サンタはコタツで寝ていた!
今日はクリスマスイブ。
しかし今年のクリスマスは定番のイルミネーションもなければ、外出さえままならないという最悪のクリスマス。
クリスマスを楽しみにしていたカップルたちにとっては、残念なクリスマスとなったのだろう。
ザマーミロ!
しかし!
外に出られなければ家の中でクリスマスを楽しめばいい!
二人でいればどこでクリスマスを迎えても楽しいのでは?
街中でイチャイチャされるより家にいてくれ!
今日はどこかにひがみっぽいじじいがいるようだ。
クリスマスの思い出と言えば誰でもクリスマスの数だけあると思う。
私はクリスマスの日は必ずサンタクロースの赤い服を着て、大きなケーキを買って家に帰ることになっていた。
仕事帰りの途中でケーキを買い、マンションの廊下で寒さをこらえながらサンタの赤い服に着替え、それから『メリ〜クリスマス〜!』と言いながら部屋へ入るのだ。
愛がなければこんなことはできない。
ましてや、マンションの廊下で着替えているところなど住人に見られては、変態サラリーマンとして警察に通報されることは間違いない!
そんな危険を犯しても娘を喜ばせたい一心のバカ親であった。
そして私のクリスマスの一番の思い出はと言うと、真っ先に思い出すのが娘が小学校4年生のときのクリスマスだ。
娘は小学校にはいってからもサンタクロースはいると信じていた。
クリスマスイブの夜は、必ず枕元に大きな靴下を置いて早めに寝る娘。
翌朝は、娘よりも私が早く起きてサンタさんからのプレゼントを娘の枕元に置き、何事もなかったかのようにまた寝るという、毎年決まった段取りなのだ。
当時はセーラームーンが大人気だったころで、娘もセーラームーンの魔法のロッドを何本も持っていた。
しかし小学生になってからはさすがにおもちゃではなくローラーブレードや、ゲームなどをプレゼントしていたように記憶している。
その年もすでにプレゼントはトイザらスで買ってあり、見つからないように押し入れの奥にしまいこんであった。
そして、娘はこの日もいつものように早めに寝た。
翌日起きて、サンタさんからのプレゼントを開けるのを楽しみにして・・・
私たち夫婦は、その日は遅くまでお酒を飲んだ。
ワインの瓶が何本か空き、そこらへんにゴロゴロ転がっている。
そしていつの間にか私と嫁は酔っ払い、なんとコタツでそのまま寝てしまったのだ。
翌朝。
二日酔いの私が起きたのは、なんと10時過ぎ!
娘はすでに目を覚まして、自分のお布団の上に呆然と座っている。
そうだ!
サンタさんのプレゼントがないのだ!
あわわわ。。。
慌てた嫁は二日酔いでグラグラしながらも、なんとか押し入れまでたどりつき遂に行動に出た!
あろうことか娘が見ている目の前で押し入れを開け、トイザらスの袋からプレゼントを取り出し娘に手渡しながらこう言った!
『お〜ほっほっほ!メリ〜クリスマ〜ス!!』
酒で潰れた声だけが年老いたサンタさんの声だ。
娘はなんでサンタさんではなく、ママからプレゼントをもらっているのかしばらくポカ〜ンとしていたが、一部始終を見ている娘はそのときにはじめてサンタさんはいないことに気がついてしまった。
サンタさんからのプレゼントだと思い込んでいたのが、まさか押し入れの中からトイザらスの袋にはいったまま出てくるとは・・・
この日娘は大人の階段を一歩踏み出した。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はチーズトースト。
大量のサラダを敷き詰めてその上にチーズトーストを置いてあるので、どちらかというとサラダメイン!
ランチは冷凍チャーハン。
冷凍チャーハンにハムとかまぼこ、ネギを足すと手作りっぽいビジュアルになる。
しかし冷凍チャーハンってうまいよね!
休肝日の昨日はメインは銀だらの西京焼き。
脂ののった銀だらは煮付けでも焼いてもどうやってもうまい!
焦げた味噌が最高だね。
あとは肉じゃがと豚汁。
もうサンタの赤い服を着ることがなくなって久しい。
娘には新しいサンタができたし、私の赤い服は用済みとなった。
みなさんは今日のイブのご予定はいかがだろうか。
今年は子供たちも我慢を強いられた1年だったと思う。
せめてクリスマスイブくらいは、思い出に残る楽しい1日にしてあげてほしい。
たまには赤い服を着てサンタに変身してみてはどうだ?
子供たちはきっと大喜びする!
例年なら街中にいたサンタも今年は数が少ないだろう。
ここはお父さんサンタの出番ではないだろうか。
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