社会の常識がひっくり返り今までの文脈や序列が一変する世の中

ロッテの復刻ガム その他
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昨日までの常識

 

先日、近所のダイソーに行きいつもの糸ようじやゴミ袋、アルコールタオルなどを買っていた。

やっぱダイソーよりもセリアの方がいいななどと思いながら、滅多に行かないお菓子コーナーをのぞいてみた。

 

するとなんとも懐かしいガムが売ってるじゃないか!

そのガムはジューシー&フレッシュガム

 

他にもコーヒーガムやマスカットガムなど、もうとっくに生産終了しているとばかり思っていたガムがずらりと並んでいる。

どうやら復刻生産されているらしい。

 

そして思わずジューシー&フレッシュガムを買って食べてみた。

なんともチープな味が懐かしい!

 

ガムを買って食べたのは何年振りだろうか。

 

それにしてもあらためてガムを噛んでみると、味がするのは一瞬で終わり。

もうちょっと我慢できないのかよ〜。

せめて3分くらいは味を出せ!味を!

 

で、あっというまに1個食べてしまった。

 

それにしてもこの当時は、ガムには砂糖が入っているから歯に悪いと言われていた。

虫歯になるから食べてはいけないお菓子の1位だったような気がする。

 

ところが・・・

 

時代は変わり、今やガムは歯にいいお菓子として売られている。

虫歯の原因と言われていたガムは、今では虫歯を予防するお菓子として認知されているのだ。

 

なんでそんな世の中がひっくり返るような変化を遂げたのか?

もはやガムをお菓子だという人はいないのかもしれない。

 

昔、遠足の時に持って行っていいお菓子は300円までだったけど、今の時代はガムはもうお菓子として数える必要はない。

虫歯予防のための歯科衛生カテゴリーに入る商品なんだから。

 

そこまでガムの常識を激変させたのがあのキシリトール!

そのキシリトールを開発した人は、北欧フィンランドのカウコ・マキネン教授という方らしい。

 

世の中にはすごい人がいるものだ。

昨日まで社会の常識だったことを、あっという間に世の中の文脈や序列を一変させてしまうのだから。

 

そう考えてみると、私たちが気づかないあいだに激変した社会の常識がたくさんあることがわかる。

 

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社会は除菌され無菌状態に

 

イノベーションという言葉を聞くと、革新的なテクノロジーで新しいマーケットが急速に切り開かれて行く様をイメージする。

しかし、実は今まで普通にあったものを、ちょっと文脈を変えるだけで世の中の序列が一変することもある。

 

例えば・・・

 

洗濯洗剤といえば昔は衣類の汚れが落ちることが最優先だった。

もちろんそれは今でもそうなんだろうが、もう一つ新しい洗剤のニーズとして除菌という機能が必須となっている。

 

洗剤だけではないな。

今やありとあらゆるものが除菌除菌除菌!

 

一見、菌とは無関係のようなものまで抗菌素材で作られていたりする。

おそらくこのコロナウィルス感染の影響もあってのことだと思うが、それにしても今の除菌・抗菌ニーズは凄まじい!

 

よく駅のトイレや公共施設のトイレに入ると、便座の除菌用にアルコールが設置されているのを見かける。

私は構わず除菌もせずに座ってしまうのだが、それを友人に話したところ・・・

 

『きったねえ〜〜!!』

 

と罵られたことがある。

しかし私は自分のケツが便座に勝てるほど美しいとは思ってないので、特に除菌もせずに座って用を足すのだ。

 

私の友人のケツだって人を罵るほど美しいとは思えない。

みんなが除菌しているから、便座の方がよほど美しいかもしれないじゃないか。

 

洗剤の話がいつの間にかケツの話になってしまった。。。

 

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最近激変した社会の常識

 

2年前からのコロナ感染拡大によって変化した社会の常識もたくさんある。

それまでは仕事は会社に行ってするものだと誰もが思っていた。

 

いや、会社に行くことこそが仕事だと思っている人もいた。

どんなに二日酔いでも風邪をひいて熱を出していても、会社に行きさえすれば給料がもらえる。

だから通勤こそが仕事なのだ。

 

そしてそういう日はたいていの場合、デスクの前でボーッとして1日が終わるか休憩室で寝ている。

それでも会社に行けば給料がもらえていたのが2年前まで。

 

それがテレワークの浸透で一変した。

それまで社会の常識だった『通勤こそが仕事』だったのに通勤しなくていいとは・・・

 

テレワークになってからより会社は成果物を要求するようになった。

1日の仕事の成果を見せないと評価がない。

 

通勤しなくていいのはありがたいが、より成果物へのコミットメントが求められるため予想よりもはるかにテレワークはしんどい。

まさかこんな世の中になるなんて・・・

 

ビジネスマンはみんなそう思っている。

 

コロナは他にもこんなことを変えてしまった。

『マスクつけてないと怒られる。』

 

今まで生きてきてマスクをしてないからと言って、飛行機から降ろされたり誰かに殴られるなんて聞いたこともないはずだ。

しかし、つい最近までそれは現実だったのだ。

 

マスクがここまでフューチャーされたことなど今までにない。

しかもマスクがコロナ感染抑止にどこまで有効だったのか、過去の感染の波を見てもどうも釈然としない。

 

日本人は真面目にマスクをつけていたのに、第7波の波の大きさは世の中を震撼させた。

そしてみんな思ったはずだ。

 

マスクって効果あんの?

 

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昨日までは社会の常識だったのに・・・

 

他にもまだまだたくさんある。

21世紀のこの世界で、G8の国の若者が兵士として戦地に送られる・・・

 

これも誰も予想していなかったことだと思う。

どんなに世界が平和を叫んでも、国のたった一人のリーダーの狂気でその国の若者が大勢死ぬ。

 

今の世で戦争なんてあり得ないと思っていた社会の常識は、現実にロシアのプーチンという男の狂気で破壊された。

自分の命が危うくなってしまった国民は、それでもプーチンのウクライナ侵略に賛成するのだろうか?

 

これも常識では考えられない。

 

秋刀魚が1匹100円で買えない時代。

まさかね〜。

 

しかも見事に痩せたスキニー秋刀魚である。

あの秋刀魚の値段をもし嫁が見たならなんと言っただろうか。

 

そして日本人が貧乏と呼ばれる時代になり、SNSで人が殺される時代にまでなってしまった。

まさかそんなことが起きるわけがないと思っていた昨日までの社会の常識は、必ず明日にはひっくり返っているはずだ。

 

ガムも変わったし世界すら変わったのだから。

 

 

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. 経堂 より:

    スキニー秋刀魚!
    さすが、お上手ですね✨
    少ない年金だけでの生活、スキニー秋刀魚よりはサバ缶かしら?
    いやホント、いつかは私もキャベツ葉をいただいて…の生活をしなくてはならなくなるかも知れません。
    またいつか戦後みたいな生活になれば、今みたいに長生き出来ない国になるのかも知れませんね。
    昨日今日と、いろいろ考えさせていただけるブログをありがとうございました😊

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