死んでも嫌だね！恐怖の老人クラブ〜意味がわからん老人クラブのスカウト！

激減する老人クラブの会員

 

このニュースの内容が面白すぎて大笑いした。

また日本人のこうあらねばならない的なニュースである。

私にはまったく理解不能だがみなさんはどう思われるだろうか。

 

そのニュースでは、超高齢化社会にもかかわらず生きがいや健康づくりを目的として活動している『老人クラブ』が、全国的に存続の危機に立たされているとのことだった。

理由は会員数の激減。

 

老人は毎年増え続けている。

しかし老人クラブに入会する人はピーク時からすると半減しているそうである。

 

これを読んで私は『え？』と思った。

半減した理由はというと働く高齢者が増えたことだそうだ。

さらに新型コロナウィルス感染の影響もあると書いてある。

 

要するに老後の環境が変化したことでニーズも半減したということだろう。

昔のように老後に余暇の時間を持て余している高齢者などいないということだ。

ただ、それだけのことでは？

 

生きがいや健康作りという昔の目的はニーズではなくなり、今は働く高齢者のために何ができるのかを考えないといずれ老人クラブは消滅してしまうだろう。

必要とされてないわけだから・・・

 

正直言うと私も60歳を過ぎてから、老人クラブのようなこの手の集まりに入らなければならないのか？とちょっと気がかりだった。

しかし私の住む地域では、あまり老人クラブが活発に活動しているような話は聞かない。

なので内心ホッとしている。

 

でもその記事には衝撃の内容が書かれていたのだ。

その記事の見出しがこうだ。

 

『年々難しくなるスカウト』

 

スカウト？

歌舞伎町を歩くと悪質なスカウトに注意するようにと、ひっきりなしにアナウンスが流れている。

そのアナウンスの言語は日本語だけにとどまらず、中国語や韓国語でも訳されてアナウンスされているから、よほどスカウトが多いと言うことだろう。

 

あまりいいイメージのないスカウトだが、なんと老人クラブの会員さんたちは個別訪問して会員をスカウトしているとのこと。

そして驚くべきは、新規会員をスカウトした人数によってクラブに報奨金まで支給される地域があるとのこと。

10人以上で1万円、5人以上で5000円という金額らしい。

 

子供のお小遣いのような額だが、どうやらこれ目当てに頑張る老人がいるらしい。

5年間で266人の新規会員をスカウトした老人クラブもあるというから、老人パワーもたいしたもんだ。

 

それなら老人クラブなどにはいってないで、保険の営業でもしたほうがよほど稼げると思うのだが・・・

 

元々、老人の生きがいや健康作りが目的で発足している老人クラブ。

それが今や、報奨金と新規会員獲得を目的として活動しているというのだ。

 

なんかどこかで聞いたような摩訶不思議な話である。

 

さらに全国老人クラブ連合会の正立斉事務局長はこういうことも言っている。

 

『若いリーダーがいなくて運営が難しい』

 

若いリーダー？

老人の集まりだから老人クラブではないのか？

 

若いリーダーは老人クラブではなくて六本木のクラブにいると思うぞ。

 

最後に・・・

 

生きがいや健康を提供してくれるという老人クラブだが、そんなの勧誘されて見つけるものではないだろう。

しかもコンテンツがつまらないから高齢者も集まらない。

冷えた老人食の弁当を食べて清掃のボランティアをやってって、そんなの金をもらってもやりたくない。

 

何が嫌だって老人クラブという名前が嫌だ。

 

まさにオワコンだな。