つくづく人間は弱い生き物
人間は体は大きいくせに目に見えないほどの小さな生き物にすら勝てない。
また心は家から出れないというだけでストレスがたまって耐えられない。
身も心も実に弱っちいのが人間だ。
そしてコロナという小さな敵は、奇しくも人間の本当の姿をいろんなところで見せてくれた。
デマを撒き散らす人。
アジア人を差別する人。
マスク警察に自粛警察。
原稿を棒読みするだけの一国の総理大臣。
自分たちだけ会食OKの政治家。
感染が拡大する一方で医療は既に崩壊している。
救急搬送されないコロナ患者が自宅で亡くなるという現状。
もうこれはまるで現実世界の地獄じゃないか?
国民が地獄の淵に立っているこの状況で我が国のリーダーは何を指示するのだろう。
どこへどのように導いて国民の命を救うつもりなんだろう。
リーダーの口から出る言葉は相変わらず酒は飲まずに手を洗え、マスクしろの一点張り。
これで本当に国民の命を救うつもりなのか?
人間は弱いから強いヒーローに憧れる。
ビルを素手で壊し空だって飛べるヒーロー。
人類の敵に負けることは絶対にないヒーロー。
必ず最後には勝利するヒーロー。
我々のリーダーはヒーローになる気はないのだろうか。
国民の命の安全が最重要だとリーダー自身の口から、もう耳にタコができるほど聞かされてきた。
だったらちゃんと国民の命を守ってほしい。
患者が病院にも搬送されず自宅で死ぬなどもってのほかではないか。
先日は入院できずに亡くなった赤ちゃんのニュースがあった。
これはもう殺人と同じだろう。
もしかすると誰が総理になっても今やれることは今とさほど変わらないのかもしれない。
国民の行動の自粛とワクチン接種。
それ以外に方法はないのではと私も思う。
仮にロックダウンを今やっても時期を逸しているのは間違いない。
もう誰も政府の言うことはきかなくなっているからだ。
ただ誰が総理になったところで対策は同じだったとしても、国民へのメッセージの方法は総理が違えばまったく違うだろう。
国民が『菅総理についていこう!』と思えるような強いメッセージが菅総理から発せられたことは過去に一度もない。
官僚が書いた原稿を読むだけなら猿でもできる。
お願いだから猿よりマシなことを国民に言ってくれ。
心が動けば体は動く
緊急事態宣言が形骸化して誰も政府の言うことを聞かなくなったのは、政府のメッセージに心が動かないからだ。
逆を言えば、心が動けば体は動く。
心を動かさないと国民の行動だけを制御しようとしても、最初から無理な話なのだ。
だから国民の心を動かすような強いメッセージが必要なのである。
強いリーダーから心が揺さぶられるようなメッセージが発せられれば、日本人であれば誰でも行動に移すことができると思う。
言行一致の強いリーダーこそがこのコロナ禍でのヒーローだろう。
そのヒーローを選ぶときがやってくる。
菅総理の任期は9月30日までだ。
ここでみなさんに質問だが、次の総理大臣はいったい誰になってほしい?
ここにきて候補者の顔ぶれがなんとなく見えてきた。
なんかパッとしないというのが私の感想だ。
みなさんはどう思われるだろうか。
そして今日のブログのタイトルにも書いた。
できれば・・・
一度くらい日本の総理大臣を国民投票で直接選んでみたい。
みなさんはそうは思わないだろうか。
この未曾有の災禍の真っ只中だからである。
総理大臣は法律で国民投票では選べないことは決まっている。
しかし今は国民の命がかかっている危機的状況であることは間違いない。
だからこそ、ここで総理大臣を間違えたりしたらそれこそ大変なことになる。
国民が直接選んだ総理大臣なら、もう少しみんな総理も内閣も応援しそうな気がするがいかがだろうか。
国民は、今度こそ総理大臣選びを間違えたくないだろう。
失敗は一度でいい。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はハムベーコンエッグ定食。
朝のど定番だがこういう朝食が飽きずに食べれるしうまい!
あとはキムチにサラダに豆腐と薄揚げの味噌汁生卵入り。
ランチは熊本の大黒ラーメン。
いただいたチルド麺だが熊本ラーメン特有のマー油がきいていてうまい!
熊本の味だ。
ラーメンの中でも豚骨ラーメンが一番中毒性があり危険な食べ物らしい。
糖と脂の両方がたんまりはいっているからだ。
それに大量の塩分にプリン体。
そんな危険な食べ物が郷土の名物ってどうなんだろう?
昨日は実は午後から映画を見てきた。
見たい映画がたくさんあるのだが、なかなか時間があわずおまけに映画館の席数が規制されているからなかなか予約がとれない。
そんな中、渋谷パルコの8階で見てきた『サマーフィルムにのって』。
面白い!
一言で言えば青春映画だ〜!
ミニシアター系の傑作だと思う。
映画を見たらどうしても反省会が必要だ。
静岡のHAZY IPAで興奮を抑えながらひとり反省会をしてきた。
そして晩ごはんはビアバーでテイクアウトしたジャークチキンとスペアリブ。
野菜もたっぷり!
高校生って一番バカになれる時期じゃないだろうか。
寝るのも忘れて何かに夢中になったり、突然やりたいことが目の前に現れたり、恋に落ちたり・・・
低予算でチープな映画だからこそ表現できる高校生の等身大の青春ムービー。
私にもあんな無垢な情熱があったはずだと前期高齢者の胸がキュンキュンした。
主人公の女子高生『ハダシ』が映画の中でいくつも名言をはく。
『映画ってさあ、スクリーンを通して今と過去をつないでくれるんだと思う』
本気で映画が好きだからこそ必死で脚本を書きカメラを回し役者を動かせるのだ。
そして本気で映画を愛するからこそ口から出てくる言葉が名言となる。
映画を見ていてハダシの言葉が私の心を何度もグラグラと揺さぶった。
人の心を揺さぶる言葉って本気じゃないと出てこないんだよ。
菅さん。
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