ごはんが炊ける音、パンが焼ける匂い
炊飯器がフツフツと音を立てながらごはんを炊いている。
布団で寝ている私はその音で目が覚める。
早朝5時過ぎ。
我が家で一番早く働き始めるのがこの炊飯器。
炊飯器が蒸気を上げながら最後の仕上げにかかる。
部屋中がごはんが炊ける匂いで包まれて、さあ朝食の準備をする時が来たぞと教えてくれる。
朝食がパンの時は、まずコーヒーを淹れるためのお湯を沸かす。
これがそのお湯を沸かすケトルだが、もういつ買ったのか覚えてないほど古いものだ。
おそらく20年以上前に嫁と一緒に買ったと思う。
古くなって味が出てきた。
変な言い回しだが汚れ方が綺麗である。
そしてこれが毎朝水を飲むためのボトル。
ボトルには1.2リットルの水が入る。
起き抜けにコップ一杯の水を飲み干しながらお湯が沸くのを待つ。
最近のコーヒーはもっぱらドトールのドリップコーヒー。
酸味も苦味も全てが平均点みたいなコーヒーである。
ブルーボトルコーヒーの対局にあるようなコーヒーだな。
このマグカップは最近のお気に入りでブログの読者の方からいただいたマグカップだ。
ウクレレ工房『nekorere』さんのマグカップ。
カップに厚みがあるので飲み口が優しい感触なのがいい。
そして今朝の朝食は『トロトロ卵のツナ玉トースト』
玉ねぎを刻んでツナと混ぜる。
マヨネーズとBペッパーで味付けをして、片面だけ焼いた食パンに乗せる。
真ん中を窪ませて卵黄を落としピザ用チーズを少量トッピング。
グリルで焼けば完成!
さらにBペッパーをかけ、お好みでタイムやオレガノなどのドライハーブを振ってもいい。
タバスコ系のホットペッパーをかけてもうまい!
このトーストを作るのに要する時間は約10分程度だろうか。
しかし毎日会社まで通勤をしていた頃は、この10分の時間を作るのが難しかった。
今こうやって時間を気にせずに朝食を作れるというのは、間違いなく老後に用意された最高の贅沢な時間の一つだと思う。
決して豪華な朝食ではなく贅沢な朝食の時間である。
正直、毎朝のこととなると朝食作りは面倒くさいと言われる方も多いだろう。
しかし朝食は1日のウォーミングアップだと私は思っている。
晩ごはんは酒を飲んでつまみを食べておしまい。
そして朝食までは12時間ほど経っているから、朝は私のメタボなお腹もペッコリンなのだ。
快調にお腹が空いていると私の体調は万全なのである。
朝食がうまいと1日元気に動ける。
だから私の場合、朝食が健康のバロメーターともなっている。
コーヒー一杯だけの朝食も、駅の立ち食いそば屋で食べるかけそばも、会社のデスクで食べる菓子パンも、どれも1食は1食。
あなたにあと何回の朝食が用意されているかはわからないが、その貴重な1食であることを思えば、たまには10分早く起きて朝食を作って見るといい。
今は1週間にたった1回の手作り朝食かもしれないが、いずれ年老いたら私のように豪華ではなく贅沢な朝食が毎日でも食べれるようになるから。
ちょっと長生きするだけで誰にでも老後は用意されているのだ。
そして老後の醍醐味を十分味わえる時間があることに気づく。
そのちょっとだけ長生きするためにも、1週間に1回の手作り朝食を頑張っていただきたい。
老後のおひとりさまごはん
朝食は紹介したので昨日のランチから・・・
ランチはグリーンカレー。
グリーンカレーペーストを作るのは大変だから買ってきたものだが、市販のものでもよくできていると思う。
うまいな〜!
晩ごはんは韓国おでん。
実際に韓国でおでんを食べたことはないが、私がイメージする韓国のおでんはこんな感じ。
辛さMAX!
辛くて熱いからなかなか食べられない。
ビールで舌を冷やしながら全部食べた。
朝起きてこのブログを書いているが、写真をアップしているとお腹が鳴る。
我ながらなんて美味そうなんだ。
そしてやおら朝食の準備にかかる。
毎日変わらないルーティン。
死ぬまで続く果てしないルーティンだ。
そして幸せなルーティン。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!