川越、蔵の街、街並み散歩〜よくできたまちづくりに親父が感心したの巻

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日曜日の朝

 

昨日の日曜日は東京は薄曇りで、時折太陽も顔を出すというまずまずのお天気。

暑すぎずカラッとしていて、少しづつ過ごしやすい季節に移ろっていくのが肌でわかる。

 

朝のテレビ番組では秋のお出かけスポットの特集をやっている。

若いタレントさんが観光地を歩きながらうまそうにビールを飲んでいた。

 

ゴクリ。。。

仕事でビールが飲めるって最高か!

 

焼き鮭の朝食を食べながら今日はちょっとだけ遠出してみたい気分になった。

てか歩きながらビール飲みたい。。。

 

番組の思う壺だな。

 

『とりあえずどこかに行ってみよう!』

 

不思議なものだ。

年寄りの寿命はわずかしかないというのに時間だけはたくさんある。

 

さっそく服を着替えて支度をする。

着替えるといっても寝る時に着ていたTシャツを違うTシャツに変えただけだ。

 

そしてショルダーバッグ一つ持って親父は世田谷線の電車に飛び乗った!

 

電車に飛び乗った?

インドじゃあるまいし・・・

 

表現に勢いが出るからこう書いてみた。

しかし実際の世田谷線は亀のようなスピードだからそんなアクションは必要ない。

 

電車に乗ったはいいがどこに行こうか。

 

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古くて新しい街

 

 

京王線に乗り換えてガラガラの車内をなんとなく見渡すと・・・

 

おお!

私の心を読んでいたような1枚のポスターがぶら下がっているではないか!

 

新宿京王百貨店の大北海道展の中吊りポスターだ。

北海道いいね!

 

ポスターにはお決まりのいくら丼にとうもろこし、味噌ラーメン、スイーツなどの写真が掲載されていた。

 

よし!

北海道に行ってみるか!

 

いやいや・・・

さすがに北海道には日帰りできないだろ。

 

じゃあ新宿の大北海道展にしとく?

遠出すると言っときながら新宿じゃあいくらなんでも近すぎだ!

 

と、ちょっとした葛藤があったが、やっぱもう少し遠いところへ行ってみようということで、北海道よりはちょっとだけ手前の街にしてみた。

それはどこかというと。

 

ここです!

 

蔵の街、小江戸川越。

 

川越には以前仕事で一度行ったきりだったので、いつかオフの時に来てみたいと思っていた街である。

東武東上線は貸切かと思うほど乗客が少なかったが、いざ川越に降り立ってみるとすごい数の観光客!

 

きっとみんなちょっとだけ遠出したい気分だったんだろう。

それにしてもこの街の観光客は若者ばかり。

 

川越のような古い蔵の街って若者が集まる街なのか〜!

少し意外だった。

 

しかしその蔵の街『小江戸川越』は確かに古い蔵の街並みではあるものの、若者に人気がありそうなうまいまちづくりをされているなと思った。

若者がCOEDOビールを飲みながら街歩きしている。

 

これだよ、これ。

まるで私が朝のテレビ番組で見た光景!

 

何やらスイーツを片手に食べ歩きしているカップルもいれば、渋い蕎麦屋に行列をなしている若者もいる。

川越は鰻も有名なのか?

鰻屋にこんなに大勢の若者が列をなしているのを私は見たことがない。

 

そして私も若者に混じってビール片手に街歩きしてみよう!

 

仲町のバス停を降りて、ここからが観光名所というべき川越の街並みのスタート地点。

そこから歩き始めてすぐのところにCOEDOビールのお店があるじゃないか。

 

いいところにお店を出しているもんだ。

 

 

みんなここでビール買うな。

ここはスルーできない。

 

プハ〜!

うめ〜。

 

今朝見たテレビのまんまだ。

幸せとは川越にあったのか。

 

あらためてビールを飲みながら川越の街並みを歩いてみると、古い蔵の街ではあるが何か新しいものをいろいろと感じる。

ただ古い蔵があるだけではこんなに若者に人気の街にはならないだろう。

 

そこに新しいコンテンツを作り上げることでこんなに人気の街に仕上がっている。

本当にまちづくりに成功した街だなと思う。

 

日本中に古い蔵の街は存在する。

しかし川越ほど集客に成功している街があるだろうか?

 

逆に言うと、私らのようなおっさんが行くような街じゃないとも言える。

おっさん向けのコンテンツはない。

 

 

メインの通りから横道に入る路地にも、面白いお店がたくさん並んでいて飽きない。

路地まで含めるとこの街を1日で歩き尽くすのは無理かもしれないと思った。

 

お昼になったのでどこかお店に入ろう。

 

 

キューバサンドのお店に入ろうとしたが満席だった。

若者で・・・

 

そしてようやく座れたのがオーストリア料理のお店『MieCoco(ミーココ)』さん。

私と同年代のおばちゃんが一人でやっているお店だ。

 

おっさんにはやっぱりおばちゃんじゃないとね。

 

 

これはビールに合う!

塩豚にザワークラウト

 

シンプルな塩味の豚肉はびっくりするほど柔らかい。

でも歯はいる。

 

次はオーストリアの名物のカツレツだ。

 

 

これがまた美味しかった!

注文してからしばらく肉を何かで叩く音が鳴り響いていたが、きっと肉を薄く伸ばすために叩いていたのだろう。

 

カリカリのカツレツはウィーン風で『ヴィーナーシュニッツェル』という料理らしい。

ビールに合うな!

 

このカツを食べながらふと昔懐かしい味を思い出した。

 

それは駄菓子屋で買ってよく食べた・・・

 

 

 

 

 

『ビッグカツ』

 

 

誤解を招くといけないので言っておくが、味は当然ウィーン風『ヴィーナーシュニッツェル』がうまいに決まっている。

 

ただ・・・

 

なぜか一口食べるとビッグカツを思い出すヾ(≧▽≦)ノ

 

オーストリアの方に殴られそうだな。

 

それにしてもなぜ川越まできてオーストリア料理??

この後、川越駅に向かって商店街を歩いていたら、何かいい感じの韓国料理屋が目に入った。

ここでチヂミをつまみにさらにメガ生ビールを一杯とチャミスルを1本飲む。

 

だいぶ酔っ払った・・・

 

結局川越に来て私は、オーストリア料理と韓国料理を満喫して帰ってきた。

 

だったら新宿でよかったんじゃね?

 

 

コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!

  1. jun より:

    おはようございます

    行き先も決めずに電車に乗り込み「うーん、何処にしようかな?」って良いですね。

    自意識過剰な私だったら「もう目的地は決まっているさ」的な顔をして
    内心はグルグルと迷っている事でしょうが…

    川越、行ってみたかー!
    ただ、人が多すぎー!

  2. 経堂 より:

    以前に電車に乗ってから「川越へ行こう!」と決めて、行った事あります、笑🤝
    あとは湘南、横浜などが近すぎず遠すぎずで丁度良かったんですね、きっと。ふらっといきました。

    残念ながらもう私には体力も足代も少なくなり、川越なんて遠すぎる身体になってしまいましたが。(川越へ行く足代くらいはありますよ、笑。)

    それにしましてもぺこりーのさんは文章がお上手ですね。(今更?)
    川越を歩いている気分になってしまいました。ウィーンカツレツまで食べた気に!

    あちこちへお出掛けして、また楽しいレポートをお願いします💕
    私も頑張ってプチ旅してみよう!

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