葡萄畑と青空
この写真は今朝5:30くらいにゆいまるくんのお散歩の途中で撮影したもの。
世田谷にある葡萄畑だ。
雲一つない青空と都会にある葡萄畑の風景に思わずシャッターを押した。
スマホを空に向ける私の影もくっきりと写っている。
真夏のお散歩は朝でも気温が高いからせいぜい30分くらいしかできない。
ゆいまるくんももう老犬だからあまり無理もさせられない。
二人に残された命の時間をこの朝の30分のために使う。
命の時間と引き換えても二人にとって幸せな時間だ。
散歩から帰ると二人の朝食の準備である。
炊飯器のスイッチを入れる。
炊飯器の蓋に表示された時間は45分。
ごはんが炊けるまでの45分間も私の命と引き換えにしているのだ。
この45分間という時間がなければ私は朝食という幸せな時間を手に入れられない。
幸せって全部命と引き換えなんだな。
今日までの65年の人生の時間を自分は一体何に費やしてきたんだろう?
ごはんが炊ける45分間という時間を積み重ねるともしかすると何ヶ月?いや何年かもしれない。
そんな膨大な時間を私はごはんを炊くということに引き換えてきたのか・・・
まあ、散々うまい飯は食ってきたからそれはそれでしょうがない。
てか、今はそれ以上の幸せな時間はないからな。
嫁と暮らした30年間という長い時間もまた、私の命と引き換えに手に入れた幸せな時間だった。
嫁も私と同じように、自分の命の時間を私と暮らすことと引き換えに使ってくれた。
嫁が30年分の命と引き換えにした私との結婚生活は幸せだったのだろうか。
30年という時間は長い。
ごはんが炊ける時間とはわけが違う。
でも・・・
幸せでなければ30年も一緒には暮らせなかったはずだな。
そう考えると少し気が楽になる。
私にはもう少し命の時間が残っている。
その残された時間は、幸せだった30年に感謝をする時間に使うことにする。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食。
残り物を片付ける。
ランチは博多ラーメン。
味玉入り。
チャーシューはよく炙って・・・
キクラゲは大盛り。
昨日は午後から高井戸の温泉に行ってきた。
何が美しいのかはわからないが客はジジババばっかりだ。
私も含め。
あまり美しくもないじいちゃんたちと一緒に風呂に入る。
よく晴れた青空の下の露天風呂は最高だった。
これもまた命の時間と引き換えにする価値のある1時間だ。
生ビール枝豆セット。
晩ごはんはいただきもののミートパイ。
それとキッシュ。
なかなかうまい!
何もしなくても命の時間は刻々と過ぎて行く。
だったらその時間を何に使うのか・・・
残された時間が短くなると結構大事なことだと思う。
私の場合決まっていることは・・・
お散歩の30分間とごはんが炊ける45分間は死ぬまで使い続けるということ。
※昨日もコメントありがとうございます。
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