若者の訃報
今月の6日、ある若者が亡くなった。
私が顔も名前も知らない方だった。
ニュースを見て初めて知ったが、その亡くなられた若者とは京都大学院生の山口雄也さんという23歳の方だ。
この方の訃報がなぜニュースになったかというと、実はこの方はガン闘病記『がんになって良かったと言いたい』(徳間書店)の著者なのである。
悲しいタイトルの本だ。
わずか23年という短い人生に幕を閉じるとはどういう心境なのか、私にはわかるはずもない。
しかし顔も名前もどのように生きてこられたかすら知らない方であっても、その年齢を聞くだけで心を締め付けられる思いになる。
この本を読んだわけではないが、タイトルを見ただけで山口さんがガンを受け入れようと努力されていたことがわかる。
見送られたご両親もさぞ無念だったと思う。
山口さんのニュースには関連記事がいくつもぶら下がっていた。
そのタイトルを見ると、いずれも若者の訃報が報じられているニュースばかり。
こんなに若い方が亡くなられているのか・・・
あらためてニュースで知る若者たちの死の現実だ。
少し前のニュースだが丸山夏鈴さんというアイドルの方が肺ガンのため21歳という若さで亡くなられている。
他にもEXILE一族の中尾翔太さんという方が、こちらも22歳という若さで亡くなったそうだ。
死因は胃ガン。
我々高齢者と違って死から一番遠いところにいるはずの若者が、夢を見る間もなく亡くなるとはなんと不条理なことか。
人生は長さではないと私も言ってきたが、いや嫁の死からそう自分に言い聞かせてきたのだ。
しかし20代で死ぬのはいくらなんでも早すぎる。
亡くなられたみなさんのご冥福をお祈りしたい。
老いへの不満
老いたくない。
老いるのは嫌だ。
もうとっくに誕生日は嬉しくない。
そうおっしゃる中高年の方も多いと思う。
しかし20代で人生を終えた彼らからしたらなんと贅沢な話だろうか。
彼らが20代で人生のゴールテープが見えたときの気持ちを考えてみてほしい。
30歳も40歳も50歳も知らないまま。
老後なんて夢のまた夢。
しかし私たちは彼らが経験できなかったことを思う存分に経験したし、泣いたり笑ったり感動したりできたではないか。
そう考えると今の歳まで生きてこれたことは奇跡だと思う。
感謝こそすれど不満など言っていると本当にバチが当たる。
私のゴールテープはまだ見えない。
どうやら明日以降であることは間違いないようだ。
奇跡のように生きてこれた64年間に心から感謝しよう。
そしてもしかすると今日の午後は最後の午後なのかもしれない。
みなさんにとってもだ。
大切に過ごそうではないか。
老後のライフスタイル
この白い石はホワイトバッファローという石。
ナバホ族というインディアンが作ったものだが、元々はペンダントとして首から下げていたもの。
しかしどうしても首が痒くなるのでピンキーにリフォームしてもらったのだ。
いつも行く渋谷のシルバーのお店からリングが完成したと連絡があったので行ってきた。
ホワイトバッファローは日焼けした女性のサーファーが身につけると本当にかっこいい!
ナバホ族もまさか私のような親父が身につけているとは思いもしないだろう。
本当はホワイトバッファローのバングルが欲しいのだが、バングルはお値段もそれなりに高い。
それにナバホ族もさらにがっかりするだろうからな。
老後のおひとりさまごはん
昨日のランチは盛岡冷麺。
説明するまでもないがコシのある冷たい麺は暑い日には最高だ。
そして休肝日の晩ごはんはスーパーのお弁当。
いつもお惣菜コーナーで売っているお弁当がとても美味しそうだ。
休肝日を待って買って食べた。
うまいね。
もちろん野菜サラダは欠かさない。
毎日お弁当でもいいくらいだ。
昨日の夜は若い声優さんの訃報のニュースも流れていた。
長嶋はるかさんという女性だ。
私は存じ上げなかったがアニメの世界では有名な方らしい。
アニメ「銀魂」や、「それいけ!アンパンマン」のネコ美役など多数の作品があるそうだ。
享年33歳。
私の半分の人生か・・・
どうか安らかに眠っていただきたい。
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