爽やかな秋晴れだから心はしぼみ、そして空の青さが悲しくなってくる

秋晴れだというのに・・・

 

今朝は実に気持ちがいい朝だった。

最高の秋晴れの朝だ。

 

天が高い。

そして少しだけ冷んやりした空気が鼻腔をくすぐる。

 

ただ、爽やかな朝であればあるほど私の心には雲が広がる・・・

もう一度嫁にこんな朝を見せてやりたかったなぁ。

 

もし今日嫁がいたならこの晴れた空を見てどんな顔をしただろうか。

季節が変わっていくことにどんな表情をしただろうか。

スーパーの売り場が秋の食材に変わったことをどんなふうに伝えてくれただろうか。

 

きっと気持ちがいいからと言いながら、ゆいまるとどこまでも散歩に行って帰ってこないんだろうな。

挙げ句の果てはいつかのようにハアハア言っているゆいまるを抱っこして、自分もゼイゼイ言いながら帰ってくるのだろう。

 

ワンコ仲間の人たちと話し込み、市民農園の人たちと話し込み、なかなか散歩から帰って来れない嫁だった。

嫁の葬式には、引っ越しして遠くなったのにワンコ仲間の方達がわざわざ焼香に来てくれた。

みんな見苦しいほど泣いてたな〜。

 

テレビの街歩き番組もすっかり秋だ。

テレビにも嫁と行きたいと思うところばかりが出てくる。

 

十条商店街を一緒に歩いてお惣菜を買ってみたかったね。

またコストコに行って嫁がワクワクしている顔をもう一度見たかったな。

いつも買っていたあの小さなパンよりも、もっと人気のパンができたんだってよ。

 

もう5年もコストコ行ってないよね。

 

秋刀魚もまた一緒に食べたかったよ。

去年から秋刀魚は高級魚になったって知らないだろ？

君が生きてたなら値段を見てきっと倒れる。

 

マスクをつけて

消毒もして

そして電車に乗って

また二人で映画を見に行きたかった。

 

アニメ好きだったからきっと『鬼滅の刃』を見たら大喜びしたはず。

 

映画の帰りにビールを飲んで

カラオケに行って

酔っ払って肩を組んでフラフラと二人で帰る。

 

生きていたならきっとタリバンは君がやっつけた。

犬を虐待した犯人がテレビに出れば、ほうきの銃口を犯人に向けてパンと打つ。

今でも君はアベンジャーズよりも誰よりも正義の味方だろう。

 

そんなことをもう少しさせてあげたかったよ。

季節が変わるたびにそんなことを思いながら、私はただ5年という年月を繰り返して生きてきた。

 

天気がいいと心が重い。

 

 

またポエムか！

 

老後のおひとりさまごはん

 

昨日の朝食はトーストとハムエッグ、アイスコーヒー。

 

 

ハムエッグは以前はハムと卵をフライパンで一緒に焼いていたが、少し上等なハムだと焼かない方が美味しいことに気付いた。

写真映えもいい。

 

食パンも今流行りの高級な食パンだ。

いただきものだが、たしかにいつもの超熟よりもうまい！

なんせタダで貰ってるからな。

 

 

ランチは旨塩ラーメン。

シンプルスタイル。

 

 

最近、スーパーでも小袋のラーメンスープの種類がやたら増えた。

下手なお店で食べるよりうまいよな〜。

 

 

晩ごはんは海老とブロッコリーと卵のサラダ、冷凍しておいた豚軟骨と大根の煮込み、もずくときゅうりの酢の物。

 

 

豚軟骨と大根の煮込みは本当に美味しかった！

これはまた作ろう。

 

 

冒頭の記事は昨日の朝の天気を見て書いておいたものだ。

なんでも思いついたときに書いておかないとすぐに忘れてしまう。

 

たまに書いておいたことすら忘れているから笑うしかない。

文章って生物だからそんなに保存しておけないのだ。

 

今朝は昨日とはうってかわってどんよりと曇っている。

 

今朝の天気では昨日のようなインスピレーションは湧いて来ない。

 

人間って天気で気分も創造力も左右されるからほんと面白い。