自分が介護されている姿を想像できる?
相変わらず老後関連のニュースでは『老後破綻』の記事が特盛だ。
なんなら『老後破産』というおまけ付きで、老後の不安を煽るファイナンシャルプランナー(通称FP)たちが競って記事を書いている。
面白いのは、FPの専門分野によって自分の都合のいいように記事にバイアスがかかっていることだ。
老後破綻を招かぬように現役の頃からiDeCoや積み立てNISAなどで老後資金を蓄えるようにと言うFPがいる。
一方で、iDeCoや積み立てNISAくらいでは必要な老後資金など蓄えることはできないからやめた方がいと言うFPがいる。
どっちやねん!
確かに非課税になるNISAの限度額は年間120万円。
非課税限度額の600万円を運用していくら増えると言う話になる。
しかし運用年数によってはバカにならないと思うが、FPによってはもっとハイリスクハイリターンをすすめたい人もいるのだろう。
一方のiDeCoは年間14万8,000円〜81万6,000円の範囲で掛金が設定できるが、ただしこちらは60歳まで出金ができない。
なので急な出費などがあった場合でも、簡単に口座からお金を引き出すことができないのでそこがリスクでもある。
まあいずれにしろ老後破綻を回避するには金を貯めるか破綻する前に死んじゃうか、あるいは破綻しない生活をするかしかない。
破綻しない生活??
はてな?と思われるかもしれないが、『老後破綻』と言う言葉の響で恐怖心を持たれるかもしれないが、そもそも破綻すると言うことは単純にお金が回らなくなることだ。
だから収入に見合う生活さえできれば絶対に老後破綻などしないと言うことになる。
極端な話かもしれないが、無人島にひとりで暮らしている人は何歳になろうが老後破綻のしようがない。
ブラジル奥地に住む原住民だって老後破綻という意味すら知らない。
しかし我々がこれから船で遭難してロビンソン・クルーソーのように孤島に漂着する可能性は低い。
ブラジルの原住民に弟子入りすることは比較的可能かもしれないが、ブラジルはコロナ感染が大爆発してるのでブラジルまで行く方が大変だ。
だったらどうする?
それは毎度同じ話になってしまうが、少ない年金の範囲で生活しろと言うことだ。
わざわざ遠くの孤島やブラジルの奥地まで行かずとも、今いるところでサバイバー生活は堪能できる!
いわゆる年金サバイバーだな。
そうすれば老後破綻や老後破産にも縁のない生活ができるということになる。
我々年金生活者は日本と言う国に住んではいるが、その環境は非常に厳しい国に住んでいると言うこと。
コンビニに行けば食料品がたくさん並んではいるが、それを私たちは買うことはできない。
生きるための経費は高額で、おまけに国の借金を国民一人当たり970万円も背負わされている。
年金生活者が目にしている今の日本の光景は全てバーチャルのようなもの。
現実には何も手に入らない孤島に住んでいるようなものなのだ。
あなたは老後がイメージできたか?
老後をイメージする。
これができる人はきっと老後破綻も老後破産も全く関係のない話だろう。
おそらく将来の自分の介護についても、おおよそイメージがついている方ではないだろうか。
残念ながら私はというと、若い頃から自分の老後のイメージが全くできていなかった。
今でもそうだ、
私は現在64歳だが、来年65歳すらイメージができない。
ましてや将来、自分が介護される姿など全くイメージできないため、体が動かなくなってからきっと泡を吹いて慌てることになると思う。
なぜこんなにイマジネーションがないのか。
おそらく・・・
若い頃にイメージした自分とは、ことごとく違う自分になっていたからだろうと類推する。
40代も50代も60代も若かりし頃の予想とはかけ離れていた。
実は私の予想では、60代はもっとヨボヨボだったはずなのだが、それがイメージとは程遠い60代になっているではないか。
こんなに予想が当たらなければもう予想すること自体が無意味。
どうせ当たらないのだから。
まず嫁よりも長生きしているのにびっくりである。
しかも嫁に先立たれてへこたれているかと思えば、なんだこの毎日のうまそうな料理の数々は・・・
毎日料理を楽しんでたらふく酒を飲んで、嫁が死んで落ちこんでもいないのか!?
それをブログに楽しそうに書いて、みなさんにコメントなんかもらって喜んで・・・
それがお前のやりたいことか?
そうだな。
そうかもしれない。
いや、そう見えるかもしれない。
しかしそうではないのだよ。
時間が解決しない悲しみもある。
こうやっていつまでも悲しみを引きずっている自分すらイメージできなかった。
楽しそうにしているのは前を向いて生きると決めたから。
そしてそれをブログに書くのは、私と同じような人が少しでも元気になって欲しいから。
老後をイメージできない若い人に、老後は意外と楽しいぞと伝えたいからだ。
老後のライフスタイル
昨日の朝食は最後の小豆バタートースト。
軽井沢のお土産だが美味しかった。
でも半分くらい食べ終わると、なんだかイカの塩辛に白ごはんが食べたくなる。。。
甘いな・・・
お前がさらに粉砂糖なんて振ってるからだろ!
朝食が甘いとランチはしょっぱいものが食べたくなる。
で、最近続いている日清の新発売シリーズだ。
今、チョコプラがCMをやっている『これ絶対うまいやつ』の豚骨醤油ラーメン!
豚骨醤油だけど家系の味でもなく、黒マー油が入っているから熊本ラーメンっぽくもある。
しかしどちらの味でもなく実に濃厚でクリーミーなスープだ。
麺は日清のお得意の生麺タイプでうまい!
これ絶対うまいやつと言うネーミングにしたかった気持ちがわかる。
まじにうまい!
最近インスタントラーメンばかり食べているが、体には悪いんだろうな〜。
しかしもうこの年で、そんなに正しいものばかり食べていられない。
好きなものを食べて死んだ方がいい。
ラーメン食うのも命がけか!
晩ごはんは休肝日だったのでおかず盛りワンプレートごはん。
おかず度の高いものばかり!
根菜の甘辛炒め煮が最高だった。
さつまいも、にんじん、れんこん、ナス、豚肉を醤油と蜂蜜で甘辛く炒め煮にしたもの。
さて、私も今は食べたいものを食べて飲みたいだけ酒を飲んでいるが、それがいつまで続けられるかはわからない
イマジネーションがないからイメージもできない。
イメージしたところでその通りにはならない。
だからいつか壁にドンとぶつかるまでこのまま続ける。
酒もインスタントラーメンも・・・
そしてもし私が老後破綻したなら・・・
その様子を生々しくブログに書こう!
ついにイメージが現実になる瞬間を!
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
ペコリーノさま
イメージしていても、変わる時には一瞬で変わってしまう時もありますよね。
予測していなかった方向から矢が飛んできてしまうこともありますよね。
先日、街録というテレビ番組をみていたときに
奥様を亡くされた方が言っていた言葉が心に残りました。
忘れないけど、振り返らない
私は主人を亡くしてからまだ日も浅いので、なかなかそのような心境
になることはできませんが、
少しづつその気持ちに近づけていければいいなと思ってます。
私はいつもペコリーノさんのブログを読んで元気をもらっています。
あさみさん
コメントありがとうございます!
50代で嫁が死ぬなんて全くイメージできなかったです。
命ですら予想がつかないのに何十年も先のことをイメージして生きるなんてできないですよね。
私のブログで元気になったと言っていただけると本当に嬉しいです。
こちらこそありがとうございます。
ぺこりーのさん
おはようございます。
私は、ぺこりーのさんのブログに元気づけられている1人です。
ずっと一緒に暮らしていた母が、ある日突然旅立ってから5年。
その後、16歳越えのワンコも🌈組に。
ここは、以前のコメントと重複。
ペコリーノさんは時間が
解決しない悲しみを、
時々言っておられる。
それでも毎日楽しく生きることを決めた、決意したと
おっしゃって、実行されてる。
心の師匠、
心の灯台。
私も今週は一泊で
軽井沢に来ました。
息子が幼かった頃から、
母と3人でよく来ていて、
思い出すこともたくさん。
でもそこに、
引き込まれると、
メソメソ感傷的になってしまうので、
ブレーキをかけて、
ぺこりさんのように
目の前の今を楽しもう!
という精神で。
ところで、街に日常が戻り、お外でご機嫌なぺこりさんを拝見していると、
ある懸念がよぎりました。
ブログ、終わっちゃわないか⁈
でも、今日のブログで
安心しました。
万万一の時の老後破綻までブログにあげようという意気込みでらっしゃる。
なんかホッとしました。
ミツルさん
コメントありがとうございます!
そう言っていただけるだけでブログ書いててよかったと本当に思います。
ありがとうございます。
こちらこそお礼を申し上げないと・・・
こんなブログで元気になっていただいている方が日本にいらっしゃるならやめるわけには行かないです。
がんばりますね!
おはようございます
不安は未来のことを考えている時にしか生じないんですよね
でも、私たちはいつも今にしか存在していないので、老後というのは幻かも?
ぺこりーのさんが様々な想いを含めて、今を楽しんで大切に生きていることが伝わってきます
素敵だなと思います(๑˃̵ᴗ˂̵)
光子さん
コメントありがとうございます!
お、続けて読んでいただいているようですね。
ありがとうございます!
素敵な親父のブログ楽しんでくださいね〜。
未来は今の連続です!