印税生活はほど遠い
以前、ブログにも書いたが、10年ほど前に角川グループのエンターブレインという出版社から、ムック本を出版したことがある。
Amazonでは最近売り切れになっていたから、ようやく初版の在庫がなくなったのだろう。
本が出版されたときは印税で買いたいものの一覧表を作っていた。
そんなことをするから思ったほど本は売れず重版出来とはならなかった。
印税生活とは夢と同義語である。
厳しいね〜、現実は!
そして今!
また小説を書いている。
実はこれも10年ほど前の話だが、今はなき新風舎という出版社の出版賞に短編小説を応募したことがある。
そのときは佳作だった。
自分の過去を振り返ると夢とは言いながら、ちょいちょい印税生活を目指すときがあるようだ。
先日ブログにも書いたとおり今も小説を書いている。
しかし、今回は特に小説家になろうと企んでいるわけではない。
印税生活は夢だがなかなか叶わないことも知っている。
もう私は年金で十分だ。
以前書いたのが短編だったので、今度はちょっと長めの小説を書いてみようと思っただけのことである。
普段は無趣味と名乗っている私だが、趣味が小説を書くことというのはなんとなくいい。
老後のプロフィールは『売れない小説家』。
いいね!
小説の投稿サイトはたくさんあるが、私が投稿したのは『小説家になろう』という老舗の投稿サイトである。
ブログの本文下にバナーを貼っているので、すでに読んでいただいた方もいらっしゃるかもしれないが、実はその小説のストーリーが佳境にはいってきた。
と同時に、ちょっと後悔をしている。
実は、ブログも書いて小説も書くというのはなかなか大変なことだった。
なぜなら私はまだフリーのコンサルという仕事をしているのだ。
毎日ブログを書いて
仕事をして
朝ごはんを作って
写真にとって
画像編集しながら作った朝ごはんを食べる。
そしてブログを書き終わるとゆいまるの散歩に行って
また仕事をする。
そうするとお昼になるのでランチを作り、
また写真撮影して
画像編集しながら作ったランチを食べる。
それからようやく連載中の小説を書き始めるのだが、そんなこんなしてるとまたすぐに晩ごはんの時間になってしまうのだ。
小説を書き始めたことで、自分で自分の首を思いっきり絞めている。
しかし途中で投げ出すわけにもいかない。
すごく楽しみに読んでいただいている方もいらっしゃるようだし・・・
小説を書き始めた当初は、ラストシーンだけを思いついただけだった。
だからあとはずーっと行き当たりばったりで書いている。
だから・・・
今、非常に苦しい(笑)
せめてざっくりとしたストーリーを事前に考えておくべきだったと、小説が佳境にはいってから思い出す始末。。。
私の人生は一時が万事こんな調子だ。
小説の内容は、前世から生まれ変わった男と女の物語である。
しかし、前世って簡単に口にはするが、いったいいつ頃の時代を生きていたのだろうかという疑問が、どうしてもわからない。
なぜなら自分が生まれ変わったことがないから・・・
いや正しくは生まれ変わっているのかもしれないが、前世の記憶がないからわからないというのが正しい言い方だろう。
今が2021年で令和3年。
私がもし生まれ変わっていたとしたら、いったい前世ではいつ頃の時代を生きていたんだろうか?
個人的に妄想していたのは、中世のヨーロッパあたりで勇者の剣を引っこ抜きに仲間と冒険しているイメージだった。
しかし、そうなると私の前世は外人さんということになる。
いや〜、さすがに私の前世が外人さんだったら、今がこんな薄っぺらい純和風な顔にはなってないだろう。
もう少し阿部寛っぽい顔立ちのはずだ。
それに神様も国を超えての生まれ変わりなんてやるかな?
それをやっちゃうとすっごい面倒臭い感じがするから、現実的にはというのも変だがやはり日本人は次も日本人へ生まれ変わるというのが現実的な気がする。
よし!
では前世も日本人だったことにしよう!
そうすると今度は前世ではどの時代を生きたのだ?という疑問が次に湧いてくる。
こうやって考え出すと晩ごはんを作る時間がなくなり、ついには吉野家から出前をとることになってしまうのだ。
やはり印税生活とは夢の生活ということだ。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はメイプルシロップのトーストとクラムチャウダー。
クラムチャウダーはキャンベルの缶詰。
初めて買ってみたが有名な割にはごく普通のスープだなと思った。
やっぱり自分で作る方がなんでもうまいな。
ランチは栃木の佐野ラーメン。
平たい極太面にさっぱりとした醤油味のスープがよくあう。
ゆで卵を箸で割ったら黄身がとろーりと出てくる予定だったが、ただ白身が割れただけだった。
ちっ!
晩ごはんは下高井戸駅前市場で買ったお刺身とオリジンで買った鶏天、ポテサラ、レバニラ炒め。
お刺身はシャコと新子の酢じめ。
新子が最高だった!
さて今日も小説の続きを書くのだが、書くことは大変だがやっぱり書いている時間は楽しい。
先ほども書いたように行き当りばったりで書いてるから、自分でもこの先のストーリーにワクワクする。
小説を書いているのに読んでいるようだ。
お金をかけなくてもすぐ目の前に楽しいことがある。
最高か!
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
ぺこりーのさん、おはようございます!
小説までお書きになっているとは!多才ですね^^
「売れない小説家」という肩書は趣があって味わい深い
憧れます
毎食の料理もさながら、器も素敵ですね
ちゃんと食卓を整えて生活を大切にしている様子を見習いたいと思います
Viviさん
コメントありがとうございます!
いえいえ、ただの趣味ですよ。
しかしこれが楽しいんですよね〜。
自分で読むために書いているようなものなので。
『売れない小説家』になるためには売り出さないといけないから大変です。
何本か書いてるとそのうち1本くらいは売れるかな?
[…] しかし書き進むにつれ、小説を書くってこんなに楽しいんだと思った。 […]