賃金が上がらない日本で蓄えなんかできない
日本に住んでいる意味って平和だからという以外になんかあるのかな?
現役をリタイアした途端、貧困層として長い老後生活を強いられる老人たちがとても幸せそうには見えない。
老後のために蓄えなさいという論調も、こんなに長い間賃金が上がらない日本でどうやったら貯金ができるのか?
自分の夢や趣味にすらお金は使われず、ただ老後の生活のために貯金をするという生き方しか選択肢がない日本。
だとすれば若者は夢を見ることすらできなくなる。
それでGDPが世界第3位って、絶対に何かが間違っている。
60代がいくら貯金があるのか。
これまでも何度かブログに書いてきた。
平均は1,745万円。
より現実的な中央値だと875万円という金額だ。
老後に足りないと言われていた2000万円にはほど遠い貯金額。
ただ、じゃあ2000万円あったら間違いなく足りるのかというと、それも実はよくわからない話。
なぜなら2000万円という額はあくまで平均寿命で計算された金額だからだ。
平均寿命が短くて老後という時間がなかった時代。
案外、その時代の方が悩みがなくてよかったのかもしれない。
では今の長生き老人たちがどれくらいの貯金を持っているか、金額の分布一覧を見てみよう。
・貯金なし:18.3%
・100万円未満:3.5%
・100~200万円未満:4.0%
・200~300万円未満:4.0%
・300~400万円未満:3.3%
・400~500万円未満:4.0%
・500~700万円未満:5.3%
・700~1000万円未満:7.5%
・1000~1500万円未満:7.5%
・1500~2000万円未満:6.3%
・2000~3000万円未満:13.3%
・3000万円以上:19.6%
・無回答:3.3%
という結果である。
これを見ると全く貯金がないという人も約20%いるんだな〜。
そして2000万以上の貯金がある人は大体30%程度。
この一覧を見てみなさんはどう思われるだろうか。
貯金が多ければ大いに越したことはないだろうが、自分がどの分布に当てはまるとしてもそれで安心と感じる人はいないのではないだろうか。
貯金が全くない人が明日死んだとしたら、お金が足りないと悩まずに済む。
ある意味、よかったねだ。
要するに長生きするからお金の心配をしなければならないわけで、早死にしたら何も悩む必要はない。
ところがこの一覧表で金額は別としていくばくかの貯金を持っている人たち。
この方達は長生きしたらしたで貯金が足りるのか足りないのか大いに心配しなければならない。
長生きすればするほど貯金は減って心細くなっていく。
それが死ぬまで続くのだ。
じゃあこの方達が明日死んだとしよう。
貯金が減るのを悩まずに済むからこれも早死にしてよかったねだ。
ただ、貯金を残したまま使いもせずに死んでしまったら、今度はそれが悔やまれるだろう。
たくさん貯金を持っていた方は、たくさん持っていた分使わずに死ぬのはなんとも勿体無い話だ。
私が何を言いたいか・・・
結局、貯金はあってもなくても悩むってこと。
仮に2000万円持っていたとしてもホンダのNSXを1台買ってしまえば残りは0。
厳密に言うと2000万円ではちょっと足りない。
2000万円というお金も車一台分の金額でしかない。
だとすれば、やはり必死で考えるべきはいかに年金だけで楽しく生活をするかというその一点に尽きる。
働けるなら働けばいい。
私はできるだけ働きたくないから小さくシュリンクした生活を楽しむことにする。
貧困層と呼ばれる老後をどれだけ楽しめるか。
ブログに書き綴ることを人生最後の仕事にする。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はブルーベリージャムのトースト。
フランスのブルーベリージャムが特売だった。
ジャムはあまり買わないが、ジャムの中ではブルーベリージャムが好きだ。
ランチはベーコンのトマトパスタ。
冷凍しておいたトマトソースとパスタ150g。
パスタも特売で激安だった。
晩ごはんはイカ大根。
豚バラとパクチーのオイスターソース炒め。
ある歳まで生きたら自分で死ぬ時期を選択できるようにならないものだろうか。
尊厳死などと難しいことは言わずに、貯金が無くなったら、あるいは年金暮らしがもう嫌だと思った時に終了ボタンを押す。
そうすると死ぬ場所まで自分で選べることになる。
長期間、発見されずに周りに迷惑をかける孤独死の問題も片付くし、人生最後にご挨拶したい人にちゃんとご挨拶もできる。
それができたら老後の悩みのほとんどは解決されると思うが・・・
※昨日もコメントありがとうございました!
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!