老後の貯金が犯罪に狙われる〜進化する犯罪に老後の年金暮らしの人たちは気をつけろ！

オレオレ詐欺応用編

 

以前にも書いたことがあるが、なぜ『オレオレ詐欺』ばかりで『あたしあたし詐欺』がないのだろうか？

子供や孫を装うなら約半分は女の子だろう。

 

まあいつの時代も何かしでかすのは男と決まっているのか。

男の子から『ギャンブルで借金してしまって追われてる』とか、『会社の金を使い込んだのがバレてクビになりそう』とか電話口で言われると、ああ〜あいつならやりかねないと思われるのだろう。

 

それでやすやすと高齢者が騙されてしまうのだと思う。

これが女の子だったらギャンブルだの横領だと言われても、先に『まさかあの子が！』と思うに違いない。

 

最近はオレオレ詐欺とは言わず特殊詐欺と呼ぶようになったが、もうオレオレ詐欺は高齢者にも認知されすぎて手口としては古いのだろう。

今はオレオレ詐欺の手口をさらに巧妙化した詐欺が高齢者を狙っているようだ。

オレオレ詐欺の応用編と言える手口らしい。

 

コロナ禍の現在、一番耳にするのが点検詐欺というもの。

ニュースでもよくやってるのでご存知の方も多いと思うが、電気やガスの点検を装って高齢者が在宅時を狙って強盗を働くという新手の手口だ。

 

私が住む世田谷区でも80歳の高齢夫婦が被害にあわれたらしいから、私も他人事ではない。

その辺に犯人はいるのだ。

 

ただ表現に誤解を招きそうだが、世田谷区の事件の被害金額はわずか65,000円という所持金だけ。

この詐欺も複数犯だから、これを何人かで分けたとするなら分け前は高校生のお小遣いくらいにしかならない。

 

それなら強盗やるより高校生をやってた方がまだいい。

 

進化する点検強盗

 

強盗までしてお小遣い程度の稼ぎではやってられないのだろう。

点検強盗はさらに進化しているようだ。

 

まず、盗みにはいるのになぜ留守中ではなく在宅時を狙うのか・・・

実は事前にいわゆるアポ電という電話をかけていて、それでお金の有無や在宅であることを確認しているという。

 

『何時にガス点検に伺いますが、その時間はご在宅でしょうか』

こういう具合だ。

 

なぜかガス点検の方が電気よりも多い気がするが、なんとなくガスの方が何かあったときに大きな被害になりそうだからと、そういう心理も計算しているのかもしれない。

最近の泥棒は知恵が回る。

 

そして時間通りに点検業者を装った強盗犯が訪問してくるから、高齢者は疑いもせずにドアを開けてしまうのだ。

 

ここから２つのパターンに分かれるのだが、ひとつは事前の電話で高額なお金が金庫に入っていることが確認された場合は、犯人の一人がガスの点検ということで家人を引き付けておいて、その隙にもう一人が金庫を盗み出すというやり方。

これだと被害にはあうが家人は殴られたり縛られたりという、身体的な被害は免れることになる。

 

もひとつのパターンは、家人がドアを開けたらいきなり殴り倒して縛り上げ、手持ちの所持金とキャッシュカードを盗むという手口。

これはそうとう荒っぽい！

 

しかもキャッシュカードを盗んでも暗証番号がわからないとお金は引き出せないので、ダメージを与えた高齢者をさらに脅して暗証番号を聞き出すことでまやるらしい。

こうなると被害金額も大きくなるが、自分の身もたいへん危険な目に遭うことになる。

キャッシュカードが奪えれば、手に入る金額も小遣いどころではなくなるので、それでこういう荒っぽい手口になったのだろう。

 

哀れなのは高齢者でも認知症の症状がある人ほど、こういう犯罪に巻き込まれやすいということだ。

認知症の人は普段は外出も控え、一人で家に閉じこもりがちになるという。

 

そういうときに電話がかかって、たとえば息子を装った詐欺であっても、人に頼られるということがなくなってしまった認知症の人たちは、頼られたことを嬉しく思いお金を渡してしまうのだそうだ。

ガスの点検業者と言われても、認知症の人たちは疑いもなく信じてしまうのだろう。

高齢でさらに病気の一人暮らしの人たちに強盗を働き、お金を巻き上げるという極めて卑劣な犯罪だ。

 

ガスの点検を装って強盗を働くなら、せめて本当にガス器具の点検くらいして行け！と言いたい。

 

『給湯器がだいぶ古くなってますから、そろそろお買い替えの時期ですね』

 

強盗などしなくても給湯器が売れる。

 

老後のライフスタイル

 

ウィスキーは最近シングルモルトばかり飲んでいたが、久しぶりにジャックダニエルズを飲んだら美味しかったので、明らかにコスパがいいデカボトルをAmazonで買ってみた。

ローリングストーンズのキース・リチャードが、ライブ中にこのジャック・ダニエルズをラッパ飲みしてたのを見て、それから私も飲むようになった。

 

バーボンと思われがちだが、バーボンウィスキーではなくテネシーウィスキーというカテゴリーらしい。

でも原料はとうもろこしじゃないのかな？

 

 

３ℓのジャックダニエルズがどれくらいでかいかと言うと、同時に頼んだビフィータジンのボトルと比較していただきたい。

実はこのビフィータも通常の700mlではなく少々お大きめの750mlというサイズ。

でかい！

 

このボトルから小さなショットグラスに注ぐのは至難の技だ。

何でも面白そうだからと思って買ってしまうと、あまり面白くないことになってしまう。

 

あ！

ビフィータと比べるより通常ボトルと並べた方が大きさがわかるな。

 

これが今撮りした写真。

なんで朝からジャックダニエルズでこんなに頑張ってるのかよくわからないがこの大きさなのだ。

 

しかもペットじゃなくてガラスの瓶だからやたらと重い。

老人には良いリハビリになりそうだ。

 

朝っぱらからウィスキー持って、何をウロウロしてんだよ！

俺は眠いのに・・・

と、迷惑そうなゆいまるくん。

 

老後のおひとりさまごはん

 

今朝のサラダボウル。

もうこれくらいのトッピングでは誰も驚かない。

強いてあげればW卵のせかな？

 

 

ランチは富山ブラック。

チャーシューの煮汁で作ったスープが真っ黒になったので富山ブラックと呼ぶ。

 

もしくは新福菜館インスパイアラーメン！

どちらのラーメンスープもこれより黒い。

 

 

晩ごはんは、休肝日ということで肉じゃがときのことベーコンのペペロンチーノ。

昆布サバは冷凍庫からの発掘品。

 

サバの脂が凄すぎて、グリルが燃えそうなくらいにバチバチと脂がはねた。

おかげでちょっと黒くなってしまったので、こいつも富山ブラックの仲間入り。

 

 

いつもご飯をついでいるお茶碗だが、これは実は嫁が使ってたお茶碗である。

私のご飯茶碗はどんぶりのように大きかったので、引越しで食器を整理した際に捨ててしまった。

 

嫁は生前、ほとんどお米を食べない人だったので、このお茶碗も新品のようなものだ。

それでこのお茶碗だけとっておいた。

 

昨日どれくらいのご飯がはいるのかスケールで測ってみたら、この盛り具合でちょうど150g。

写真では大盛りに見えるが、実はたいした量ではない。

 

でもこれは詐欺ではない。

 

肉じゃがのお肉も写真では美味しそうに見えるが、実はたいしたことはない。

パックの表示には和牛A5とあったが、値段だけA5で味はB5くらいだった。

 

これが詐欺だ。