何を持って底辺?
私が住むマンションの裏手に立っていた空き家が、最近になって建て替わるらしい。
もうずいぶんと朽ち果てた家だったから危険な感じもしていた。
それで1週間ほど前からその古い朽ち果てった家の解体工事が始まっている。
どこの業者かは知らないが、いわゆる解体屋さんが4〜5人で埃まみれになりながらこの猛暑の中解体作業をされている。
工事の音はさして気にならないが、ここの現場監督なのか解体屋の社長なのかわからないが、とにかくこの男の怒鳴り声だけがうるさい。
どうやら解体作業にあたっているスタッフは外国人ばかりのようだ。
アジア系の人が多いが中には黒人の方もいる。
その外国人スタッフに、この現場監督は1日中とにかく怒鳴りっぱなしなのである。
もうパワハラなんてもんじゃない。
人間扱いすらされてないような言い方だ。
『工事の音よりお前の怒鳴り声の方が一番うるせえよ!!』
と私も怒鳴ってやろうかと思ったが、いつの間にか怒鳴り声はピタッと止んでしまった。
おそらく私と同じように怒鳴り声がうるさいと思った方か誰かが、警察にでも通報したのだろうと思う。
『日本人が外国人労働者をハラスメントしてます』
おそらくこんな通報だろう。
それにしても解体屋という業界ではハラスメントなんて概念もないんだろうな。
何も言わずに怒鳴られながらもただ黙々と解体作業をする外国人労働者・・・
もう人間性もすべてぶっ壊れてしまったかのような表情をしている。
これも社会の底辺の仕事なんだろうか。
新卒向け就職情報サイト『就活の教科書』を運営する会社が、『【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧』というランキングを公開したそうだ。
しかしこの記事がツイッターで炎上して現在は削除されている。
この会社が言うところの底辺職とはなんだろう。
記事の冒頭にはこう書いてあったそうだ。
実は私の田舎の実家は土木工事の会社をやっている。
なので私が高校生の時の夏休みなどは、実家の土木工事のアルバイトをしていた。
私は既に高校生の頃から底辺職の仕事をしていたのだ。
災害があった土地の復旧工事や橋梁工事、道路の補修工事が主な仕事だった。
なくてはならない仕事だと思っている。
そして飯場で人夫さんたちと一緒に焼酎を飲んでごはんを食べた。
高校生の私にみんなは優しくしてくれた。
体はきついけどでも心は疲れない。
そして何より仕事の後の一杯が最高だった!
あ、高校生ね。。。
コメントありがとうございます! いつもコメント楽しみに読んでいます。 しばらくお返事ができませんがコメント頂けたら嬉しいです!
去年娘一家の家の近くに土木工事の現場が出来て、5歳(男)と3歳(女)の孫は、あこがれのショベルカーや大型トラックを見れて大喜び。警備員さんのお孫さんも5歳の男の子とのことで、仕事終いにオレンジ色の誘導灯で、トラックを誘導する時、お仕事の邪魔にならない所で孫がオレンジ色のペンライトで、誘導のまねをするのを許してくれてました。毎日のように行くので、工事現場の人達の名前も覚え、ご挨拶も出来るようになりました。工事も終わりそうな去年のクリスマスに、現場の方たちからサプライズでたくさんのオモチャやお菓子そしてお給料まで頂いてしまいました!娘が自宅に帰って給料袋の中を見ると、5千円札が2枚入ってたそうです。
東大に入り、官僚になり、その優秀な頭を、国のために使わず、多額の給付金サギをする。そいつらが本当の底辺だと思います。
本当におっしゃる通りで胸がすっきりしました。痛快です。
と思っている私。
hiroさまのコメントにも痛く同感です。
編集者がやりたくない仕事一覧ですか?
投票前は平身低頭、這いつくばる様にして、当選した途端そっくり返っているのは、厚顔無恥で恥知らずじゃなければ出来ない仕事です。
コロナの渦中でも開けていてくれたコンビニ、スーパー、命綱の宅配便の方達は、今でも感謝です。
どんな頭でこの企画を考えて最後まで突っ走ったのか疑問しかありませんねー。
一番身近で生活を支えてくれている仕事という意味ならわかりますが、そうでもないようで。
そういう意味なら、この会社の中身が底辺なんでしょう。