も書き始める前から知ってはいたので、一応私の小説も現実よりではあるが転生ものとなっている。
それにしてもみんな『転生』が大好きなんだな。
とにかく日本人は前世に転生に来世の話が大好物!
私のようなおじいちゃんという立場から言わせてもらうと、明日があるかどうかもわからないのに来世の話なんてしてもどうよという感じだ。
年寄りには明日が必ず訪れるという保証はない。
なのにさらにその先の話なんてあまり興味がわかないのだ。
学問にもなっているが、人間は生きることも死ぬこともとにかく何かと意味をつけたがる。
目に見えないものを作り出すことに関しては、人間という生き物は天才的だな。
仏はいるし神様はいるし、そして前世があって転生があって来世がある。
天国だってあるらしいしいが、悪いことをしたら地獄にも落ちるらしい。
そうだ。
最悪なことに死んだからと言って安らかに眠れるわけじゃなさそうなのだ。
人間のそのたくましい想像力は死後の世界を完璧なまでに作り上げている。
なんと筋肉質な右脳なんだ。
もうこの世で十分楽しんだし、退屈な老後の繰り返しはほどほどでいい。
そう思っているところに、やっと死んだと思ったら今度はそこにまた変な世界が待ち構えているってちょっとしんどいぞ。
もういいかげん静かに死なせてくれと言いたいが人間の想像力はそれを許さない。
死んでからもあの世で頑張らなければならないのだ。
で、まだまだ来世には程遠い若い人たちも『転生』大好きということになる。
もし本当に人間が転生を繰り返しているのなら、なんと人間は忙しい生き物なんだろうか。
私もまだ死んだ経験がないので『おそらく』という言葉をつけておくが・・・
おそらく、みんなが想像するそんな面倒臭いことは何もなくて、人間はただこの世に生まれて、そして寿命を全うしてただ死ぬだけだと思う。
ただそれだけ。
生き物の中で生きることにも死ぬことにも、こんなに大騒ぎするのは人間だけだろう。
らんまるが目の前で死んだ時は実に静かな死だった。
大きな息を2度したかと思ったらそのまま虹の橋へ旅立ってしまった。
見事な死に様だったと思う。
人間ってやっぱり死に抗いたいんだろうな。
いつまでも人生は続いてほしい。
老いは気のせい。
私だけは死なない。
みんなそう思いたいのだろう。
『人生』って『転生』よりも面白いぞ。
しかも事実は小説よりも奇なりだ。
私の人生の感想文はただ一言でいい。
人生は最高に馬鹿馬鹿しくて最高に楽しくて面白い!
親がいなくて泣いたことも、女にふられてヤケ酒をあおったことも、仕事で失敗して落ち込んだことも・・・
今考えればただの自分の人生の彩りであって実にどうでもいいことばかり。
でもそんな愚かしいことばかりやっている人間だから最高に愛おしいんだと思う。
もしみんなが大好きな転生が本当にあったとしても、もう一度私はこの人生をやらせてもらいたい。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食は鰹の漬け丼。
前日、冊で買った鰹のお刺身をタレに漬け込んでおいたもの。
炊き立てごはんに九条ネギと卵の黄身を混ぜて食べるとうまい!
ランチは何年ぶりかに食べたお店のラーメン!
最後に行ったのはおそらくコロナ前だったと思う。
それにしても久しぶりだな〜。
経堂にある人気ラーメン店『らあめん 英 本店』。
豚骨ラーメン部門で全国一になったお店である。
雑味のないスープは博多の一心亭の味に似ている。
晩ごはんはマグロのかまの塩焼きとサラダ、キャベツとあさりの塩炒め。
マグロのかまがこんなにうまいとは思わなかった。
レンチンしてバーナーで焦がせば出来上がり。
大量のブロッコリーとカリフラワーはカッテージチーズソースをつけていただく。
茹ですぎたと思ったが、この白いカッテージチーズソースがうますぎて全部食べれた。
死にたくない。
転生を信じたい。
来世も人間に生まれ変わりたい。
すさまじいばかりの人間の生への執着はなんなのだろうか。
この世の執着はおそらく現世で関わった人への執着なような気もする。
私にとっての現世とは、振り返れば何もかもが退屈で自分を高揚させるものはなかった。
ただ唯一、愛する人と一緒に生きることだけが人生を高揚させ、最高に楽しい時間だったように思う。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
おはようございます!
転生の話、わたしも無いだろうなと思っている派です
愛する人と一緒に生きることが出来ない人生でしたが(いやまだこれからかもしれませんが笑)それでも転生して新しい人生を始めたいと思いませんし
やはり命は一度限りだと思うのです
次がある生命って・・・・繁殖って意味ではありだとは思いますが・・・
だから友人が「ある人にみてもらって、亡くなった犬は次は人間に転生するみたい」と言う話は、夜見た夢を聞くのと同じモチベーションで聞いています
今を生きたい、今の小さな楽しみを大切に生きたいと思う今日この頃です(^^♪
Viviさん
コメントありがとうございます!
諦めないでください。
恋と痛風は突然来ますよ。
そうですね。
転生を願うより今の世でもっと幸せになることを願います。