夜明けとともに開放されていく心
ここ2〜3年のことだが、私は毎日朝が来るとなぜか心がワクワクする。
何にワクワクしているのかわからないが、これまではいろんなものに縛られながら生きていたのだと思う。
しかし年齢とともにその呪縛が解け、責任という重い荷物をおろし、ありあまる時間を自由に使うことができるということを、最近になって実感できるようになった。
目が覚めて、まず今日は何をしようかと考える。
ひとりっきりの老後は何をしてもいいのだ。
今日も明日もずっと私は自由・・・
心が開放されている実感。
この朝のスタートにとても私はワクワクする。
そのワクワク感が好きだ。
今日の私はなんでもできると考えるだけで楽しい!
ふらりと映画を見に行ってもいいし、ちょっと遠出して見知らぬ街に行ってみるのも面白いだろう。
初めての街には、私が好きそうなお店がたくさん並んでいるのだ。
どこかでビールでも飲むか!
旅の計画を練るのもいい。
コロナが終わったら真っ先に行きたい場所を探しておきたい。
今、一番行きたいのは台湾だ。
来年あたりは行けるようになっているだろうか?
こうやってワクワクの朝はスタートする。
起き抜けのいつもの腰痛も、お前がまだ生きている証だと教えてくれている。
深呼吸するだけで消えてしまいそうなささやかな毎朝の幸福感。
コーヒーの香りがまとわりついて、今朝はいっそう気分がいい。
しかし・・・
夕方になってみると結局どこへも行かず、何もせず、いつものようにたったひとりで1日を終える。
それをただ繰り返すだけの日々。
でもそれでいい。
私には、自由な1日だったことが大事であり、何もしなかったことも自由の選択の結果だ。
孤独の代わりに手に入れた自由は、誰もいない放課後の校庭で好きに遊んでいいよと言われているようだ。
広い校庭を前にワクワクするが、結局ひとりでする遊びなんて何も知らない。
そして今日も早く家に帰れとチャイムが鳴る。
老後のおひとりさまごはん
昨日の朝食はホットサンドと牛乳とお味噌の野菜チャウダー。
ホットサンドのストライプをきれいに見せたかったので、カットする前に撮影してみた。
しかし、スプーン以外は全部ダイソーだ。
安いスタイリングだな。
カットするとこんな感じになる。
そしてホットサンドを包んでいるのは、これもダイソーの英字柄つきアルミホイル。
普通は柄付きのワックスシートに包むと思うが、最近はなんと柄付きのアルミホイルが売られていた。
アルミホイルだからさらに用途が広がる。
いろいろと新しいことを考えるな〜。
ランチは焼きサバ丼。
テレビの男子ごはんでやってたので、冷凍庫にあった昆布サバで作ってみた。
このためにわざわざひじきを煮ていた。
炊き立てごはんにひじきを混ぜてひじきご飯を作っておいて、そこに焼いたサバの身をほぐしトッピング!
大葉をのせればできあがりだ。
まあ、美味しくないわけがないよな。
夜はスーパーでトルティーヤを見つけたのでタコス風に巻いて食べた。
牛肉のスパイス炒め、鶏肉の味噌焼き、海老、野菜などなど・・・
アミーゴ!!
残念ながらコロナビールはないがデスペラードの気分だ!
こうやってみると、私の自由な時間のほとんどは料理とブログに費やされている。
外出もできないし仕方ないと言えば仕方ないのだが、自分は料理ができてよかったとも思う。
もし料理に楽しみを見いだせなかったら、私のおうち時間はとても辛そうだ。
ゲームもいいが、ゲームだけでは生産性がない。
しかし料理は食料を自作するという生産性がともなう。
ただ単に作っているときが楽しいというだけではない。
料理に時間を費やせるということは自由だからこそ!
幸せなことなんだな。
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